一回も披露したことのない豆知識

「ブス」という言葉はいつごろ成立したものでしょう。
戦前の小説を読んでも見たことがありません。
戦後どのように発生し、成立していったのでしょうか?

A 回答 (6件)

ひとつの説として学生時代に国語教師から聞いた話です。



ブスとは「無粋(ぶすい)」の略であり無粋は「粋(すい・いき)」の逆語である。

という事だそうです。
「粋」goo辞書 http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?id=101663 …
簡単に言ってしまえば「格好が良い」「優れている」と言う意味になりましょうか。

その逆語として否定の「無」を付けて「無粋」でそれを略して「ぶす」となったという説もあるそうです。
江戸時代も言葉を略す事はありましてそれこそ略すのは粋だったそうです。

よく女性は「ぶす」男性は「げす」など言いますがげすの意味も調べて見れば
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%B2 …
となり下品や卑しい者などの意味になります。

どちらも容姿というよりは言動、振る舞いに対しての意味合いが多いようですが時代が進むによって容姿の方が重要性を持ってきて「顔」を表現する言葉になったのでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
「無粋な女だ」→「ぶすな女だ」
説得力ありますね。
女は愛嬌と呼ばれていた時代ですから。

お礼日時:2004/06/28 21:37

「語源の快楽」という本にも、ブスの語源についての考えが載っていました。



よく時代劇で、お代官様やお奉行様が、町娘を中国へ売り飛ばしてしまう話があるんですが(そういや水戸黄門でも)、そういうふうに外国に売られていく女性を、「カラユキ」さんと呼んでいたそうです(たぶん字は唐行(カラユキ))

そこで、引き取る側の中国の人に、女を見せて、「是(スウ?)」「是不是?(ブスウ)」と聞く。
中国商人のめがねにかなわないと、女性は「是不是(ブスウ)」と言われて跳ね返される。

「語源の快楽」本文には、
『「是不是」の中国語も、南方広東系の発音では「スウ・ブスウ」なのである。
かくして、容貌麗しからざる不合格の女性の事を、「ブス」と呼ぶ隠語が成立したものと、筆者は考えている。』
と、シメられてました。この新説はどうでしょうか。

「言語の快楽」 著 萩谷朴 新潮文庫
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
女は外国に売られる上に、ブスウなどと言われてさぞ怒ったことでしょう。
密輸での密談が語源になるとは思えないのですが。

お礼日時:2004/06/28 21:40

こんにちは!



面白そうなので参加させて下さい。

語源は先の方が仰る事が有力なようですね。
いまでも「毒」とかいて「ぶす」と読む事が出来ますからね。
(たとえば、漫画化何かで読んだのですが、「ぶすじま」と言う苗字の方がいらっしゃるようで、IME等のIMでも「ぶすじま」と入力すると「毒島」と表示されます)
また、子供の頃国語の教科書で「附子」って狂言かなにかについて習いませんでしたか?
(確か、お寺の和尚さんがその当時大事な「砂糖」を小坊主さんに食べさせたくなくて、「砂糖」を「毒<附子>」偽り外出して、和尚さんの留守時に小坊主がその「砂糖」を食べてしまい、帰ってきた和尚さん言い訳するこっけいな話でしたが…)
そういう意味で「ブス」は「毒」と言う意味の言葉だったようですね。

しかし、あまり美しくない<言い方が微妙に難しいですが…>な方を「毒」と言う意味が由来の言葉で呼ぶのはあまり良いことではありませんね。
(「正確ブス」なんてのは、「毒のある事でも言いそうな方」って意味で良いかもしれませんが、容姿についてはあまり使って欲しくない言葉ですね)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
毒はドクとしか読みませんが、「ぶすじま」で「毒島」と変換されますね。
毒婦からの発想で不美人の意味になったのでしょうか。

お礼日時:2004/06/28 09:36

ブスの語源については、こちらのサイトを参考にしてください。


http://www.geocities.co.jp/NatureLand-Sky/5877/l …

いつ頃から言われたのかはわかりませんが、
昭和初期の小説で“ブス”は見たことはないですね・・・。

いい言葉じゃなかったので使われなかったということも考えられますが・・・。(^^ゞ
(結構厳しい時期ですから・・・)

参考URL:http://www.geocities.co.jp/NatureLand-Sky/5877/l …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
昭和初期はエログロナンナンセスの全盛期ですね。

お礼日時:2004/06/28 09:31

某サイトにて、下記のように書かれていました。



昔、動物を射るために、矢の先に猛毒として知られるトリカブトの毒を塗って猟をしたそうです。
このトリカブトから摂った毒が「付子(ぶす)」と呼ばれ、付子が体内に回ると、脳の呼吸中枢が麻痺して感情や思考力が停止し、無表情になってしまうそうです。そのため、無表情になった状態をブスと呼ぶようになり、やがて美しくない人を表す言葉になってしまったそうです。
 ちなみに、この付子は鉄砲の伝来と共に役割を武器から漢方薬へと変え、少量ならば強心剤や強精剤として効果を発揮したとの事です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
その説には納得いかないのです。
第一に「付子」を醜女の意味で使った使用例がないこと。
第二にトリカブトで死んだ人を見た人は極端に少ないこと。
第三にトリカブトで毒殺した動物は食べれないのでめったに行われることがないこと。

お礼日時:2004/06/28 09:27

http://gogen-allguide.com/hu/busu.html

この説が有力みたいですね。

参考URL:http://gogen-allguide.com/hu/busu.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2004/06/28 09:21

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