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高圧回路に設置する停電検知用の不足電圧継電器は一般的には単相分のみ設置していますが、
残りの相は必要ないのでしょうか、ご教示願います。

A 回答 (1件)

非常用発電機起動用の不足電圧継電器は一般的に単相不足電圧継電器が使用されています。


単純な配電線地絡事故による配電用変電所の配電線遮断器がトリップした場合は三相とも停電しますので単相用で賄えます。
しかし、配電線の接続部分の断線、接触不良による欠相を考慮しますと三相不足電圧継電器の設置が必要です。

高圧の電力系統に分散型電源(太陽光、風力、内燃力、水力他)を連系する場合は、異常時に分散型電源を自動的に解列するための装置を施設するように記載されています。【電技解釈第229条】
不足電圧継電器は三相設置が規定されています。
使用目的などにより保護装置(不足電圧継電器)の2重化が必要であったり、いろいろです。
任意設置の場合においては、予算等に余裕があれば三相不足電圧継電器を設置してください。
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