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図及び表は、ある地域の15歳以上人口における就業状況を示したものである。これから確実に言えるのはどれか。
1. 総人口に占める15歳以上人口の割合は、85%以上である。
2. 15歳以上人口を男女別に比較すると、女性の人口の方が多い。
3. 女性の15歳以上人口のうち、雇用者の割合は20%未満である。
4. 男性の就業者と、女性の非労働力人口を比較すると、後者が多い。
5. 就業者について、従業上の地位別状況を見ると、60%以上が男性の雇用者である。

…正解は2.なのですが、解説を読んで自分なりに考えたところ、どうしても2.と5.の意味がわからず答えにたどり着けません。どなたかわかりやすい解説をお願いします。

「資料解釈の問題です。」の質問画像

質問者からの補足コメント

  • 載せられなかったもう一つの資料をここに載せます。よろしくお願いします。

    「資料解釈の問題です。」の補足画像1
      補足日時:2015/03/27 00:00

A 回答 (1件)

上のグラフだとアバウトにしかわかりませんが、下の表を見れば計算できますね。



>2. 15歳以上人口を男女別に比較すると、女性の人口の方が多い。

 男女の比率はほぼ半々で、その差はわずかと考えられますから、グラフから読み取るだけでは不正確で、数値計算が必要とあたりを付けましょう。
 男女の数値があるのは、下の表の下半分だけですよね。
 下の表の「15歳以上人口に占める労働力人口の割合」59.6%は、その上の「労働力人口 6,590人」を「15歳以上人口 11,049人」で割ったものですよね。
 この「労働力人口 6,590人」の内訳が、「男性人口の71.6%」と「女性人口の48.5%」の合計なわけです。
 男性人口を M 人とすると、女性人口は( 11049 - M )人。
 従って、

   M * 0.716 + (11049 - M) * 0.485 = 6590

これを解いて、M=5329人、女性は  11049 - 5329 = 5720人。

 女性の人口の方が多いですね。


>5. 就業者について、従業上の地位別状況を見ると、60%以上が男性の雇用者である。

 就業者の地位については、グラフの下の方にしかデータがありません。
 このグラフを見る限り、「男性の雇用者」(つまり雇われサラリーマン)は、雇用者全体(就業者のの87.8%)の、しかも男女比率からすると60%以下と読み取れますね。つまり、「男性の雇用者」は「(就業者総数)×(87.8%)×(60%以下)」ということですから、「就業者の60%以上が男性の雇用者」というのは明らかに間違いです。


 以上でよろしいでしょうか。
 この問題は、全文を読んでいないので明確には判断できませんが、用語の定義や統計の目的が不明確で、不親切な問題のように見えます。「就業者」とか「雇用者」とか分類自体が分かりにくく(一般用語とは定義の異なる役所用語か?)、かつその分類が「全体の内数」なのか分類外の『その他』が存在し得るのかも不明、また割合(%)の母数も不明確です。仕方がないので、与えられた条件の中で常識的に判断するしかありません。
 それが分かれば、あとは「グラフからは定性的、大局的に判断」「定量的にはきちんと数値を計算して判断」ということかと思います。
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この回答へのお礼

丁寧な解説をありがとうございます!
テキストの解説は、簡単なところは説明を省いていて、頭の弱い私には読んでも分からないところが多いのでとても助かりました。

お礼日時:2015/03/28 00:55

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