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 今年、水田の畦畔を改修しました。高さ4m、長さ50m、傾斜角45度程度です。工事後、雑草防止と雨による浸食防止のため、芝を約25cm間隔に植えましたが、一面に広がるまで2~3年はかかるそうです。
 おりしも、今年は相次ぐ台風の襲来、集中的な豪雨に会って土砂が流されてしまいます。その都度、手作業で浸食された所に土砂を戻すのですが、「いたちごっこ」と同じで切りがありません。もう疲れました(涙)何か良い手段はないでしょうか。
 普段の雨にはブルーシートをかけるのですが、不意打ちの夕立では仕事先から帰る分けにも行かず、台風ではシートが飛ばされてしまい対処できません。
 これまで行った方法:(1)土砂にセメントを混ぜる。(2)流された溝に杭、竹を打ち込む。(3)他から粘度の強そうな土を持ち込んで水を混ぜて塗りつける。・・・いずれも駄目でした(涙


ご参考↓ (現場と似たような画像です。)
http://www.kanto.maff.go.jp/chiiki/genchi/gj0209 …

A 回答 (3件)

質問者さんが試してみた方法の状況が、詳しく解らないので自信はありませんが、恐らく土質が適していないのだと思われます。



盛土(?)材は、どのような感じですか。一見、天気の良い日はよく締まって見え、雨などで緩くなりませんか。そうであれば粒子が細かい砂系と考えられます。この様な土質の場合、崩れて再度盛り直しても、内部に水道ができてしまい、また同じ箇所が崩れるという現象が見られます。

質問者さんが対策として行った1と2は、もしかしたら表面のみ処理ではないですか。(専門的なことは省略しますが)そうであれば、内部の土は透水性がよいにも関わらず、表面が透水性が小さい材料でコーティングしていることになりますので、浸透した雨水は逃げ場がなく弱いところに流れようし、これが侵食の原因になることもあります。

もし、質問者さんが畦畔の法面全面をセメントや粘土系の土でコーティングしてしまっていたら注意してください。雨の浸透が続くと、どこにも逃げ場の無い水は土の内部で溜まることになります。こうなるとすべりに抵抗する土の粘着力低下し、円弧すべり(畦畔の崩壊)の原因にもなります。蛇足ですが、この様な現象を防ぐために道路などの法面では、コンクリートで保護してある箇所に、水抜きパイプが設置されています。

ここまでは、土質が砂系であるとの仮定の話です。

さて、質問者さんが対策をまだ考え中であれば、私が存じている以下の様な方法はいかがでしょうか。緩勾配とすることによって、ある程度侵食を防げるかと思います。


【法面勾配を緩勾配とする方法】
最初から畦畔を築造するのも大変なので、木杭や板を使用する方法です。ちょっと曖昧は箇所はお許し下さい。

(1)準備として、50mにわたって木杭を打ち込めるよう、直線に糸を張ります。
(2)50mの法面に木杭を打ち込みます。
高さが4mあるとのことなので、初めは「法尻」と「中間」で良いかと思います。木杭はできるだけ深く打ち込みます。打ち込み間隔は1~2mくらい。木杭の頭は30~50センチ(板の幅となります)くらい地表面に出しておきます。ちなみに、板の幅が広ければ広いほど緩勾配になります。
(3)地表面に出ている杭頭に板を取り付けます。この時点で、断面的に逆三角形ができます。
板の代わりに畦畔波シートでも良いかもしれません。ただし、この場合の杭間隔はさらに短く。
(4)土砂を逆三角形の隙間に投入し、よく締め固めます。
(5)雨水によって、斜面が侵食されるようなので、法肩と(4)の中間箇所に雨どいなど水路の代わりになるものを取り付け、できるだけ雨水が法面を流れないように簡易排水路とします(浸透防止にもなります)
以上ですが、お一人でとなると結構手間かもしれません。なお、円弧すべりの様な大きい崩壊でしたら別な対策が必要と考えられます。


【平面イメージ】

■■■■┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■↑法肩側

■■■■_____________________■■■■
(木杭)→■□■■■□■■■□■■■□■■■□■■←中間■


■■■■_____________________■■■■
(木杭)→■□■■■□■■■□■■■□■■■□■■←法尻側


【断面イメージ】

■■■点1↓■■■■↓点2■■
■■■■■■■■法肩↓■■■■
■■■■■■■■■■_____
■■■■■■■■■/
■■■■土砂↓■/
■■■■■■_/
■法■■■│/
■尻↓土砂│
■↓■■/│
■■_/■│←木杭
_│/
■│
■│←木杭

※木杭の点1と法肩の点2を結ぶと(イメージでお願いします)、木杭の出てる分だけ緩勾配になるのが想像できるかと思います。

※図はスペースで作成すると図が崩れてしまうようなので、スペースの代わりに「■」で作成しました。見づらい場合は、図をコピーしてメモ帳に貼り付け、「編集」-「置換」で検索する文字列に「■」を入力、置換後の文字列に「(全角スペース)」を入力して見て下さい。


【その他に思いつく方法】
雑草対策であれば、「防草シート」の活用。雨水での侵食防止効果もあると思います。ちなみに我が実家は高齢化を迎え、除草の手間軽減にこれ使用しています。結構、投資が必要ですので一部ですが。


以上、解決の糸口になれば幸いです。
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>高さ4m、


これは間違いないですね。多分途中に階段状の平地があるはずです。平地の数をお知らせください。

>集中的な豪雨に会って土砂が流されてしま
流水の有無

>水田の畦畔を改修
接している水田の位置
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雑草防止のため芝を植えた、とありますが、まず雑草を積極的に生やさせたらどうでしょう。

繁殖力の強い草の根が付けば表土の流出が防げると思います。後で草刈りの手間はありますけど。

また、土の表面に凸凹を付けて、雨水の廃水路を作ってはどうでしょうか。水を誘導し集中させる部分を、石や雨樋などで補強する方法もあると思います。

とりあえず、田舎の田圃を思い出して書いてみましたが、何かの参考にでもなれば幸いです。

この回答への補足

土木工事現場をご覧になるとお分かと思いますが、改修1年目では雑草は繁殖しないですよ。そのために手間をかけて芝を植えたのです。また45度斜面に斜面に水を誘導する排水路?芝を避けながら・・??石、雨どい・・・・

申し訳けありませんが、素人さんのいたずらな推測の回答はご遠慮ください。

補足日時:2004/09/15 22:57
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