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【秋の読書】なぜ秋に読書なんですか?

梅雨で雨が降って外に出られないわけでもないですし。

A 回答 (4件)

終戦まもない1947年(昭和22)年、まだ戦火の傷痕が至るところに残っているなかで「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」という決意のもと、出版社・取次会社・書店と公共図書館、そして新聞・放送のマスコミ機関も加わって、11月17日から、第1回『読書週間』が開催されました。

 
そのときの反響はすばらしく、翌年の第2回からは期間も10月27日~11月9日(文化の日を中心にした2週間)と定められ、この運動は全国に拡がっていきました。
そして『読書週間』は、日本の国民的行事として定着し、日本は世界有数の「本を読む国民の国」になりました。
いま、電子メディアの発達によって、世界の情報伝達の流れは、大きく変容しようとしています。
しかし、その使い手が人間であるかぎり、その本体の人間性を育て、かたちづくるのに、「本」が重要な役割を果たすことはかわりありません。

【燈火可親】
「灯火親しむべし」と訓読みされます。
涼しい秋の夜長は、読書を楽しむのに最適ですと言う意味の四字熟語です。
中唐の文豪韓愈(カンユ:字は退之(タイシ)。768年~824年)が、息子の符(フ)に学問の大切なことを話し、それには読書が一番であり、そして今灯火親しむ秋である。読書をしなさい。と言うことを込めて作った
「符 書を城南に読む」という詩の中に【燈火 稍(ようや)く親(した)しむべく】という形で出ています。

この詩は、五言×54句の長い詩です。
前半は、学問をすることの重要性を説き、

賢愚同一初     賢愚 同(とも)に初めを一にするも    
「同じスタートラインに立っても」

一為馬前卒     一は馬前の卒と為り            
「方や一兵卒」

一為公与相     一は公と相(しょう)と為り        
「方や宰相」

問之何因爾     之を問ふ 何に因りて爾(しか)ると    
「これは何故だ」

学与不学歟     学べると学ばざりしとか          
「学問をするかしないかだ」

と その差の甚だしさを述べ、
後半は、今まさに勉学・読書に最適な秋であることから、

時秋積雨霽    時秋にして積雨霽(は)れ         
「雨もあがった」

新涼入郊墟    新涼 郊墟に入る             
「涼しくなり始め、郊外の村に行き」

燈火稍可親    燈火稍(ようや)く親しむべく       
「燈火のもとで」

簡編可卷舒    簡編 卷舒(けんじょ)すべし       
「書物を開くがよい」

恩義有相奪    恩義 相奪ふこと有り           
「愛と厳しさ、かたよりがちになる」

作詩勧躊躇    詩を作りて 躊躇を勧(はげ)ます     
「詩を作って、ためらう息子を励ます」

とあります。

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この回答へのお礼

みなさん回答ありがとうございます

お礼日時:2015/10/30 21:16

秋の夜長が元だと思います。


江戸時代日の出から日没までを6つに分けて時間を決めていました。
ですから夏は朝5時ぐらいから夜7時ぐらいまでが昼です。当然くたくたで夜はあまり自由に時間がなかったのです。
秋になると朝は6時ぐらいから夕方5時半ぐらいまでが昼で後は夜です。当然時間的な余裕があるので、人々はいろんな事をしたのだと思います。当時の娯楽はあまりありませんので、本をよく読んだのでしょう。
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夏から秋にかけて日暮れが早くなり夜が長く感じて読書する。


灯火親しむべし=秋の夜は涼しくて灯りをともして読書する。
昔は、現在と違い、娯楽が少なく秋の夜長は読書する以外なかった。
秋の夜長隣の人は何するぞ。
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読書は基本的に、夜するものって事だと思います。


だんだん日没が早まって、”秋の夜長”って言うでしょ。
冬はもっと夜長だけど、寒いから夜更かししずらいし。
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