男性と女性を比べたときに「男性の方がお酒に強い」と思い込む男性が多いのはどうしてだと思いますか?
どうして男性は「男性の方がお酒に強い(女性の方がお酒に弱い)」と思い込む人がたくさんいるんでしょうか?
男尊女卑の考えが根底にあり無意識のうちに「女性=弱い」という方に捉えているのか、肝臓の大きさを比べた時に男性>女性なのでそれを根拠にして「男性の方がお酒に強い(女性の方がお酒に弱い)」と勘違いをしているのか、それとも根拠のないただのイメージでそう思い込んでいるのか、どれだと思いますか?
ちなみに、一昔前までは肝臓の大きさを比べた時に男性>女性なので、「男性の方がお酒に強い」ということが一般的な常識として考えられていました。
しかし近年は、お酒の強さはただ単純に両親から受け継いだ遺伝子情報で左右することが科学・医学的立場の常識になりつつあります。
アルコール分解酵素とアセトアルデヒド分解酵素を正常な量を持つのか、少ない量しか持たないのか、全く持たないのかという遺伝的な要素であって、性差はないということが今の科学・医学的立場の見解です。
日本人のお酒の強さの分布は、以下の3パターンのどれかだそうです。
①56%が酒に強く飲んでも赤くならない人(アルデヒド脱水素酵素とアルコール分解酵素が両者とも活性NN型)
②40%が酒に弱くすぐに真っ赤になってしまう人(アルデヒド脱水素酵素が活性型でアルコール分解酵素が不活性ND型)
③4%が下戸で全く酒を受け付けない人(アルデヒド脱水素酵素とアルコール分解酵素が両者とも失活DD型)
この①②③の3つのタイプにおおまかに分布されるという科学的なデータが既に示されています。
この3つのタイプは、完全に遺伝的要素で決定されるそうです。また、56:40:4という比率に男女差はないそうです。
お酒が強い体質の新成人女性とお酒が弱い体質の新成人男性の総数で比較してみます。
酒に強い遺伝子型を持つタイプ:酒に弱い遺伝子型を持つタイプ:酒を全く受け付けない遺伝子を持つタイプの割合比が56:40:4で、男女差がないという科学的な事実を踏まえると、例えば今年、新成人を迎えた20歳の日本人女性の59万人の中の56%(つまり約33万人)が酒に強い体質ということになり、33万人の新成人の20歳の女性は酒に強い遺伝子型を持つタイプということになります。
1995年生まれから2001年生まれの日本人女性は以下の通りです。
1995年生まれ 59万人
1996年生まれ 60万人
1997年生まれ 60万人
1998年生まれ 61万人
1999年生まれ 59万人
2000年生まれ 60万人
2001年生まれ 59万人
1995年生まれ(今年27歳)から2001年(今年21歳)生まれの日本人女性の人口累計は418万人いて、56%は約234万人です。
21歳〜27歳までの年齢の日本人の女性だけでも234万人が酒に強く、多量飲酒をしても顔面紅潮の症状も起こらず、二日酔いにもなりずらい酒豪体質の女性ということになります。
一方で、酒に強い遺伝子型を持つタイプ:酒に弱い遺伝子型を持つタイプ:酒を全く受け付けない遺伝子を持つタイプの割合比が56:40:4で、男女差がないという科学的な事実を踏まえると、例えば今年、新成人を迎えた20歳の日本人男性の61万人の中の44%(つまり約27万人)が酒に弱い体質ということになり、27万人の新成人の20歳の男性は酒に弱い遺伝子型を持つタイプということになります。
1995年生まれから2001年生まれの日本人男性は以下の通りです。
1995年生まれ 62万人
1996年生まれ 63万人
1997年生まれ 63万人
1998年生まれ 64万人
1999年生まれ 63万人
2000年生まれ 64万人
2001年生まれ 61万人
1995年生まれ(今年27歳)から2001年(今年21歳)生まれの日本人男性の人口累計は440万人いて、44%は約246万人です。
21歳〜27歳までの年齢の日本人の男性のうち246万人が酒に弱く、少量の飲酒でも顔面紅潮の症状が起こり、二日酔いになりやすい酒に弱い体質の男性ということになります。
今年の新成人の20歳(2001年生まれ)の男女を比較した場合、酒に強い体質の新成人女性(酒に強い遺伝子型を持つ新成人女性)が33万人で、酒に弱い体質の新成人の男性(酒に弱い遺伝子型を持つ新成人男性)が27万人です。
お酒が強い体質の新成人女性とお酒が弱い体質の新成人男性を比較すると33万人>27万人となり、お酒が強い体質の新成人女性の方が多いことが分かります。
同様に、各年代で比較をしていきます。
2000年生まれのお酒が強い体質の女性(34万人)とお酒が弱い体質の男性(28万人)を比較すると、34万人>28万人となり、2000年生まれでも、お酒が強い体質の女性の方が多いことが分かります。
1999年生まれのお酒が強い体質の女性(33万人)とお酒が弱い体質の男性(28万人)を比較すると、33万人>28万人となり、1999年生まれでも、お酒が強い体質の女性の方が多いことが分かります。
1998年生まれのお酒が強い体質の女性(34万人)とお酒が弱い体質の男性(28万人)を比較すると、34万人>28万人となり、1998年生まれでも、お酒が強い体質の女性の方が多いことが分かります。
1997年生まれのお酒が強い体質の女性(34万人)とお酒が弱い体質の男性(28万人)を比較すると、34万人>28万人となり、1997年生まれでは、お酒が強い体質の女性の方が多いことが分かります。
1996年生まれのお酒が強い体質の女性(34万人)とお酒が弱い体質の男性(28万人)を比較すると、34万人>28万人となり、1996年生まれでも、お酒が強い体質の女性の方が多いことが分かります。
1995年生まれのお酒が強い体質の女性(33万人)とお酒が弱い体質の男性(27万人)を比較すると、33万人>27万人となり、1995年生まれでも、お酒が強い体質の女性の方が多いことが分かります。
どの年で比較をしても、お酒が強い体質の女性とお酒が弱い体質の男性を比較の結果はお酒が強い体質の女性の方が多いです。(各世代の男女で比べたケース)
男性と女性を比べたときに「男性の方がお酒に強い」と思い込む男性が多いのはどうしてだと思いますか?
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
女性の方が体が小さい人が多いから。
内臓などの違い以外に、体重がアルコールの巡りに関係あることは医学でも証明されています。
あなたのその統計にも、身長と体重の差は一切書かれていません。
そこを掘り下げればちゃんとした理由に結びつきます。
体の大きさって他人が最も判断しやすい要素ですので、イメージになっても仕方ないかと。
No.2
- 回答日時:
人間は、事実よりも信じたいことを信じる生き物だからです。
女は男よりも頭が悪いとか、女の方が性欲が強いとか痴漢されて喜んでいるとか信じている男性が少なくないのも同じことです
No.1
- 回答日時:
>思い込む男性が多いのはどうしてだと思いますか?
経験則からの思い込みでしょうね。
それが本当かどうかはともかく、酒はあまり飲めない、と言う女性は多いですから。
そういう自己申告に数多く接すれば、そういうものかと思うようになりますよ。
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