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天皇陛下や皇太子殿下一家などは、どんな私生活を送っておられるのでしょうか。

当然、テレビを見てくつろいだりする事もあるでしょうが、トレンディードラマや、バラエティー番組のようなものを自由に見たり出来るのでしょうか。これは下品だから駄目といった規制はあるのでしょうか。

あと、生活費や公務に関する費用などは当然税金でしょうが、全くの個人的な趣味に使う金なども税金なのですか、それとも公務に対して給料が出ていて、そこから買っているのでしょうか。

皇室の私生活はあまり明らかにされず、なぞが多いためちょっと気になっていました。詳しい方いましたらお願いします。

A 回答 (2件)

どのような番組を見るかは、規則とかは無いようです。


自分の意志で、下品な番組はみていないようですが。
そのように教育されているのでしょう。
また、具体的な番組名は非公開だそうです。
好きな番組とか嫌いな番組とかは、名指しで口に出来ない立場なんでしよう。

生活費は、公務の費用はすべて公費で、皇族のポケットマネーではありません。
その他に内廷費という金が支給されていて、これは月給のような物ですから、何に使っても自由です。
ただし、下賜のための費用なども内廷費から出ているようです。

実は、男の子の教育費(学費)は公費で、女の子の学費は内廷費という差別があって、以前問題になりました。
その辺は、現在は改正されているかもしれません。
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この回答へのお礼

やはり月給のようなものは貰っていたんですね。それと、見る番組の規則が無いというのは以外でした。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/09/24 19:17

まず私生活について。



皇室関係者は一般よりは多少裕福といって構わないでしょうが、生活レベル自体は民間人とそう変わらないと思って結構です。ちなみに先の天皇陛下は朝食に好んでトーストを食されていたようです。テレビ番組等は基本的に規制はありませんが、番組の選択に関しては公表しません。これは昭和からの慣習で、もしも皇族が見ている番組がわかってしまうと国民への影響がかなりあることが予想されるからです。ひとつだけわかっていることは、先の昭和帝は相撲はよくご鑑賞されていたようです。相撲好きであったとの証言が残っています。あまり低俗な番組は見ない、というか見るひまはないでしょうが。ただ皇族といっても、天皇家と東宮以外は比較的自由なようです。

生活費や必要経費などは税金から賄われています。もっとも戦後、GHQに現在の価値で3兆円ほどの資産を接収され、ほとんど財産がない状態に陥った時期もありますが。

皇室関係予算は、宮廷費、内廷費、皇族費の三つに分かれています。宮廷費が公的活動に使われる予算で、毎年かわります。他二つはプライベートな予算で、定額です。ふたつ合わせて現在6億円ほどあるようです。ほかにも宮内庁の予算もあるため、皇室関係予算はよっつの予算で構成されているといってもよいでしょう。この予算の錯綜具合は、結構興味深く、同じ鉛筆でも使う人間によって予算の出所が変わったりします。

皇族のお手元金たる内廷費などは所得税がかからずまた住民税も課せられません。といっても皇族本人が好き勝手に使うことなど当然できず、また本人たちは通帳も持ちません。一時期携帯電話すら契約できなかったと聞いたこともあります。この予算は皇室のプライベートとはいえ、使い道は内廷会計委員会が決め、監査委員会もあります。さらに決算委員会もあります。このお金の使い道のかなりの部分は、皇室に仕えている職員の人件費に当てられています。宮中で働く職員にも一般のお手伝いさんみたいな方もいれば宗教的に非常に厳格な職務をされる方もいるので、一概になにをどうしているのかはわかりません。天皇家自体は対外的には元首的役割を果たしますが、本来は司祭的役割を国内で果たすっていうか祈りをささげるのが役割だったりしますから、様々な儀式のためにたくさんの人が働いています。この辺は真贋が入り混じっていて伝わってくるのでわからないことにしておきます。

以前は皇室の私的な運転手が安月給過ぎてやめたり、ノート一冊買ってもらえなかった時代もあったようで、現在もその倹約志向が生き残っている節はあります。代表的な話として、先の昭和帝は魚類学者としても著名な業績をお残しになられていますが、彼の必要としていた辞典一冊を買うために、側近にどうにか買ってもらえないかと何度かこぼしていたようです。まぁ、海上保安庁には魚類観察のために作られた巡視艇もあったりしたので、結構アンバランスな気がしますが・・・(正確には戦前の傭船を海上保安庁が引き継ぎ、用途廃止にすると定数が減って融通がきかなくなるのでレセプションや有事の際の救急ステーションとしての機能を持たせて今でも持っている)。個人的な趣味、たとえば登山やオーケストラの鑑賞などの予算も当然ここから出ます。

皇族、特に天皇家と東宮家には強いプレッシャーと監視があり、自由といったものがほとんどありません。ノーブルとしての義務を果たすため、公務と祈りを奉げています。

まぁ、本人たちのご意向はともかく宮内庁は中身を見せたがりませんね・・・。
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この回答へのお礼

プライベートな出費にも役人が関与するとは、結構大変そうですね。詳しく教えていただきありがとうございました。

お礼日時:2004/09/25 14:13

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