天使と悪魔選手権

化石燃料はあと数十年でなくなると言われていますが、どのようにして分かるのでしょうか?どれくらい信用できるのでしょうか?
あと、省エネしないとエネルギー源もそこをつくし、環境もどんどん悪くなり、本当に危険な事態になるのに、実際危機感を持って生きているのはその事情を知っているホンの少しの人たちだけだと思う(日本では特に)のですがどうでしょうか?マスコミなどが『このままじゃヤバイヤバイ』ということをもっともっと知らせるべきなのではないでしょうか?

逆にそうしていないということは、まだまだこんな心配する必要は無い!ということなのでしょうか???

A 回答 (5件)

みなさんの回答で回答終わりみたいなものですが、


下記URLも参考になります。
石油メジャーのBPが無料で公開している統計資料です。
長すぎて、参考URLに貼り付けできませんでしたが、このPDFファイルの8ページ目(左)に、石油の可採年数の推移のグラフがのってます。
1983年に、あと30年だった埋蔵量が、21年後の2004年にはのこり40年分あります。
計算が合いませんが、まあ、こんなもんです。
化石燃料は限りある資源であることは確かですが「このままじゃヤバイヤバイ」ほど、あわてる事もありません。


http://www.bp.com/liveassets/bp_internet/globalb …
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>>どれくらい信用できるのでしょうか?



ある程度信じられる(環境とエネルギー利用を考えるものは特に)が、それに全幅の
信頼を置くわけには行かない...って所でしょうか。

正直に云って、可採年数は20年前も現在も、そうそう変わっているわけではない
んです。
じゃ、それは何故か。

 1)探査・採掘技術の進化
 2)探査地域の広域化

って二つの側面があるからですね。


探査技術の進化については先の方も触れられていますし、私も技術と地域は別に
扱ったんですが、実はこの二つは密接な関係がありますし、それぞれには他の要因
が密接に関係します。

例えば、海底に埋蔵されているエネルギー。

海底に対する探査技術と採掘技術は、北海油田等を通じて相当の歴史(数十年)を
持っています。
ところが、その地域に対して誰が優先的に主権を行使できるか(排他的経済水域等)
の問題もありますし、実際、日本周辺については正確な埋蔵量の調査も行っていま
せんので、『世界の埋蔵量自体が把握できている訳ではない。』、つまり確認埋蔵
量以外の部分が正確に解っていないんですね。

同様の問題は他の地域にもあります。
ですから、探査・採掘技術が進化することで、今まで調査できなかった地域について
調査が入るシーンもあるでしょうし、新しく調査できる地域が増えた事で、採掘・調
査技術が進化するシーンも出てくるでしょう。

結局「全ての地域を調べていない」ってのが現在の主要因と言えますかね。


 ※:蛇足で。
   ある石油メーカーの人と話しているとき「ひょっとしたら石油の
   可採年数は無限に近いんじゃないか?」って話もありました。
   もちろん、酒席での話なんで半分で聞くべきなんですが、未確認
   貯蔵量の多さと、我々の採掘ベースと比較して石油の新規生成
   ペースがどうなのかがはっきり解っていない....等々を踏まえたら
   論理的説明は出来ないものの、そういう説さえ明らかに否定でき
   ないのが現状の化石燃料なんですね。


>>実際危機感を持って生きているのはその事情を知っているホンの少しの人たち
>>だけだと思う(日本では特に)のですがどうでしょうか?マスコミなどが『この
>>ままじゃヤバイヤバイ』ということをもっともっと知らせるべきなのではない
>>でしょうか?

う~~ん、そういう意見が出てくることも理解できますし、別にイヤミとか他意は
ないのですが....。

そんな感じがします?


例えば、種々他の要因があるとはいえ、例えば日本は石油ショックを契機として
世界有数の省エネ技術を確立する方向に動き始め、その中で仕事をしている人の
数は多いわけですし、原子力の比率にしたって、先進国の中で低いわけでもなく
推進派は勿論、部分&完全否定派でも化石燃料の事は知っているわけで、ましてや
ここを見ても「省エネ家電」について毎日のように質問されていますよね。

これらは、切実さの実感度合いは別にして、また、メカニズム全体を把握してい
るか否かは別にして、多くの人が「省エネしないと危ない」と思っている現われ
じゃないんでしょうか.....。

そして、心配すべき状態を誰も解消できていないって側面を評価したら、心配
する必要はあると思います。

  ※:特にアメリカや欧州の家庭と較べたら、日本の省エネ意識は
    凄いと思いますよ。


私もエネルギー&環境で生きてきましたが、この分野は、システムを構成する
個々を理解することも必要だし、システム全体を理解する必要もあり、果ては
政治や人口問題・宗教問題まで絡んで来ますし、平行して「何事も一度は疑う」
って必要性まであると思うんですね。
でも、遣り甲斐のある分野というのは確かですので、どうか頑張ってください
ませ。
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>化石燃料はあと数十年でなくなると言われていますが、どのようにして分かるのでしょうか?



探索技術を駆使して確認できる埋蔵量を「確認埋蔵量」と云います。
このうち,現在の技術で取り出すことができる量を「可採埋蔵量」と云います。
これをその年の「年間生産量」で割ったものが「可採年数」で,これが,現在云われて
いる20年という数字になるわけです。(下記URL参照)

探索技術が進歩すれば,確認埋蔵量が増えてきます。
採掘技術が進めば,可採年数は増えてきます。
現在,可採年数が減らないのはこういった理由によります。
勿論,そうかといって無限にあるものでないことは確かです。

>その事情を知っているホンの少しの人たちだけだと思うのですがどうでしょうか?
>まだまだこんな心配する必要は無い!ということなのでしょうか?

そんなことはありません。心配しなければなりません。
あなたの置かれている環境がどんなものか知りませんが,心配していないなんて
とんでもない!
あなたが本気で心配しているなら,「化石燃料 埋蔵量」で検索してみてください。
心配している人たちの考え方が,いっぱい出てきます。
下記URLは手っ取り早く見られるように,一例を挙げただけです。

ただ,人間の知恵には限りがありますから,誰もが望んでいる最良の解決法を一気に
見つけることはできません。
多くの人が,一所懸命になって方法を模索しているのが現状です。

http://kaya.cc.kogakuin.ac.jp/kanhp/kan1401.html

参考URL:http://kaya.cc.kogakuin.ac.jp/kanhp/kan1401.html
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございます!!調べるにつれて色々考えさせられます。
大学ではまだまだ初歩的なことばかりなのですが、環境やエネルギーの分野をやっています。しかしこれらに関わる問題が多くて多くて・・・びっくりです。最終的にさまざまな分野の知識を結集させて立ち向かっていかなければならない問題だと思いました。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/20 16:15

化石燃料の埋蔵量を年間消費量で割れば


何年もつかの数字自体はすぐに求められます。

化石燃料の枯渇はだいぶ前からいわれていますが、
新しい油田がみつかるやら埋蔵量が実は増えていたとかで
年々伸びています。
その辺が危機意識を弱くさせているのかもしれませんね。

年金問題すら数十年先の問題だと人々は認識していたので今の今までそんなに問題になりませんでした。
世間の人々は数十年先にくる出来事なんて
あんまり興味ないのでしょうね。

この回答への補足

ありがとうございます。現在地球に存在する全ての化石燃料の埋蔵量の予測をすることは不可能なのでしょうか?

補足日時:2004/07/20 13:44
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化石燃料の埋蔵量の予測についてはやや誤差が大きいのかもしれませんが、嘘ではないです。


実際、枯れた石油プラントはいつくもありその度に採掘現場を大幅に変えているようです。
逆にいえば、今ある採掘ポイントが持つまで次の採掘ポイントが見つからないと 供給は不安定になるでしょう。

>>逆にそうしていないということはまだまだこんな心配する必要は無い!ということなのでしょうか???
一般人にそれを言った所でなにも出来ないのでかえって混乱をきたすのでは?
実際、省エネしてくださいって言ってますが全然効果ない(企業はしている)と考えると、行き着くところまで行かないと何も知らされない可能性はあります。

実際、自然災害で電気・水道・ガスの供給が停止する目に遭ってもその時だけで、何も考えていない状態ですよね
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この回答へのお礼

ありがとうございます。現在地球に存在する全ての化石燃料の埋蔵量の予測をすることは不可能なのでしょうか?

お礼日時:2004/07/20 13:43

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