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教えて下さい。インバーター駆動AC400V
185KWモーターのベアリング電食が頻繁(約一年)に
発生し困っています。
私なりに調べた所コモンモード電圧が発生し、モーター軸電圧が発生しグリース耐電圧を越えてスパークし電食が発生すると認識しています。
このモーターは基本速度変動はせず38ヘルツで運転しています。インバーターにオペレーターパネルがありその状態をモニタすると出力電圧262VAC、中間電圧614VDCとなっていました。
これだけではよくわからず今まで電食による不具合が発生したことの無いモーター容量は違いますが(AC400V315KW)回路構成、インバーターパラメーター設定は容量による設定以外基本一緒です。
こちらを確認した所54ヘルツで駆動。
出力電圧が376VAC.中間電圧が585VDCとなっていました。この電圧差が起因しているのでしょうか?
周波数によって出力電圧と中間電圧が変わる原理も良く理解出来ていません。
もし、上記理由が原因で発生しているのであればそれを抑制出来るようなアドバイスを頂けると幸いです

A 回答 (3件)

検索で出てきたものですが、


富士技報 インバーター駆動誘導電動機の軸電圧
http://www.fujielectric.co.jp/company/jihou_arch …

等価回路で考えると出るみたいです。
相当経験と知識がないと対策が安全かとか判断ができないと思います。
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下の内容を参考にして下さい。



(1)出力電圧
標準モータ用インバータには「V/f一定制御」と称する運転特性
があります。
AC400V 60Hzの標準モータを38Hzで可変速運転するには「V/f
一定制御」の機能により、出力電圧が運転周波数に比例する必要が
あります。

a)AC400V 185kWモータの場合
ベース周波数(=基底周波数)[Hz]を60Hzとします。
運転周波数が38Hzの場合
AC400V×38Hz÷60Hz=253.3V

即ち、モータに加わる電圧(*)を「253.3V」にする必要があります。

なお、この電圧はトルクブースト[%]の設定により変化します。
また、使用しているインバータの機種等によりますが、モータに
加わっている負荷トルクを演算して自動制御している場合もあり
この電圧も多少変化します。
これらのことからパネルの表示値:262Vは特に問題ないものと思い
ます。
(*)モータに加わる電圧=出力電圧=パネルの表示値

(2)中間電圧
インバータはAC400Vの電源を3相全波整流して一旦直流電圧に変換
しています。
この部分の直流電圧のことを中間電圧と言い
AC400V×√2=565.7V

になります。
場合により入力電圧が高い場合
AC440V×√2=622.3V

入力電圧がAC400V~440Vの範囲であれば
中間電圧がDC565.7V~622.3Vが正常範囲(計算上の値)になり
ます。
実際には、インバータの内部部品構成や機種の機能により電圧が
多少変化しても特に問題ないと思います。

b)AC400V 315kWのモータ場合
運転周波数が54Hzの場合
出力電圧=AC400V×54Hz÷60Hz=360V

中間電圧=AC400V×√2=565.7V
中間電圧=AC440V×√2=622.3V

中間電圧はDC565.7V~622.3Vの範囲であれば特に問題ないと思い
ます。

(3)インバータ機能の設定
標準モータをインバータにより可変速度運転する場合、インバータ
の基本特性の内、少なくとも次の機能を設定する必要があります。

(1)ベース周波数(=基底周波数)[Hz]
(2)出力電圧(ベース周波数[Hz]における電圧)
(3)最高周波数[Hz]
(4)トルクブースト[%]

これらの詳細についてはインバータメーカにて講習会を開催してい
ますので、受講されることをお勧めします。

(4)電食
モーター軸電圧によりベアリングに電食が発生することがあります
のでインバータメーカやモータメーカに問い合わせすると良いで
しょう。
あるいはインバータメーカの講習会にて質問したら、良い対策や回答
があると思います。

(1)電食の例
電食の例については下のURLをクリックして参考にして下さい。

http://www.fukudaco.co.jp/service/bearing/suppor …
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単に絶縁不良なだけじゃないのか。


絶縁試験をやれば一発で判断できる。
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