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又吉直樹の「火花」には、以下の会話が冒頭の方に出ています。

「もう一度聞くけど、お父さんになんて呼ばれてたん?」
「オール・ユー・ニード・イズ・ラブです」
「お前は親父さんをなんて読んでんの?」
「限界集落」
「お母さん、お前のことなんて呼ぶねん?」
「誰に似たんや」
「お前はお母さんを、なんて呼ぶねん?」
「誰に似たんやろな」
「会話になってもうとるやんけ」

文字通りの意味はわかりますが、これがどうして「会話になってる」なのか、そしてどこが「面白い」なのかいくら考えてもなかなかわかりません。言い換えれば、この会話の一行と一行がどういうふうに繋がってるか想像もつきません。


上のセリフをわかりやすく説明していただけたら幸いです。

質問者からの補足コメント

  • これが、載せた会話の始まりなので一応追加します。

    「お前のコンビ名、英語で格好ええな。お前は父親になんて呼ばれてたん?」
    「お父さん」
    神谷さんは僕の目を見たままコップのビールを一気に空け、それでもまだ僕の目をまっすぐに見つめていた。
    数秒の沈黙の後、「です」と僕はつけくわえた。
    。。。

      補足日時:2016/07/14 04:38

A 回答 (1件)

>「お前は父親になんて呼ばれてたん?」


>「お父さん」

父親が息子に向かって、「お父さん」と呼びかける。
これはシュールな冗談なのか、質問を聞き違えた(「父親になんと呼ばれていたか」という質問をしたつもりが、「父親をなんと呼んでいたのか」という質問だと思われたのか)のか、とっさに判断できない。



>「もう一度聞くけど、お父さんになんて呼ばれてたん?」
>「オール・ユー・ニード・イズ・ラブです」

これで初めて、質問の取り違えではなく、シュールな冗談を言っていることが分かる。
ただしこのシュールさが、面白いかどうかは別問題。
少なくとも普通の人には面白くも何ともない。



> 「お前は親父さんをなんて呼んでんの?」
> 「限界集落」

それで質問を変えてみた。
やっぱりシュールではあるけれども、あまり笑えないギャグで返してきた。



>「お母さん、お前のことなんて呼ぶねん?」
>「誰に似たんや」
>「お前はお母さんを、なんて呼ぶねん?」
>「誰に似たんやろな」

母親が息子に言う、「何でこんなおかしな子ができてしもうたんやろ、ほんま、誰に似たんや」
息子が母親に返す、「ほんまや、誰に似たんやろな」

>「会話になってもうとるやんけ」

ありがちな会話をそのまま「呼び名」と称したことが、シュールなギャグになっている。
繰り返すが、普通に人にとって面白いかどうかは関係ない。
本人が面白いと思えればいいのだ。
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