当方、家を建てようと考えている者です。
先日、土地5地点での地盤調査が行われ、地耐力20kN/m2を下回ったので地盤改良が必要と言われました。
また、土質は表面が砂質土で、深くなるにつれて礫質土になる事、また地表から1.8mで強固な地盤に当たるという調査結果が出ました。
乾式柱状改良(DSP工法)という地盤改良が実施されます。
杭の太さは一本約500φ、数としては20坪の土地に
20〜30本打つそうです。
元々購入する予定の地域は歴史があり、調べに調べた結果、地盤は硬いとされていた場所だったので正直ショックです。
土地の形状としても、傾斜や段差、崖になる部分がある訳ではなく、本当に平坦です。
ここで質問なのですが、そもそも乾式柱状改良というものは、地盤改良というものは、ズバリ、改良すれば30~40年は問題なく住めると考えて良いのでしょうか?
勿論、業者が改ざん等せず、問題なくしっかり施工した場合、そして上記の条件時の話です。
元々、地盤は絶対問題ないと思えた場所しか購入しないという価値観の元、土地探しをしていました。実際、隣の建売の土地は地盤調査の結果、問題ないと出たそうです。
しかし、いざ自分の土地を調査してみると、やや軟弱な部分が調査の結果としては数値で表れた、という事です。
建築士としての見解、何故一部弱いと出たのか、ここでは省きますが、理由もしっかり教えていただきました。
考え方を換えれば、ベタ基礎でとりあえず問題ないと言われた土地よりも、やや軟弱な部分はあるけどしっかりした地盤改良で問題ない、と言われた方が、長持ちするのかなと考えたりもします。
皆さんはどう思われますか?
当方、経験不足もあり、地盤改良自体に抵抗があるのです。
知識のある方、独断と偏見で構いませんので、ご意見宜しくお願いします。
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
地耐力20kN/m2以上なら建築基準法ではべた基礎でOKです。
http://www.mokuzou.com/01_hou/hou02_check/check0 …
地耐力20kN/m2以下ですから地盤改良が必要となります。
地下1.8mに強固な地盤があるというのは地盤の良い地域ですね。たまたま土地が形成されたときに周囲から土砂や泥が流れ込んできたという窪地だったのでしょう。
>DSP工法
よく見かける工法です。我が家は地下6mまで軟弱地盤(5~10kN/m2)なのでこの工法でやりました。30年経っていますが東日本大震災でも基礎は問題なし(最近、基礎に5mに1cmの傾きがあると言われ、調べたら問題ないレベルと分かりました。)です。我が家は軟弱層が厚いので地盤改良しても揺れが大きく屋根瓦が落下しました。基礎周りの土地は沈下し玄関先のたたきが沈下傾斜(ここも地盤改良しておくべきだった。)、ベランダを支える柱の沈下、ガス管水道管が損傷しました。質問者さんのところのように軟弱層が薄ければ地震の揺れは弱くなると思います。
問題は地震で我が家と同じようなことが起きないようガス管、水道管の埋設法を考え、玄関先などの沈下対策が必要と思います。軟弱層が1.8mなら心配ないかも。
ご返答ありがとうございます。
まさに求めていた解答です。
本日、乾式柱状改良を実施しました。実際は1.5mの部分に、25本の杭を打ったそうです。
1.5mで強固地盤という事がどういう事なのかを知りたかったです。
柔らかい土地であっても、しっかり地盤改良すれば住める家はたくさんあるのだという事が色々調べていて感じた事です。
勿論、しっかり施工した上での話ですが。
工務店側の見解も同じような解答で、歴史があり、家しか建ってこなかった場所であり、何度も家を建てて壊してまた新たに建ててを繰り返しているうちに、固い地面に近い地質から少しづつ削れ、土をかぶせてを繰り返した結果、今のやや軟弱な部分というものが形成されたので車ないかという事でした。
1.5mに強固地盤があるのであれば、それは良い方だと。
自分の経験としてはそういう感覚であると建築士の方はおっしゃっていました。
また今回は隣の土地が問題なかった為、私が購入した土地も問題ないであろうという見解の元、購入となったので、工事費は全て当社で負担しますと言ってくださいました。ですので工事費は無料でした。
No.4
- 回答日時:
質問の主旨は地盤改良したくないということですか?
それは出来ません。専門家がしっかりした診断を下しているのですから。
技術に絶対はあり得ません。想定外の震度の地震が来たり、活断層の近くだったりすれば
当然地盤改良していても大丈夫とは言えません。
ただし、想定以内の災害であればこの先ある程度は安心して暮らしていけます。
何にしろ地盤改良の指示が出ている物件で、改良せずに設計が出来ないので、地盤改良が嫌だと言っている限り、家は建ちません。
ご返答ありがとうございます。
いえ、地盤改良したくない訳ではありません。
地盤改良に抵抗があるので、地盤改良とは土地を買う上でよくあることなのか、固い地層に当たるまで1.8mというものがどういう状態なのか、いや、この状態は質問内容からすると異常なのかとか、その辺りを知りたかったのです。
色々な事情から、家を買う事はほぼ、どんな状況であってももう決定している状況なので。
No.2
- 回答日時:
全体的に地盤改良(本来は地盤補強工事と言います)が必要の無い地域だとしても、一つ一つの計画地(区画)において、様々に違う要因がある場合があり、地盤補強工事が必要になる場合は多々あります。
>そもそも乾式柱状改良というものは、地盤改良というものは、ズバリ、改良すれば30~40年は問題なく住めると考えて良いのでしょうか?
このDSP工法という工法は、経験がありません。しかしながら、柱状改良と表層改良を合わせたような工法ですね。
乾式の粉体で、土壌と混ぜ合わせ連続した柱状を作るようですが、表層改良の場合には計画地建築面積全体を大きいブロック体として改良しますので、粉体と混合してもそれほど心配は無いのですが、連続しているとはいえ、柱状だと大きく不安が残ります。だったら、600φの通常のセメントミルクを使用した柱状改良の方が信頼できるような気がいたします。本数も少なくてすむと思います。
施工スペースが、確保できないので、この工法を選択されたのですかね?
実質的な保証は10年だと思われますが、保証期間は確認されていますでしょうか?
また、地盤補強工事の保証というのは、災害などによる天変地異が起きた場合は、保証対象外になると思いますので、事前に確認が必要です。
ご返答ありがとうございます。
まさにその通りだと思います。
今回、家を立てるにあたって調べて行った結果、同じ場所であっても、隣と違う地盤状況だという事は、よくある事なのだと思いましたし、それは建築士であっても分からない事なのだという事も感じました。
何事もそうですが、色々な人が関わり、自然と向き合いながら実施していく物事において、完璧はないよな、と。
工法は、無料でしていただける事になったので、工務店が良いと思う方法、理由を説明していただき施工となりました。
保証期間は10年です。そして工務店に聞いたところ、やはり地盤保証は災害は対象外である事、それを地震保険や火災保険に加入し、補っていくのだと説明を受けました。
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