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ある本に、添付の図のように日経先物の相場先安感があるときには余剰ベーシスに加えて理論ベーシスも縮小し、時には先物価格が日経平均をも下回る「逆ザヤ」現象が生じることもあり、裁定買いを解消する動きが活発になります。SQ前に両者の価格が一致、あるいは逆ザヤになればSQを待たずともその時点で決済した方が得ですから、、、とあるのですが、、この意味が理解できません。
例えば2万円で先物を売り1万5千円で現物を買っとけば先物の価格が現物より安くなっても安くなればなるほど逆売買をすれば得になるので解消売りをしなくてもいいように思うのですが、どなた様かアドバイスをお願いします。

「日経先物の裁定取引の解消売りについて」の質問画像

A 回答 (1件)

本の記載のとおりで正しいと思います。



「2万円で先物を売り1万5千円で現物を買っとけば先物の価格が現物より安くなっても安くなればなるほど逆売買をすれば得になるので解消売りをしなくてもいい」と書かれている意味が良く分からないのですが、「逆ザヤになっても解消売りをしないでほっておく」と言うことでしょうか?それだと、そのうち逆ザヤが解消されて先物価格が現物価格を上回ってしまったら、せっかくのチャンスを逸してしまいます。

本来、裁定取引は、SQに必ず現物価格と先物価格が一致することを見越しての取引なので、絶対に損はしない代わりに、通常は非常に利回りの低い取引となります。SQ前に逆ザヤが発生するなどと言うことは望外の出来事ですので、即座に解消して少しでも利回りを上げようと考えるのが普通かと思います。
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