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VTRにおける映像や音声の記録は材料のいかなる性質を利用しているかを記録の仕方を関係付けて教えて下さい!

A 回答 (2件)

いわゆるビデオテープのテープ部分の表面には磁性体と呼ばれる磁石の粉みたいなものが付着してあって、その磁性体にVTR機器のヘッドと呼ばれる部分がこすれることによって、そのヘッドから出ている電気信号により磁性体の方向(磁石の流れみたいなもの)が変わることによって記録される、みたいなことだったと思います。


 
ちなみに映像と音声は別々の部分に記録されます。
音声は、テープに対して水平方向に連続に_________みたいな感じで、テープの上部や下部やど真ん中部分(VTR機種によって違う)に、
映像はテープに対して斜の垂直方向に/////と言う感じで短い帯の連続した感じで記録されます。

VTR機器の方は、音声ヘッドは固定されていてテープに対して垂直に接して(いわゆるラジカセのヘッドみたいな感じ)、
映像は円筒形のドラムに爪のようなヘッドが数個ついていて、(ちょうど車のタイヤについたスパイクみたいなイメージ)その円筒形のドラム部分をテープがくるっと巻き付くイメージでつつんで、どらむが高速に回転することによって、テープに対して////というふうに接触します。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!

お礼日時:2001/06/25 13:52

VTRのテープには強磁性体の微粉末が塗布してあります。

強磁性体というのは、磁石(A)に近づけたとき、自分も強い磁石(B)になります。このとき、磁石(A)を取り去っても通常Bは弱い磁石として磁性が残ります(残留磁気)。この性質を磁気ヒステリシス現象(磁気履歴)といい、残った磁石の強さを保磁力といいます。

VTRだけでなく、カセット、DAT、HDD,FD・・・等の磁気記録の原理は、高保磁力の磁性体の残留磁気なのです。。

この記録方式の場合、ディジタル記録は問題が少ないのですが、アナログ記録の場合
(1)与えた磁界と残留磁気が比例しない非線形性
(2)交流を記録すると周波数によって記録される強さが違う周波数特性
(3)磁気記録特有の「シャー」というノイズ(ヒス・ノイズ)
等の問題があります。
上記の3問題に対して、交流バイアス、プリエンファシス、ドルビーなどの対策があります。

VTRの場合は映像記録なので記録情報量の膨大さと再生品質が問題です。記録情報量の対策として、すでに他の方が解説されているヘリカルスキャン方式が考案され、一方、再生画像品質対策としては記録する信号を周波数変調(FM)する事で、(1)、(3)の問題を解決しています。

VTRではありませんが、高密度記録方式としては垂直磁気記録というのが、最新技術です。

下記URLから、磁気記録の各種ページへリンクできます。

参考URL:http://www.sci.kagoshima-u.ac.jp/~furukawa/seika …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!

お礼日時:2001/06/25 13:48

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