大人になっても苦手な食べ物、ありますか?

家の水道管が50年以上前の鉛管をしようしていました。鉛が人体に与える影響は?最近気が付いて水道局に問い合わせると、必死になって配管を全てやり直すといいだして、しかも料金も水道局がすべて負担しますとのことでした。工事費用として30万円ぐらいになります。ものすごい対応のはやさだったので逆に恐くなってしまい、鉛が人体に与える影響はものすごいものなのかと思い不安になったので質問します。鉛が人体にどのような影響を与えるのか、または健康診断などで鉛について検出されるのかをしりたいです。

A 回答 (3件)

仕事上、私も詳細調べたことがありますので、簡潔に述べさせていただきます。


・昨今、鉛害が話題になっており、環境問題で鉛を使わない製品が一般的になりつつあります。
・はじめて規制について言い始めたのは、米国で、米国では井戸使用率が高く、井戸水の鉛汚染が問題になったからです。(今は、ヨーロッパ、日本が一番うるさい。)
・鉛の水道管もやばいと言われています。
ただし、鉛は通常の水にはほとんど溶けません。酸が含まれると溶けやすくなります。酸性雨が問題になっているのはこれもあるためで、井戸水が危ないと言うのはここから来ています。(鉛が含まれている産業廃棄物が、酸性雨によって鉛が溶け出す。)
よく、ローマ帝国が滅びた理由の一つに鉛の害がいわれます。水道管に鉛を使っていたためと良く言われますが、それよりもワインを飲む陶器の塗料に鉛が含まれていたのが大きい理由と思われます。(ワインは酸性で鉛を溶かす。)

一般的には、普通の水道水であればそんなに問題になることはないのでそんなに過剰な心配はしなくても結構です。でも、鉛でないほうがよいのは当然で、それも何十年の単位になると心配はするでしょう。
鉛が人体に悪影響を及ぼすことは明らかで、特に子供には危険です。
水道局が、必至になった(対応が速い)のは、
・環境問題として鉛の害が非常にうるさくなっている。
・これにあわせて、日本も水道管を鉛を排除する動きが何年も前からある。現在、日本の水道管の鉛率は10%といわれており、古い家と地方に多い。
・ヨーロッパでは、2006年7月に鉛使用規制が法制化され、日本もこれに足並みを揃えており、企業はこの問題に躍起になっている。(ネットで「鉛フリー&環境」を検索してみてください。如何に話題になっているかが分かります。)
という理由からで、100%害があるからやっているということではありません。
安心するためには、毛髪か血液による鉛濃度を調べることをお奨めします。「血液検査&有害物質」で調べれば一杯出てきます。
鉛以外(例えば水銀)の有害物質も分かりますのでよいですよ。ただし、1万から2万円位かかるかもしれません。
参考になれば幸いです。
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日本国内での鉛関係の健康診断は.不特定多数の人々を対象とした内容はありません。



検査項目として.知られている内容は.
血中や尿中のヘム代謝ぶしつの検出。これは.鉛を1年以上取りつづけないと検出されません。
血中鉛は.主に赤血球内に存在する鉛を検出するのですが.正常な赤血球は鉛を細胞外に排泄するのですぐには上がりません。大体1ヶ月くらい送れて現れます。
尿中鉛は.腎臓から尿として鉛が排泄される必要があるのですが.鉛の大きさがカルシウムとほぼ同じであるためにある程度腎臓でのカルシウム再吸収機構が破壊されないと出てきません。つまり.極端に大量の鉛を取った場合に限られます。
神経伝達速度。本来の鉛中毒関係の報告では.神経に電気信号を与えて.そのときに動く筋肉との関係で50日程度で現れるのですが.日本の神経伝達速度は.神経本体で測定します。鉛の神経細胞内移動速度は0.5cm/日と遅く.2-3ヶ月しないと現れません。日本国内での末梢側から中枢側へ移動する神経毒については「わからない」とする報告が見られますので.これによる検出は実質不可能です。また.「群全体として比較すると遅いが.個別で比較すると誤差のうちには行っているので.患者の検出には適さない」とする報告があります。
髪の毛。大体10gぐらいの試料が必要です。また.γ線を照射して蛍光x線を測定した報告では.「髪の毛の細かい切れ目の先端部に集まる」と去れていますが.日本の測定では.硝酸で洗いごみを除く作業を行っているために.毛髪中の鉛のほとんどを除いて測定しているような状態です。
蛍光x線。骨に蓄積した鉛を測定する方法です。「過去にどの程度蓄積したか」を示しますが.骨からの鉛の溶出がヘム色素指標に作用しないことから.「適正な検出方法ではない」とする報告が見られます。
レントゲン。鉛により骨先端部にカルシウムが蓄積します。この蓄積状況をみる場合と.鉛の塊を食べた場合の胃腸内に残っている塊を見る場合があります。鉛はカルシウムの排泄を摂取1時間程度促進するために.尿道結石(腎臓でできた結石が移動して発生)の患者となりやすいことが知られていますが.鉛中毒として治療されることはないでしょう。
同様に結腸が巨大化するという報告があります。つまり.大腸での糞便の滞留時間が長くなり.直腸癌を誘発するのですが.こちらも鉛中毒として治療されることはないでしょう。

鉛は細胞膜を破壊しますので.細胞内からヘムの排泄経路であるミオグロビン(かな)等の指標が増加します。他の原因でも上昇しますので.鉛中毒との関連は考えないのが普通です。
鉛は.検査指標が大体境界領域で.あるとあらゆる身体不調を発生される性質があります。検査指標に特に異常はないので.結果として.そううつ病と護身される場合がかなり多いです。

今覚えているのはこの程度です。
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高松市のHPに良くまとまったQAがありましたので張っておきます。



基準値っていうのは実際に影響がある濃度に個体差や動物実験のデータであれば種差が考慮されて、安全率が計上されていますので、基準値から少し超えた程度では直ちに健康に影響がでることはありません。

飲み水として使用する場合には、少しの間流してから使用すれば、より安心でしょう。

参考URL:http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/suidou/sseib …
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