準・究極の選択

古代の習俗に「歌垣(うたがき)」というのがあったようですが、
その歌垣の "垣" というのは、
どんな風にイメージすればいいんでしょうか?

--

A 回答 (2件)

下記ページにも


>「うたがき」が「歌掛き」を語源とするものだと云われる
と書かれています。#1さんのおっしゃる「垣」が当て字というのはおそらく正しいと思います。
http://www.infonet.co.jp/nobk/hime/kagehime.htm

また、
>東国では歌垣のことを「かがい」と云った。これもまた歌の「掛け合い」から来た言葉だと云う。
とも書かれています(※「かがい」は手元の日本史辞典によれば、「歌」に[曜-日+女]という字を書くようです)。「垣」の字は「かい」とも読みますので、元々「かがい」という読みだったのかもしれません(またはその逆もありえますが)。実際に「歌垣」に「かがい」の読みをつけてある記述も見かけます。

また奄美の方には、同様の歌遊びで「歌掛け」というのがあるそうです。
http://373news.com/bunka/nantou/0731.htm

参考URL:http://www.infonet.co.jp/nobk/hime/kagehime.htm,http://373news.com/bunka/nantou/0731.htm
    • good
    • 0
この回答へのお礼

いろいろ調べていただいてありがとうございます。

「歌掛き」の関係では、#1 へのお礼欄でも触れておりますが、
動詞の活用ということから考えると、
「歌掛け」がそもそもの語源ということなら、話として分りやすいのだけれど、 ..、
と思ったりもしております。

「かがい」の関係ですが、
私の手元の古語辞典、それと広辞苑の方も、
  [曜-日+女]という字に「歌」
のように、お話の
 「歌」に[曜-日+女]という字
とは書き方が逆になっていました。

----
いずれにしても、
「人垣」のような場合の "垣" とは、共通性はないようですね。

--

お礼日時:2004/07/25 15:31

 「歌垣」は当て字で、もとは「歌懸き」だったようです。

つまり、好意を持った異性に歌いかける、ということですね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。

「懸く」というのは他動詞下二段活用のようですから、
「歌懸」は「うたかけ」という読み方が普通かと思いますが、
それが、「うたかき」になまって、・・・
というようなことでしょうか?

それと、何か具体的な出典、根拠はお分かりでしょうか?

--

お礼日時:2004/07/24 15:51

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!