プロが教えるわが家の防犯対策術!

百目柿で毎年甘柿を大量に収穫するのですが、収穫した柿の実にヘタムシの跡が見られるので
冬の間、幹に布を巻いて蛹を集め3月末に回収して焼却していますが完全ではありません。
並行して3月頃に幹の疎皮を削ってみると蛹が見つかることがありますがこれらはヘタムシの蛹でしょうか?
大きさは1~2mmだ色は褐色です。
ヘタムシ退治には7~8月にスミチオン水和剤を散布することが推奨されていますが葉が生い茂っているので散布も大変です。確認したいのは葉の茂る前に幹をスミチオン等の薬液で消毒、殺菌することで
退治できると散布も容易と思われますが効果は期待できますでしょうか
トニー

A 回答 (1件)

ヘタムシ対策になるかどうかは判りませんが、幹に布やむしろを巻いて、春に取り払って燃やすやり方の場合、遅くても節分までに取り払って燃やすなり、ごみに出すなりしないと、越冬のための座敷を準備したようなものなので、遅いかと思います。


立春になったら、虫たちは活動場所を探して動き出します。
布を巻いて虫を集めて、その布を外したら、その周辺にかなり濃い濃度の農薬を散布して、残っている虫を駆除しないといけません。
1000倍で散布する薬を100倍くらいで幹に散布。

その上で、ヘタムシの駆除は、花が満開の時と言われています。(でも、満開の時に殺虫剤をかけたら交配のための虫が来れなくなる様に思うのですが)
わたし、以前は満開時に殺菌剤(病気と言われていたので)を散布していましたが去年、満開時に殺菌剤と殺虫剤を混合して散布しましたが、実は成りました。
品種は平核無柿です。ヘタの形の黒ずみも有りませんでした。
去年は表年だったので、沢山成ったのかもしれません、今年は裏年なので、同じように薬剤散布して上手く実が成るか楽しみです。

残念ながら、スミチオンを幹に散布しても、そこに虫がいないと何の効果もありません。
虫たちは美味しい所にやってきますので、柔らかい葉っぱや花の方が良いでしょうから、幹には余り付きません。
一部、カイガラムシの仲間が枝に付きますが、それも皮の薄い枝です。

7~8月にスミチオンをかけるのは、イラガの幼虫駆除が目的かと思います。(わたしはイラガの幼虫とアメリカシロヒトリの駆除目的で散布しています)

ヘタの周りが黒くなっていても、皮をむいて食べる人には関係無いようです。
私、渋抜きした物を皮がらみ食べますので、黒いと一寸嫌です。
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この回答へのお礼

Organic33さん

早々に詳細なる御説明を頂き有難うございます
柿の葉が茂ってからの薬剤散布が大変なので幹の粗皮の中に潜んでいる幼虫退治の効果
を期待した次第です
1000倍希釈の薬剤を100倍希釈で幹の粗皮とその他の幹に散布してみます

大変参考になりました。

お礼日時:2015/03/31 11:45

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