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映画の予告を作る
『予告編制作』の仕事に興味があります。


映像系の学校に行ったほうがいいのか、就職の難しさや、日々の仕事内容、お給料の面、など教えて頂きたいです

A 回答 (1件)

ネットで”予告編(篇)製作会社”と検索してもらうと、ヒットするのが数件です。


ということで、国内に予告編を専門に作っている映像製作会社は数えるほどしかありません。
予告編を作るにあたって、新たに何かを撮影することはまずないので、編集用の機器を扱うことが主だった仕事=デスクワークとも言えます。
でもって1本の予告は数分なのと予算もそんなに掛けられないので、大人数を抱えている会社はありませんし、邦画によってはその映画のスタッフである編集者が予告編を作ってしまうこともあります(まぁ自らが率先してまでは作らないのでプロデューサーに頼まれたらですが)。

ということで就職はなかなか難しいかもしれません。
でも2時間近い映画作品を、数分の、それも誰が出ているのか、ちょっどだけストーリーがわかるように、でもってどんな見せ場があるのか、等々を盛り込んで予告を作り上げるのは、なかなかやり甲斐のある仕事だと思います。
予告は素晴らしかったので見に行ったら本編はぜんぜんだった・・・なぁ~んて経験はみー。み。さんにはありませんか?

映像系の学校ですが、行くことが出来るのならば、いろいろなことが学べるので行った方が個人的にはいいかと思います。

学校へ行く利点としては(あくまでも個人的な考えですが)
1.専門的なことの基礎が学べる
編集の機材はものによっては個人で買えるようなものではないのと、フィルムを扱うスティーンベックという機器を所有している予告編製作会社はたぶんないので、全編がフィルム素材しかない作品だと、大手の映像会社(イマジカとか東京現像所とかアオイスタジオetc)の編集室の作業ルームをレンタルして、このスティーンベックを使わなければならなかったりすることも考えられます。
それにいまはデジタルがほとんどになってしまいましたが、映画はもともとは35mmアナログフィルムなので(16mmや70mmで作られた映画もあります)、フィルムに関することを知っておく必用もあります。
歴史なんかは本でも学べますが、ホンモノの機材を実際に触ってみて扱うことはなかなか出来ません。

2.同じ道を目指す知り合いが出来る
映像関係の学校へ進学するひとたちの中では”予告編”を作りたい、という人は少ないかもしれませんが、映画・映像という大きな括りの中で、知り合いが出来るのはいいことです。例えばある映画を見て、その感想を話し合ったとして、中学高校なんかの知り合いとでは分かち合えないその映画の良さを、いろいろを話し合え、もっと奥深く探求できる”同好の士?”が出来るかもしれません。

最後に給料=生活の安定ですが、
どこかの会社に就職できれば、まあそれなりの生活は出来ると思いますが、仕事ごとに雇われる=フリーランス(撮影とか照明とか美術とか映画業界のスタッフの大半はこれです)だと、仕事がつづかないとけっこう苦しいかもしれません。

いまはyoutubeなどでいろんな予告編を見ることができます。
本国の予告と、日本用の予告とでぜんぜん違っているもものおおいです。
あと映画自体にはぜんぜん使われない音楽を予告にだけ使っている場合(ライブラリー音源といって予告用音楽を作っている作曲家や音楽製作プロダクションがいくつもあり、CDなんかも出てます)もけっこうありまして、いろいろと探っていくと予告編の世界も面白いです。

以下参考に
途中に使われている音楽が同じです。
「ドラゴン・ブルースリー物語」という映画の曲を使っているのですが、視聴者に瞬時に感動を呼び起こさせるような構成として使われている、良い例だと思います。

フォレストガンプ予告

トゥルーマンショー予告
https://www.youtube.com/watch?v=NkZM2oWcleM
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