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球団経営事業についてどなたかお知恵をかしてください。
当方、仙台で、技術経営を学ぶ学生なのですが、難しい課題を出題されています。

課題「楽天(あるいはライブドア)が仙台でプロ野球を成功させるビジネスプラン」(宮城県や仙台市はもちろん、楽天の経営企画部とかおそらくやとっているであろうコンサルを出し抜くくらいのプランを作れ)

というものです。
(1)球団経営についての知識をお持ちの方、ヒントか、参考にしやすいデータがあれば、教えてください。
(2)また、”仙台で”、ということの戦略的評価ですが、単に『東北はプロ野球真空地帯だから』ということだけで、2社の参入が検討されているわけじゃないだろうと推測しています。どんな戦略がありえるのでしょうか。どなたか推測あれば教えてください。
(3)成功するビジネスプランとして、プランのポイントを3つ程度あげるとしたら、何になりますか。

限られた時間(60時間)での課題で、使えるものを最大限つかっての情報収集に迫られています。ご多忙の方ばかりと思いますが、なにかご存知でしたら、一言でもアドバイスいただけましたら幸いです。

A 回答 (3件)

はじめまして。

マーケティングのコンサルです。ぜひ出し抜いて下さい。(笑)

(1)野球には全く興味がないので、球団経営についてはわかりませんが、3C(Customer, Competitor, Company, 顧客と競合と自社という3つの視点。マーケティングやコンサルの基本です)の切り口で考えてみれば、概要はつかめると思います。
【顧客】
顧客であるファンの視点で考えると、野球は「数少ない娯楽」から「数ある娯楽の中の1つ」になっていると思われます。
【競合】
業界としての競合となるサッカーは、「ファン」ではなく、「サポーター」です。ファンに対して、「自分たちも一緒になってチームを作ってきたのだ」という印象を与えています。これはファンのロイヤルティ向上に大きな影響があると思います。
【自社】
自社、というか野球連盟というか、野球サイドにしてみると、ファンが逃げてしまうようなことばかり起こっています。ファンの声などは、例えば「ファンが逃げて」といったキーワードで検索すれば、色々な人のブログが出てくるので、参考になると思います。

(2)これらを考えると、「東北の野球ファンに選択肢を与える」「ファンに『一緒に球団を作る』というイメージを持たせる」「野球ファンに『球界の救世主』といった印象を持たせる」といった部分で、ビジネスチャンスはあります。あとはコストと予想収益の関係で可能か不可能か、といった経営判断になるでしょう。

(3)ビジネスとしては「のべ人数」を増やせばいいのですが、その増やし方として、No.1の方のおっしゃるとおり、リピーターを増やすことも重要です。そもそも球場の来場者数を、のべ人数だけでなく、ユニーク人数(2回来場した人を1人と数えた場合の人数)が何人なのか、現球団がどこまで把握しているのか不明です。(この時点で、顧客志向でないと言えますね。。。)ライブドアあたりでは、来場者をデータベース化して、リピート促進をプランとして織り込んでいるようです。
ビジネスとしては最終的にのべ人数を増やさなければなりません。そのためのポイントを3つ挙げるなら、
 1.ユニーク人数を把握する仕組み(顧客DB等を整備する、会員制度、など)を作り、誰がリピーターなのかを把握する
 2.リピーターの把握が出来たら、さらにもう1回来場したくなるような仕組みを考える(10回来場すれば選手と握手できる、サインがもらえるとか)
 3.リピーターが他の新規顧客を連れて来場できる仕組みを作る(個室を作り家族連れで、とか)

お客様からすれば、野球は娯楽の1つです。それも癒し系ではなく、ストレス発散系の娯楽です。こう考えたると、サッカーだけライバルではありません。むしろカラオケボックスの方が業界として脅威となるライバルかもしれません。

もちろん、これらの主張をするためには、Factを集める必要があります。また実施した際のコストと収益予想といったFS(フィージビリティスタディ)も必要でしょう。そして忘れてはならないことが、あなたのプランに対してGo/No goの意思決定(判断)をするのは、教授です。Goを出してもらうために何が必要か(アイデアだけでいいのか、それとも利益が見込めなければならないのか、など)をもう一度確認しておくといいでしょう。

課題、頑張って下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!
sat001さんのアドバイスをベースに課題を作成させて頂きました。
教授の方も、『ウン!』という反応でした。
課題の出し方が、『課題設定せよ』的にふったため人により回答が大きくぶれました。内容は言及できないのですが、県民の雰囲気の調査を行った方がいて、その回答と本回答が2分する形になりました。

お礼日時:2004/10/05 04:07

(2)についてですが。



現在、プロ野球球団が参入していない地域の中では、最も市場規模が大きい点があげられると思います。

13の指定都市中でその市内か県内にプロ野球球団の本拠地がないのは、仙台市、京都市のみです。
このうち京都市は、隣接する地域に複数の球団が存在します。
つまり、それなりの市場規模を有していながらプロ野球球団が参入していないのは仙台市のみということです。
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この回答へのお礼

貴重なご意見、ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/05 04:07

素人ですが、1ファンの意見として聞いてください。



宮城野ボールパーク構想と言うのがあるそうです。つまり仙台単体ではなく東北6県を巻き込んでの野球での町おこしですね。と言うことはどうやって仙台の球場へファンを誘導するか、交通機関や駐車場の整備をどうするかは大事なように思います。日韓ワールドカップの時に「徒歩50分」なんて本気で言ってるのかと思うような掲示をテレビで見ました。それでは話にならないですから。

近鉄が破綻した最大の原因はやはり選手の人件費の高騰ですよね。いくら中村がホームランを何本打っても5億円じゃ無理です。彼のホームラン見たさにファンがいくらお金を落としてくれるのか、を分析する数式とかを確立する必要がありそうです。契約も今はインセンティブが流行りですが、ヒット1本いくら、勝ち星ひとつセーブひとつでいくら、ではなく、「あなたを見に来たお客さんが何人いたか」という視点が今後は必要だと思います。

それからリピーターをどれだけ増やせるか、でしょう。はっきり言って野球観戦はお金が掛かり過ぎます。入場料も、場内の弁当も、ビールも。熱狂的なファンならともかく、普通のサラリーマンが子供を連れて月に何度も気軽に行ける金額ではないです。

東北地方は高校野球でも強豪が多く野球熱は高いと思います。仙台も各県からのアクセスも良さそうで、プロ野球のフランチャイズには最適な場所だと思います。ぜひいいプランを練ってください!
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この回答へのお礼

ありがとうございました!
大変勉強になりました。

お礼日時:2004/10/05 04:02

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