
A 回答 (3件)
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No.3
- 回答日時:
ブレンステッド・ローリーの定義では、
1.分子から水素イオンがはずれたらその分子は酸として働いた。
2.分子が水素イオンを受け取ったらその分子は塩基として働いた。
3.分子から酸水素化物イオン(OH^-、ヒドロキシル)がはずれたらその分子は塩基として働いた。
4.分子から酸素がはずれたらその分子は塩基として働いた。
ちゃんと下線が引かれていない場合全く分かりません、但し元素名が書いてあったらその元素の原子がどの様に働いたかを答えます。
No.2
- 回答日時:
>渡していると受け取っているとはどうしたら判断できるでしょうか?
左辺と右辺の物質を比較してH+の動きを推理して、ブレンステッド・ローリーの酸塩基の定義に基づいて判断します。
(1)(CO3)2- + H2O ⇔ HCO3- + OH- H2Oは炭酸イオンにH+を渡してOH-なって、H+が放出しているので酸
(2)CaO + 2HCl → CaCl2 + H2O CaOの酸素イオンO2-が塩酸イオンからH+を2つ受け取っているので塩基
(3)HSO4- + H2O ⇔ (SO4)2- +H3O+ 硫酸水素イオンが、H2OにH+を渡してオキソニウムイオンとしているので酸
(4)H2S + 2NaOH → Na2S +2H2O 硫化水素から水酸化物イオンがH+を受け取っているので塩基
(5)HCO3- + HCl → CO2 + Cl- + H2O 重炭酸イオン(CO2-OH)の水酸化物イオンにH+を渡しているので酸
基本はアレニウスの酸塩基なのですが、それを拡張した概念になっているので推理するのが解りにくくなっています。
ネットでも参考書でも問題集でも、問題を多くこなしてなれるしかないです。
No.1
- 回答日時:
アレニウスの定義(1884)
酸:水中で解離して水素イオンH+を生じる物質
塩基:水中で解離して水酸化物イオン OH-を生じる物質
ブレンステッド・ローリー(1923)
酸:プロトンH+を他の物質に渡すことができる物質MF2(p320)
塩基:プロトンH+を他の物質から受け取ることができる物質
(1)(CO3)2- + H2O ⇔ HCO3- + OH- H2Oは炭酸イオンにH+を渡しているので酸
(2)CaO + 2HCl → CaCl2 + H2O 塩酸イオンからOがH+を受け取っているので塩基
(3)HSO4- + H2O ⇔ (SO4)2- +H3O+ H2OにH+を渡してオキソニウムイオンとしているので酸
(4)H2S + 2NaOH → Na2S +2H2O 硫化水素から水酸化イオンがH+を受け取っているので塩基
(5)HCO3- + HCl → CO2 + Cl- + H2O 重炭酸イオン(CO2-OH)の水酸化イオンにH+を渡しているので酸
ブレンステッド・ローリーの定義通りなのですが、(5)重炭酸イオン(炭酸水素塩)は構造が判らないと、難しいかも知れないです。
CO2と分離する部分のC-Oの結合が1.5重結合のような共鳴状態で、残りの-OHは、C-OHと単結合になっています。
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