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オーケストラの並び方で、管楽器はたいてい同じ楽器の奏者が横に並んでいるのに、ホルンだけは4人が飛び地?で方陣を組んでいるケースをしばしば見かけます。なんででしょう?

(2本ずつ2組、というのはわかります。でも横並びにしない理由があるのではないかと)

A 回答 (5件)

No.4です。

最後の結論を書き忘れました。

 4本であっても、「2本のペア × 2」なので、「2人×2列(2人ペアが2列配置)」に並んでも、「4人一列(2人ペアが横配置)」でも、どちらでも可能ということだと思います。
(マーラーなどでは、8本が一列に並ぶこともありますね。でも、4本×2列の方が演奏しやすいようです)
 演奏しやすさ、本拠地とするホールのステージ上のスペースの関係などで、オーケストラごとに「標準配置」が決まっています。そこから、演奏するホールに応じて、打楽器の人数や配置、弦楽器の配置(最近はヴァイオリンの両翼配置も多い)による配置の変更や、指揮者の指示がある場合、適宜変更するようです。
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4人で「ボックス」にしているということですか?


 その方がお互いの音や、トップ奏者の合図や呼吸が全員に伝わるからです。
 ただし、全体の配置やスペースで、横一列になることも当然あります。
 ホルンが「飛び地」とは、他の金管楽器と離れているという意味ですか? オーケストラでは、ホルンは金管よりも木管楽器とアンサンブルすることが多いので、木管楽器の近くにいます。

 なお、オーケストラ曲のスコアをご覧になれば分かりますが、ホルンが4本の場合でも、「2本ずつのペア」(2本のペアが2組)という使い方が多いです。
 ベートーヴェンが初めてホルンを4本使った交響曲は「第九」ですが、例えば下記の第九のスコアでは、
 4 Corni  ← イタリア語で Horn の複数形
 ・Ⅰ Ⅱ in D (ニ調管)が2本
 ・Ⅲ Ⅳ in B basso(低い変ロ調管)が2本 ←「B」はドイツ表記です。英語表記だと「B♭」
になっているのが分かると思います。
 つまり、「Ⅰ、Ⅱ」で1ペア、「Ⅲ、Ⅳ」でもう1ペアということです。

↓ 第九の冒頭のスコア
http://repertory.jp/img/score/in/etp/etp411_1.png
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この回答へのお礼

ボックスと飛び地、両方の意味が知りたくて質問しました。
別々の理由かもしれないし、関係性があるかもしれないし・・・

移調楽器を使う場合には、更に2ペアが前列後列のほうが合わせやすそうですね。

お礼日時:2016/03/28 13:21

しばしばというか、大抵は二列(かそれ以上)ですね。


管弦楽の配置に関する考え方は様々なので断定的な理由は無いと思いますが、ホルンについてはまぁなんとなくわかります。

まず、フルオーケストラのよくある編成(所謂二管編成)においては、どの管楽器も2~3台で、4台以上はホルンだけです。それだけでホルンが他パートと違う配置になりがちな理由にはなっていると思います。そもそも2・3台であれば二組に分けるのは難しいですから。(つまり近・現代以降の四管編成なんかであれば、どの楽器も二列になり得ることも意味しています。ただその場合はホルンは6台以上になったりするのですが・・。)

あと、ホルンの音響的役割もあると思います。ホルンは金管楽器でありながら、その音質上木管楽器と組み合わされることも非常に多いです。例えば小編成の室内楽・・・木管四重奏以上になると大抵木管にホルンが加えられることが多いですね。管弦楽においてもそういった役割は変わりません。
この「金管と木管の中間or橋渡し」的役割が、ホルンが後列の金管とその前列の木管に渡って二列に配置される意義に繋がっているかもしれません。

もう一点。ホルンは他の管楽器に比べても、ただでさえ通常かなり控えめな音量・音質ですね。四人も横一列に並べると端の奏者同士で聞き取りにくくもなり、アンサンブルの観点から不利です。小さくまとまった配置の方が互いの音を把握し易いというのはあるかもしれません。ホルンだけが金管・木管から隔離されたように配置されることがあるのも、他の管楽器の音に埋もれずにホルン同士で聞き取り易くする為かもしれません。
ホルンはコーンが後方に向いている珍しい楽器なので、むしろ2~4番ホルンが後列にいる方が前列ホルンの音を聞き取り易いというのもあるかもしれませんね。

以上は自分の勝手な推測で、他にも理由があるかもしれません、それはわかりません。
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この回答へのお礼

「金管と木管の中間or橋渡し」これはなるほど、おっしゃる通りですね。

「四人も横一列に並べると端の奏者同士で聞き取りにくくもなり」4人並ぶと一番下手?の人は3人分の音圧を受けて合わせづらそうだし。逆に一番上手の奏者は反対側の奏者の音は聞こえなさそうです。

お礼日時:2016/03/28 13:18

他の管楽器は正面に音が出ますが、ホルンのラッパは裏向きです。


その裏向きの音がどのように客席に届くのか、その経路を考えた配置なのでしょう。
同じ楽器の奏者が横に並ぶのは、音の経路をそろえて和音を届けたい、だと思います。
直進性の高い金管楽器は後方に、発散性の弦楽器は前方に、
そんな基本型もあると思います。
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この回答へのお礼

ホルンのラッパの向きと直進性というのはよくわからかったのですが、ステージなら反響板を回らせて客席へ、というのであれば私にも理解できそうです。

お礼日時:2016/03/28 13:13

本気で吹くと、うるさいからです(^_^;

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この回答へのお礼

真っ先に回答ありがとうございます。
なんとなく、理解できます。更に、一部の曲を除いて他の管楽器より人数も多いようですし。。。

お礼日時:2016/03/28 13:11

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