
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
有名な聖句なのに、そのままの表現どおりですと???なってしまう箇所ですね。
マタイの福音書(5:1~3)には「心の貧しい人々は、幸いである。天の国はその人たちのものである。」とあります。イエス様は旧約聖書以来の伝統的意味を持つ「貧しい人」についてお話になりました。
問題のこの部分はギリシア語の原文によりますと「貧しい人たち・霊について」となります。現代の聖書学者の一致した見解によりますと「神の前で謙遜な人、乞い求める人、自ら誇るものは何もなく自分の精神的な貧しさを知っている人」となっています。
貧しい人=自分が霊的に貧しい人間であることを認め、神によるすがることなしに生きてはいけないと悟った人」を表しています。
イエス様の言葉から見てみましょう。
「貧しい人には福音が告げられている」(マタイ11:5)(ルカ7:22)(ルカ4:18)
この言葉のもとは旧約聖書イザヤ61:1~2 に「貧しい人」は「心の打ち砕かれた人」「捕らわれた人」「鎖につながれた人」「嘆いている人」と言うことがわかります。つまり「神の助け以外によりどころのない圧迫された人々」というのがおわかりになると思います。
イエス様は誰に福音を告げようとしたのでしょう?
「小さい人、病気の人、飢え乾く人、重荷を負う人、幼子の心を持つ人、無知で無教養な人、道徳的にいかがわしい人」など当時の一般的考えでは救われる可能性のない人々だったのです。
これらの人が救われるのは「悔い改め」(ルカ13:3~5)「みこころにかなった生活」(マタイ6:3)を通じてとありますから、やはり「貧しい人」というのは「神の助けのみが生きるよりどころである人々」ということがわかります。
結論になりますが当時のユダヤ人の救われる見込みのない「貧しき人々」に対して「天国はあなたがたのもの」とおはなしになられたわけですね。
No.6
- 回答日時:
それは決して金銭的にだけではないのです。
教養であったり色々な面において貧しい人のことです。教養があり、社会的身分のしっかりした人、聖書の中で言うファリサイ派のような人は、神様を信じることが出来ないのです。出来ない状態にあるのです。人間的に、自分は高いという風に思っていて、本当の真実を受け入れられない状態にあるのです。よくいうような表現で言えば、プライドが邪魔して、新しい考え方が理解できないのです。
でも、教養や社会的身分に貧しい人は、そうではないです。プライドもなく、誰も自分が人間として完成されていると思ってないので、簡単に神様を受け入れることが出来るのです。だから、神様を用意に理解することが出来るのです。そういう意味で、貧しいあなたは幸せである。神の国はあなたたちのものであるかなのです。神の国があなたたちのものになるというのはつまり、神様を知ることが出来るという意味なので。

No.5
- 回答日時:
個人的な解釈ですが、
「今貧しくても、信じていく中であなたがたは幸せになっていく」
「経済的には貧しくても信じる事が出来るから幸せである」
このように考えれば?
No.4
- 回答日時:
#1です。
補足します。
確かにマタイの福音書では「心の貧しい人々~」と
なっていますが、ルカの福音書では「貧しい人々~」
になっています。
質問者さんの質問があくまでも「ルカの」ということ
なので貧しい=お金がないと回答しました。
この違いはかなり論議されるところで、
ファンダメンタルな信者はイエスが発言した場所の違い
だと説明していて、ルカの方を「平地の聖訓」として
いるくらいです。
ただ、イエスが語った相手はいつも貧しい人達で
あったはずで、その人たちにわざわざ「心の貧しい~」
というのはおかしいという意見があり、私もそう
思います。
結局解釈の違いに過ぎません。
No.2
- 回答日時:
「苦しい時の神頼み」とか「人智を尽くして天命を待つ」といった言葉をご存じでしょう。
自分の力を信じ、自分の力に頼っている人には、神など不要です。ところが、自分の貧しさ、無力さを悟った時、人は神に頼ろうとします。すなわち「貧しい者」とはお金のない人ではありません。また、客観的に見て貧相な人ではありません。自らの「貧しさ」を認めた謙虚な人のことです。そのような人は神に頼ろうとするので、神の無限の力を得ることができ、天国にいるような奇蹟を体験できるというのです。
神の目から見れば、一人の人間など虫けら同様です。けれども、それすら捨ておくことのない神を認め、それに信頼することが幸福の秘訣だというのです。
No.1
- 回答日時:
貧しい人は、お金がないから現世の欲に縛られない。
逆に生活にも事欠くことがある。
そんなとき頼れるのは神だけ。
それでひたすら神を信じる。
神を信じる人が救われるのが神の国。
ようするに神を信じるしか道がないから
神を真剣に信じ、それで神に救われる
ということだったと思います。
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