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欧米においてりんごの話がよく出てきます。
アダムのりんご、黄金のりんご、ニュートンのりんご、白雪姫のりんご、
ウイリアムテルのりんご
欧米人には「りんご}が何かを象徴しているのではないか?と考えていますがなんだかわかりません。教えていただきたい。

A 回答 (3件)

ほんとですね。

りんごが多いですね。
bi-nさんが列挙したなかのほとんどは、キリスト教の影響じゃないでしょうか。
「ニュートンが万有引力をひらめいたのは、知恵の実の啓示を受けたから」と、アダムイヴのお話になぞらえているんじゃないでしょうか。
(「黄金のりんご」だけはギリシャ神話ですね。竜が守る神果実ですね。)
表面が真っ赤だから「赤いもの」と思っていたら、割ってみたら中は白いというのは意外性高いですよね。ありふれた果物だからもうだれも意外とは思わなくなりましたが。
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物の本によると,ヨーロッパでリンゴが象徴するものは,「大地,全体性,歓喜,不死,性的快楽,豊饒,不和,回春,罪悪,春の先触れ,秋,終わり,死,完結,知恵,欺瞞」などなどキリがないくらいあります。

もちろんそれぞれに深い意味があり由来があるのでしょうが,リンゴがこれほど広範な象徴性をもつ大きな理由としては,「古代ヨーロッパにおいて,リンゴが果物の代表だった,あるいはリンゴとは果物のことであった」ということが挙げられると思います。

古期英語で apple といえば,berry(漿果)以外のすべての果物を指す語だったようです。また,フランス語でリンゴの意味を表す pomme は,ラテン語で果物という意味の pomum から来ています。アダムとイブが食べたとされる「リンゴ」も,実際に聖書には「知恵の実」と書かれているだけ,それがいつの間にか果物の代表としての「リンゴ」にすり替わってしまったのでしょう。pineapple だってリンゴとは全然関係なさそうです。

「鹿」の意味の英語 deer は本来「動物」全般を表す語でした(ドイツ語の Tier は今でも「動物」の意味です)。それと同じように,「果物」一般を表す語が,その代表的なものである「リンゴ」だけを表すようになったと考えられるわけです。

ギリシャ神話によく出てくるリンゴや白雪姫のリンゴが,はたして現在私たちが「リンゴ」と呼んでいるものであったかどうか,疑問の余地はあると思います。また,ニュートンのリンゴ,ウイリアムテルのリンゴなどは,それこそ日本でいえば庭の柿の木みたいなもので,そこらへんにリンゴの木がいくらでも生えていたということなのではないでしょうか。調べてみたわけではないので半分以上ヨタ話ですが。
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 こんにちは。


 中世当時、ヨーロッパの民衆が親しんでいた宗教劇によく題材とされたものの中に「楽園の木」があります。これは御存知のように「創世記」に出てくる「エデンの知恵の木」のことです。蛇にそそのかされて、神に禁じられた知恵の実を食べたアダムとイブが楽園を追放されるという物語ですが、これは「人間の原罪」というキリスト教にとってもユダヤ教にとっても大事な教えで、よく演劇のモチーフとなりました。劇中では、知恵の実に見立てた「りんご」を飾った小道具の木が使われていました。
 このことから、欧米では「りんご」が「人間の原罪」、「知恵」、そこから発展して「人間が知恵を得たことによる幸福」などを象徴しているのではないかと思われます。
 因みに欧米でクリスマスを象徴する色は「金・紫・赤・白・緑」の5種類とされていますが、その中の赤は「キリストが流した血の色」と「幸福の象徴であるりんごの色」を意味するとされています。
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