
はじめまして、お世話になります。
化学の問題集で
「塩化ナトリウムとナフタレンの混合物の中からナフタレンを取り出す」という問題で答えは「昇華」でした。
どういう化学物質の性質を考慮し「昇華」いう答えがでたのかがわかりません。
気化する温度の違いなら分留でも?と思ってしまったのですが…ナフタレンは有機化合物でしょうか?それなら塩化ナトリウムより沸点が低いので…ううう?
とにかく化学的知識の皆無な私でしてTT
よろしくお願い致します。
それとどういう性質の物質同士が混合している場合は分留で(ナフサの分留)昇華なのか教えて頂けると嬉しいです。
ナフサは有機同士…塩化とナフタレンは金属と有機だからかな?(違っ
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
分留は「液体と液体の混合物を沸点の違いによって分ける」ときに使われる方法です。
例えば、メタノールの沸点は65℃、水の沸点は100℃ですから、この混合物を徐々に加熱して
いくと、65℃になったあたりでメタノールが留出してきます。
これを冷やして凝縮させると濃度の高いメタノールが得られます。
ナフサはガソリンの一種ですから、分留が適しています。
ご質問は両方とも固体ですから、分留は適用できません。
(ナフタレンの融点は81℃、沸点は217℃。塩化ナトリウムの融点は800℃、沸点は1440℃)
正解は「昇華」ということですか。
しかしこれもかなり根気の要ることですね。
ナフタレンは昇華するというのは常識ですが、その蒸気圧はかなり低いです。
http://www.uprise-system.co.jp/VaporPressureQ7.h …
60℃になっても2.3mmHgの蒸気圧しかありません。
これは空気中に0.068%で平衡するということです。
かなり時間がかかるでしょう。
またロスを少なくするためには、冷却温度もかなり低くする必要があると思います。
参考URL:http://www.uprise-system.co.jp/VaporPressureQ7.h …
とても分かりやすいお返事を有難うございます^^そうですか?液体に対して行えるのが「分留」なのですか(・0・)しかし…ナフタレンの沸点が高い…こんど分からなくなった場合(本当はそうしないと理解できないのですがTT)その物質などの性質から調べてみる事にします^w^
No.3
- 回答日時:
問題がその通りなら昇華が絶対的な答ではありません.
もっと簡単に,水で洗う,というのもありでしょう.
ナフタレンは有機化合物で昇華しやすいというのは,知識として知っていなくてはなりません(受験用高校化学では).
すみませんTTごく基本的な事もわかってないのでよく躓きます…その1つ1つを解決し頑張ります、有難うございました^^
水で洗う…分液ロートでしょうか?がしゃがしゃ?
No.2
- 回答日時:
>どういう化学物質の性質を考慮し「昇華」いう答えがでたのかがわかりません。
物質には固体、液体、気体の3つの状態があります。水で言えば氷、水、蒸気と成ります。通常の物質は1気圧(普通の気圧)で温度を上げると固体→液体→気体になるんですが、物質によっては1気圧では液体にならずすぐに気体に成ってしまう物質があります。この現象を昇華と呼ぶんですが今回はこの性質を利用したことになります。
>気化する温度の違いなら分留でも
塩化ナトリウムはいわゆる食塩のことです。金属ではありません。この化合物は液体状態にするだけでも800℃以上ひつようです。ナフタレンは防虫剤などに使われますが常温で気化するような物質です。従って気化する温度のちがいで分けるのにはムリがあります。
成る程(・0・)ナフタレンが気化し易いのなら、蒸発させてそれを冷却し集めた方がいいですね?しかも塩化ナトリウムの液化する温度が高い、安心して抽出できますね^^どんどん気化し出てくる?ナフタレンが防虫剤…タンスニゴンとかピレパラアースとかかな^^;調べてみます。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
1分間水を沸騰させたらどれくら...
-
蒸気圧が高いほど蒸発するとい...
-
鉛が蒸発、気化する温度を教え...
-
飽和蒸気圧が高いほど揮発性が...
-
気圧が下がるとなぜ沸点が下が...
-
分子量測定(デュマ法)について
-
「穏やかに煮沸」とはどの程度?
-
シクロヘキサン-トルエン混合物...
-
分子量と飽和水蒸気圧の関係を...
-
2成分液体の沸点が知りたい
-
密閉系における沸騰について
-
リグロインってベンジンのこと...
-
揮発性
-
H2OとH2Sの沸点の高さの違いと...
-
フッ化水素酸の残存性について
-
沸騰石の問題で
-
塩化ナトリウムとナフタレンの...
-
気体の状態変化
-
ガスクロでカラムでの分離原理
-
液体の蒸発速度
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
おすすめ情報