D・カーネギー著 「人を動かす」を読んだ感想について

私の質問を開いていただき、ありがとうございます。
この度質問を投稿させていただきました、guchi1029と申します。

この質問は、D・カーネギー著　「人を動かす」をお読みになられた方への質問とさせていただきます。あらかじめご了承ください。
また、少々長い前置きを書かせていただきました。
つたない文章ですが、できましたらお読みの上でのご回答を希望いたします。
是非とも、よろしくお願いいたします。



現在、タイトルに書かせていただいたD・カーネギー著　「人を動かす」を読み進めている最中なのですが、まだ途中にも関わらず、「人生においてこれほど大事なことに、なぜ今まで気づけなかったのか？」と心の底から感じ、感動を覚えています。
私は今年24歳となるのですが、「今までの人生で一番の発見だ！！」と言っても過言ではないと言えるほどに、強く思っているのです。

私がまだ若く、十分な人生経験を積めていないからこう思うのでしょうか？
私が影響されやすい人間だからこう思うのでしょうか？
日本国内で430万部、世界で1500万部以上売れた、だから大ベストセラーだからこう思うのでしょうか？
もしかしたら、そうなのかもしれません。

しかし今思い返すと、まだ短い人生の中で、この本に書かれている真実の片鱗を何度も感じて来たと実感できます。

子供の頃悪いことをして、母親から強く叱られたとき、頭では自分が悪いと理解できているのに、「自分は悪くない！」と言いました。
ところが、子供の頃悪いことをして、父親から諭すようにやさしく叱られたとき、素直に「ごめんなさい」と言えたのです。

学生の頃、勉強が思うようにできない時期に、ある先生からは「なぜできないんだ！？」と言われ、ある先生からは「一緒に頑張っていこう」と言われました。
社会人となり、仕事での些細なミスに対して、ある先輩からは「なぜこんなくだらないミスをするんだ？」と言われ、ある先輩からは「どんまいどんまい！誰でもやっちゃうときはやっちゃうって」と言われました。
私が感じた感情はお分かりのことと思います。

この本を読むまでは、特に意識もせず、重要とも思っていなかったことでした。
もっと早く知れていれば、と心の底から思いました。
それほど強い衝撃を感じたのです。



お読みいただいた方も、そうでない方も、ありがとうございます。
長い前置きとなってしまいましたが、本題に入らせていただこうと思います。
「人を動かす」をお読みになられたあなたに、率直な感想をお聞きしたいのです。
また、具体的な体験があれば、是非ともお聞かせいただきたいです。
どんな内容でもかまいません。

「私が感じたこの感動を、他の人も感じたのだろうか？」
「「この程度のこと常識でしょう。」と一蹴されてしまうのだろうか？」
このようなことを考えながら、ご回答、お待ちしております。

No.2 回答者： fuefuki-douji 回答日時： 2017/01/18 20:10

自他の心理操縦の道具としては、一読に値するものと思います。

しかし、昔と異なり、心理研究も進んで、心理操縦の方法もノウハウ本が出たりして一般化していますので、名著の名声の割には古さを感じます。

No.1 回答者： mouri_space 回答日時： 2017/01/17 23:54

22歳か23歳の時に読みました。

「重要なことが書いてあるな」とも感じましたし、「学ばなければならない」とも思いました。私にとっては、忘れられない本の一冊でした。

　それから数十年。考えは変わりました。まさにアメリカ的な実利主義、功利主義の典型のように感じています。

　アメリカ人ベンジャミン・フランクリンのことを、イギリスの作家D.H.ロレンスが、とんでもない俗物と評しているのは有名ですが、まさにフランクリンは実利主義、功利主義を体現している人物です。

　アメリカ国民の中には超越的な理想主義がながれていて、それは輝いていますが、他方、世俗的で、下世話な実利主義、功利主義は唾棄すべきものと感じています。