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射出成形時、充填不足になりやすいメカニズムをお願いします

A 回答 (2件)

>背圧が初めはかかりにくいから生じる



背圧、ですか。遠い過去に聞いた気が。

型内の空気が抜ける、と書きましたが
材料が型内に進入してくる「押圧」に対して
それを受けるマイナス方向の「背圧」と呼ぶようです。
空気抜けに邪魔な要素ですね。

多分ですが、「背圧」を働かせる装置(空気を吸う装置とか)があるけど
初めの数ショット分くらいは充分に機能が働かない、って事かと。

台所の換気扇もそうですが、差動開始直後少しの間は
能力を充分に発揮できない、というのはよくありますし。
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>充填不足になりやすいメカニズム



詳しくないですがちょっとだけ勉強したことがある古い知識なので参考程度に。

熔けた材料が型の中に押し込まれて行く時に、空気がそこにあり続けると
充填を邪魔するので適度に抜けていく必要があります。
つまり「空気が抜けていく隙間」が必要です。これがないと充填不良になります。

あと、材料の粘度が高いと狭い空間に達しません。
温度は高いほうが粘度は低くなりますが、度を過ぎると焦げたり。

イマドキのスマホの裏蓋など見ると、すごく細かい嵌め合わせ形状がありますね。
材料も薄っぺらなのに結構な強度がある。
型の中の空気が邪魔なら、真空にしとけば問題起こらないはずで、
もしかしたら今はもうこうやってる?

蛇足ですが、日本語は「射出」ですが英語は 「Injection」インジェクション、
「吹き込む」と表現します。狭い型の中に材料を「吹き込む」方が現実に合ってる気がします。
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この回答へのお礼

ありがとうございます❗ただ、2~3ショット目ぐらいまで充填しにくいのは背圧が初めはかかりにくいから生じると先輩から聞いた事がありそれがいまいち分からないです…

お礼日時:2017/02/24 21:02

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