これまでで一番「情けなかったとき」はいつですか?

私は、新たまって考えてみると、“備付け”をよく使っています。理由は、次のことのようです。
1.送り仮名があると読み易い
2.とはいえ、送り仮名が多いのは冗漫である
3.漢字に挟まれた送り仮名は、美しくない
以上の怪しげな理由付けにより、”備付け”のように、最後にのみ仮名を付けているようです。と、書きながらも、“読み易い”には挟まれた送り仮名を使っていますが。
皆様は、どの送り仮名を使っていますか?  “備付”、“備え付”、“備付け”、“備え付け”

A 回答 (6件)

普通は「備え付け」でしょうが、私は頑なな「備付け」派です。



理由は質問者様の1.~3.と全く同じです。
特に<3.漢字に挟まれた送り仮名は、美しくない>は漢字
の持つ簡潔さを失わせ、先人の考案した漢字語句と文化への冒涜である
とも感じて居ます。
技術的な英独文を翻訳する事が多いのですが、普通は和訳文が原文より
短く簡潔になります。漢字の使用もその理由の一つです。
「備え付け」「取り組み」「組み合わせ」等は何か間が抜けて居ます。特に科学技術関係の文中では。

余談ですが、ご存知ですか?
翻訳は、訳語1字が何円で計算される事があります。
つまり「備え付け」が「備付け」より高いのです。
それで、「備え付け」や、ひどい場合は「そなえつけ」と漢字を
使えば良いのに字数増やしをしている様な訳者がいてイライラ
することがあります。

時代遅れと言われようが「備付け」がいい。そんな気分です。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
漢字に挟まれた送り仮名は
<何か間が抜けて居ます。>
ですね。高尚な理屈付けをすれば
<簡潔さを失わせ、>
<漢字語句と文化への冒涜>
ですね。私の気持ちを、具現化して頂きました。翻訳も、経済性と美意識の葛藤があるのですね。

お礼日時:2015/11/04 11:32

結論だけを書くと、どれでも間違いではないでしょう。


 ただし、“備え付”は異様ですし、“備付”もちょっと一般性がないかもしれません。
 詳しくは下記をご参照ください。
【送り仮名の話〈1〉──取り扱う 取扱い 取扱説明書】
http://ameblo.jp/kuroracco/entry-12092898028.html
 以下は一部の抜粋(重言)。

 非常に興味深い。
 いい機会なので、「送り仮名」について書いてみたい。
 質問者の3つの方針にも注目したい。とくに重要なのは「3.漢字に挟まれた送り仮名は、美しくない」。これじゃ単なる主観とも言えるが、世の中の傾向はこのとおりになっている。
 まず質問の「備え付け」に関してWeb辞書を見てみよう。
https://kotobank.jp/word/%E5%82%99%E3%81%88%E4%B … 
 Web辞書を見る限り、「備え付け」しかない、ということで終了(笑)。まあ、これが「本則」(常用漢字表に従った「イチバン基本的な読み方」くらいの理解でいいだろう)だから、イチバン無難ではある。
 実は送り仮名に関しては辞書は役に立たないことが多い。「本則」以外の許容がバラバラで基準がまったくわからない。こう書いても間違いではない、というのがわかることがあるが、そんなことを言えば、「備え付け」に関しては質問の4パターンはどれも「間違い」ではない。まあ、「備付」「備え付」はあまり一般的ではないが。

 さて、ここから先はけっこうメンドーな話になる。
「送り仮名」に関しては、一般的には下記に従うのが無難だろう。
【送り仮名の付け方 文部科学省】
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/k1973061 …
 問題は通則6〈本則 複合の語(通則7を適用する語を除く。)の送り仮名は,その複合の語を書き表す漢字の,それぞれの音訓を用いた単独の語の送り仮名の付け方による。〉の〈許容 読み間違えるおそれのない場合は,次の( )の中に示すように,送り仮名を省くことができる。〉って部分
==============引用開始
許容 読み間違えるおそれのない場合は,次の( )の中に示すように,送り仮名を省くことができる。

〔例〕 書き抜く(書抜く) 申し込む(申込む) 打ち合わせる(打ち合せる・打合せる) 向かい合わせる(向い合せる) 聞き苦しい(聞苦しい) 待ち遠しい(待遠しい)

田植え(田植) 封切り(封切) 落書き(落書) 雨上がり(雨上り) 日当たり(日当り) 夜明かし(夜明し)

入り江(入江) 飛び火(飛火) 合わせ鏡(合せ鏡) 預かり金(預り金)

抜け駆け(抜駆け) 暮らし向き(暮し向き) 売り上げ(売上げ・売上) 取り扱い(取扱い・取扱) 乗り換え(乗換え・乗換) 引き換え(引換え・引換) 申し込み(申込み・申込) 移り変わり(移り変り)

有り難み(有難み) 待ち遠しさ(待遠しさ)

立ち居振る舞い(立ち居振舞い・立ち居振舞・立居振舞) 呼び出し電話(呼出し電話・呼出電話)

(注意) 「こけら落とし(こけら落し)」,「さび止め」,「洗いざらし」,「打ちひも」のように,前又は後ろの部分を仮名で書く場合は,他の部分については,単独の語の送り仮名の付け方による。
==============引用終了

 複合語の場合、〈読み間違えるおそれのない場合〉は送り仮名を省略できるらしい。これがちゃんとした基準になるか否かは不明だけど。これで「備付け」「備付」も許容された。ただ、↑の「取り扱い(取扱い・取扱)」「乗り換え(乗換え・乗換)」を見てもわかるように、「備え付」は特殊だろう。
 このあたり関して、世間の慣例は下記のようになっているらしい。
1)取り扱う 乗り換える←動詞は素直に送る
2)取(り)扱い 乗(り)換え←名詞になると漢字の間の平仮名を落としてもOK
3)取(り)扱(い)説明書 乗(り)換(え)駅←さらに複合語になって漢字が続くなら間の平仮名を落としてもOK

「備付け」は2)に従った書き方。
「備付」は「備付用」なら3)に従った書き方。単独で「備付」はちょっと厳しいかな。
 このへんは「慣例」としか言えない部分が多いので、深入りすると泥沼が待っている。
 新聞の用字用語のルールは、【送り仮名の付け方 文部科学省】 をベースに、多少アレンジを加えている。こちらに「備え付け」に関する記述は見当たらない。
 まあ、本則どおりなのだろう。

【送り仮名の付け方 文部科学省】に逆らうのは無謀だが、どうにも理解できない部分もある。
 大原則は通則1の〈本則 活用のある語(通則2を適用する語を除く。)は,活用語尾を送る。〉のとおりなんだろう。
「明るい」は例外的に「る」を入れるらしい。じゃあ、「明く」なのに「明ける」なのはなぜ……と言った話に関してはまた今度。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
世間の慣用は次のようになっているようですね。
<動詞は素直に送る>
<名詞になると漢字の間の平仮名を落としてもOK>
ですね。とはいえ、各人の考えに任されている、といった方が正確ですね。

お礼日時:2015/11/08 19:29

そうですね。


特に意識してなかったので確実ではありませんが、PC の変換では「備え付け」が最初に出てくるので、今は、これを使っているような気がします。

私の変換機能では、
・備え付け
・備付
・備付け
・備えつけ
の順で変換されます。
手書きのときならどう書いていたか・・・ちょっと思い出せません。
「備品」という語が浸透していることもあり、特に「え」の必要性は感じなかったかもで、「備付」「備付け」も抵抗無く使っていたような気がします。文脈には左右されたと思いますが。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
PCの変換でまず出てくる”備え付け”をご使用なのですね。不肖私のPCも”備え付け”が出てくるので、中の“え”を消して使っています。こんなつまらぬ所に気を使わないで、全体の文章をもっと推敲すべきなのでしょうが。

お礼日時:2015/11/04 11:19

備え付け ですね


私は送り仮名の多い方を選びがちで 略しも余り使わないかも
しかし これが通常の文章で無い場合はまた別かも
貼り紙等に使うとか 時々迷いますいろいろ 他の言葉の時とか
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<備え付け ですね>
<送り仮名の多い方を選びがち>
なのですね。当然、場合によって、いろいろ斟酌されているのでしょうが。

お礼日時:2015/11/04 10:54

新聞や放送などでは「備え付け」ですね。

公用文や教科書なども同様かと思います。

「送り仮名の付け方」 (昭和48年内閣告示第2号)
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/k1973061 …

通則6~7あたりを参考にされるとよいでしょう。


一般的な表記 → 「取り扱う」「取り扱い」
読み誤るおそれがない場合 → 「取扱い」
慣用の固定した語 → 「取扱説明書」
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
一般的な表記は、「取り扱い」。場合によっては、「取扱い」「取扱」を使われていらっしゃるのですね。

お礼日時:2015/11/03 21:31

長文のメールなどで「そなえつけ」という文字列を使うなら「備え付け」まで送り仮名を使います。


取扱説明書などで「そなえつけの…」のように文字列に続くものが存在する場合も「備え付け」。
箇条書きや売り場のポップなどのように「そなえつけ」が体言止めになるようなら「備付」。
“備え付”、“備付け”は使いません。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
「備え付け」と「備付」とを、状況によって使分けされているのですね。

お礼日時:2015/11/03 21:27

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