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日本の国旗には、ご存知の通り真ん中に太陽を示す赤い円がありますが、他国の国旗を見ると太陽より星や月など、太陽以外の天体を取り入れたものが多いようです。

太陽を国旗に取り入れているのは、アジアでは日本以外だとバングラデシュ、ネパール(国ではないですが台湾)しかなく、それ以外の地域でもアンチグア・バーブーダ、アルゼンチン、ウルグアイ、マケドニア、カザフスタン、キルギス、ナミビア、ニジェール、ルワンダ、ナウル、キリバス、マーシャル諸島くらいです。

こう書くとそれなりにあるようですが、ほとんどが小国であり、日本以外にそれなりの大国だといえるのはアルゼンチンくらいです(人口だとバングラデシュ、面積だとカザフスタンも大国かもしれませんが)。
そして、太陽を取り入れている国旗より星や月(特に星)を取り入れた国旗の方が圧倒的に多く、現代の超大国と言える米国と中国の国旗には双方とも星が入っています。
国旗のデザインとして、太陽よりも星や月の方が世界的に好まれている理由を教えてください。

A 回答 (3件)

ナウルは太陽じゃなくて星だそうです。

星に12本の光条を入れて12の部族を表しています。

国旗というか旗というのは、意味を分かりやすく表現したものです。三色旗だって、三色に分けることそのものに意味があります。また三色旗はフランスが共和国の旗印にして以来、民主主義的な旗としての意味合いも持つようになりました。

太陽は、太陽信仰をもつ国だったり、ひとつしかない太陽を「国家統合の象徴」として使う例があります。日本やアルゼンチン・マケドニアなどは太陽を国象徴とする伝統があるので国旗に太陽をあしらい、キリバスは日付変更線という太陽に由来する地理条件をもっているので太陽を国旗にあしらっています。

月をあしらう国はほぼ100%イスラム教です。特に三日月の意匠は新月旗といって、赤十字の変わりにイスラム教国で用いられるぐらいイスラムの象徴としてスタンダードです。

星は、太陽にくらべてたくさんあるため、それぞれに意味を持たせて、その数に意味があります。中国の国旗は五星紅旗とよび大きな星が共産党を表し、小さな4つの星がそれぞれ労働者・農民・小資産階級・愛国的資本家を表します。
 アメリカの星条旗は50個で州を表し、州が増えるごとに国旗の星の数も増えてきました。オーストラリアの国旗は、南半球の象徴である南十字星をあしらい、左に大きな7本の光条をもつ星を入れて、6州1準州を表しています。

以上のように太陽よりも星や月が好まれている、というのはちょっと違うような気がします。

太陽が象徴できる意味はそれほど多くなく、基本的には「太陽はひとつ=ひとつの国家」ということしか表しません。後は地理的に赤道付近で暑い国だとかそういう直接的なもの、または伝統的に太陽を国の象徴としてきた日本のような国が利用しています。

月はイスラム教のシンボルですから、たくさんあります。星は使いやすく、宗教色が無いので好まれる傾向はあるのでしょう。星ひとつひとつに意味をこめたり、数がたいせつだったり、光条で意味を持たせたりします。
特に「数」に注目すると、星ほど便利なものはないのでしょう。

ということで、世界的に見て星をあしらった国旗が多くなる、ということだと思います。
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かつて存在したオスマン帝国の国旗に「月と星」が描かれていたことから、「月と星」はやがてイスラム教のシンボルとなり、多くのイスラムの国々や地域や組織の旗に「月と星」が描かれるようになりました(月だけの場合もあります)


 またアメリカの影響を受けた国には星条旗に似たデザインを採用している国があります。
 ですから「月と星」の方が圧倒的に多いです。
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あなた的に昼間の太陽や朝陽や夕陽を見るのと夜の星や月の輝く夜空を見上げるのとどちらが好きですか?どちらにロマンを感じますか?


それが国旗に多く使われた答えかもしれませんね!
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