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築50年くらいの2階建ての和風の家で、破風板、母屋、軒天が木でできており、破風板と母屋は木材に塗装がしてあり、軒天はプリント合板です。破風板、軒天、軒天部分の母屋の3つは、それを覆うもの(鉄板、モルタルなど)が何もなくむき出しであり風雨に直接さらされています。

破風板、軒天についてはこちらを御覧ください。
https://yanekabeya.com/6840/
母屋についてはこちらを御覧ください。
https://polaris-hs.jp/zisyo_syosai/moya.html

破風板、軒天部分の母屋は50年間雨や紫外線にさらされて、ぼろぼろではないですがかなり痛んでいます。木目に沿って深さ1~3mmえぐれて木目が浮き出ています。

軒天は、プリント合板が剥がれたり垂れ下がったりはしていないですが表面が風化してプリントの模様は全く見えなくなっています。部分的には、少し浮いた状態になっていて手で押すとぶよぶよします。下から見る限りでは瓦からの雨漏りがあるようなひどい痛みはないように思います。

破風板を鉄板で覆う工事を工務店にして頂こうと思っているのですが、このときに軒天も鉄板で覆ってはどうかと思っています。覆い方には次の(a)、(b)があると思います。

(a)鉄板を軒天にぴったり沿わせて(当てて)ビス止めし、鉄板と軒天との間に隙間を設けない。鉄板の端と軒天との間をコーキング剤で止水する。

(b)鉄板を軒天にぴったり沿わせ(当て)ないで、鉄板と軒天との間に5mm程度の隙間を設ける。鉄板の端と軒天との間をコーキング剤で止水することはしないで、5mm程度の隙間が空いたままにしておく。

(a)の長所は吹き降りの時でも鉄板と軒天との間に水が入らないことだと思います。短所はコーキング剤の寿命(20年くらい?)が来たらまた足場を組んでコーキングをし直さなければならないこと、瓦からの雨漏りがあったときに軒天が湿気ることだと思います。

(b)の長所はコーキングをし直さなくてもよいこと、瓦からの雨漏りがあったときでも軒天が湿気ないことだと思います。短所はビスからビスまでの間の鉄板が空中に浮いているので強い風が吹くと鉄板が少したわむことだと思います。吹き降りの時には雨水が鉄板と軒天との間に入りますが、すぐ乾くと思います。

この先20~30年は軒天の心配をしないでよい工事にしたいと思っているのですが、(a)、(b)のどちらがよいでしょうか。
工務店は軒天を鉄板で覆う工事をしたことがないのでどちらがよいか分からないと言っています。

それと、鉄板で覆うよりもっとよい方法があるでしょうか。

できれば御専門の方、御経験のある方、よろしくお願いします。

質問者からの補足コメント

  • (お礼の続きです)

    でも、これは現状でのことなので、この先30年、50年たつと折れ曲がってない釘でも抜けてくるかもしれません。

    それに、母屋でさえこのような状態なので、母屋よりほそい破風はもっと痛んでいるので現状でさえ釘の保持力がなくなっているかもしれません。確かに御指摘のとおりだと思います。

    >一旦解体するか

    軒天部分の瓦、野地板、プリント合板を撤去するということでしょうか。

    それと、うちのように軒天にプリント合板が見えている構造の場合は、「軒天以外の部分の野地板は天然木であり軒天の野地板だけがプリント合板である」ということでしょうか。それとも、野地板は全部天然木であり、軒天だけは天然木野地板と垂木との間にプリント合板を挟んであるということでしょうか。

      補足日時:2018/07/19 10:10
  • (お礼の続きです)

    >下地板を重ねる事もありえると思います。

    下地板って野地板のことですよね。

    プリント合板を撤去して、現状の野地板はそのまま残して、垂木の下面に野地板を張ってその更に下面にプリント合板を張るということでしょうか。

    それと、破風そのものは比較的簡単に取り替えることができるのでしょうか。
    もしできる場合、耐候性の強い材料とか施工方法とかあるでしょうか。


    多くの御提案を頂き、何か目の前がサーッと明るくなったような気がします。
    プリント合板は屋根の一部として組み込まれているので撤去することはできないと思い込んでいました。それで鉄板に拘って、袋小路に入り込んでいました。

    専門の方からの御意見を頂き本当にうれしいです。
    どうぞよろしくお願いいたします。

      補足日時:2018/07/19 10:11
  • (No.2お礼の続き(その1)です)

    化粧垂木の下面に直接ケイカル板を張って化粧垂木を全部覆い隠してしまうのはだめでしょうか。確かに折角の化粧垂木が見えなくなるのは寂しいですが、化粧野地の傷みを防ぐという意味ではこの方がよいと思うのですが。

    >化粧野地剥がすんじゃ屋根からやり替えになるので大ごとです。

    すみません。「化粧野地剥ぎからするのでは屋根からやり替えになるので大ごとです。」ということでしょうか。

    >再度釘替えて打ち込んで下さい。

    分かりました。

    たくさんお教えいただきよくわかりました。ありがとうございます。
    また幾つか質問をしてしまいましたが、御回答いただけると有り難いです。
    どうぞよろしくお願いします。

      補足日時:2018/07/19 18:44

A 回答 (3件)

軒天にカラー鉄板の発想は専門では出ません。


そこまでやるんだったら一度軒天除去して
化粧ケイカル板でも張った方が良いと思います。
換気部材も用いて小屋裏の換気が出来るようにするべきです。
破風鼻隠しもかなり古びていると反りやねじれでカラー鉄板が
素直に張れない場合がありますし釘の保持力が無くなっている場合もあります。
足場組んでから詳細調査でしょうが一旦解体するか
下地板を重ねる事もありえると思います。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。

>軒天にカラー鉄板の発想は専門では出ません。

なぜでしょうか。

>一度軒天除去して
>化粧ケイカル板でも張った方が良いと思います。

化粧ケイカル板というものを知らなかったのですが、鉄板と比べての長所、短所は何でしょうか。
それと、プリント合板に代わるものとして、化粧ケイカル板以外に何かあるでしょうか。

>換気部材も用いて小屋裏の換気が出来るようにするべきです。

切妻なので一応矢切が付いているのでそれなりの換気はできると思います。矢切よりもしっかりした換気をした方がよいということでしょうか。

>破風鼻隠しもかなり古びていると反りやねじれでカラー鉄板が
>素直に張れない場合がありますし釘の保持力が無くなっている場合もあります。

破風鼻隠しとはこちらのページの絵のようなもののことですよね。
http://maxreform.jp/studyblog/165201241.html

うちの軒先の構造はこちらのページの上から3番目の絵(つまり、「(ヒ)広小舞 ひろこまい」という項の説明の絵)のようになっていると思います。
https://blog.goo.ne.jp/gooogami/e/80b9fc705f32e6 …

ですので、うちの家には破風鼻隠しは付いてないと思います。

軒天と破風はこちらのページの絵のようになっています。こちらのページでは垂木の上に幅の狭い天然木の板を張ってあるようですが、うちの場合は天然木の代わりにプリント合板が張ってあります。
http://www.tamura-kensetsu.com/mt/mt-search.cgi? …

母屋には鼻隠し金属板が付いていますが、母屋の鼻隠し金属板の釘のうちには浮いたり抜け落ちたりしているのが1割程度あります。浮いているもののうち手で触れる範囲のものを見ると、浮いているものは、全部、施工時にきちんと打ち込まなかったために釘の足が折れ曲がっている(つまり、釘の足の全体が真っ直ぐに母屋の中に入って行っていない)ものです。多分ですが、抜け落ちているものも足が折れ曲がっているのだと思います。

(字数制限にかかったので、続きを補足に書きます)

お礼日時:2018/07/19 10:08

NO1です、お礼と補足読みました。


質問にある破風板及び軒天井は現状ないって事のようですね。
化粧垂木、化粧母屋、化粧野地であるってことですね。
要は軒先は構造表しの茶室建築風・・・・
>>軒天にカラ―鉄板は発想しない
普通は軒天井があるのでそこは雨掛りではないのと
長もので貼るのが困難だから用いません。
それに平面を保つのが困難で平滑に仕上がらず波打ちがみっともないから。
>>小屋裏の換気も軒天井があればの話しです、もっとも
小屋裏換気も妻換気だけよりは重力換気の効く軒天と妻両方が
望ましいので新築などではそうしますけどね。
>>重ね張り
通常の軒天、破風・鼻隠しでの考え方ですが化粧垂木であれば既存垂木に副資材
30×36程度の添え木をして化粧ケイカル板とか経年劣化しにくい
材料を垂木間に張る方がいいとも思います。
化粧野地剥がすんじゃ屋根からやり替えになるので大ごとです。
>>母屋小口金物の釘浮き
木が痩せるのと台風などの振動などで自然に抜けてきます。
再度釘替えて打ち込んで下さい。
化粧小釘なので木が枯れて固くなってると打つのが大変ですが・・・
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この回答へのお礼

>質問にある破風板及び軒天井は現状ないって事のようですね。

次の(a)が破風板、軒天井なんですね。(b)は破風板、軒天井ではないんですね。
(a)
https://yanekabeya.com/6840/
http://ecotosou.jp/kakaku/hafu.html
(b)
http://www.tamura-kensetsu.com/mt/mt-search.cgi? …
http://www.tamura-kensetsu.com/tkblog/2013/03/po …

>化粧垂木、化粧母屋、化粧野地であるってことですね。

化粧垂木、化粧母屋、化粧野地って、こちらにあるようなもののことですよね。
化粧垂木 http://www.kenchikuyogo.com/114-ke/031-keshou_ta …
化粧母屋 http://www.p-miwa.co.jp/sekou/13914.html
化粧野地 http://www.what-myhome.net/09ke/kesyounoji.htm

そうであるなら、申し訳ありません。そのようです。
破風板、軒天井はなく、化粧垂木、化粧母屋、化粧野地があります。

破風と破風板の違いが分かっていませんでした。軒天と化粧野地の違いが分かっていませんでした。
すみません。

>普通は軒天井があるのでそこは雨掛りではないのと
>長もので貼るのが困難だから用いません。
>それに平面を保つのが困難で平滑に仕上がらず波打ちがみっともないから。

よく分かりました。

軒天ではなく化粧野地になっている場合も鉄板は張らないのでしょうか。
張らないとすれば、それはなぜでしょうか。
張るとすれば、質問の(a)、(b)のどちらがいいでしょうか。
同じことを何度もお尋ねしてすみません。

>化粧垂木であれば既存垂木に副資材
>30×36程度の添え木をして化粧ケイカル板とか経年劣化しにくい
>材料を垂木間に張る方がいいとも思います。

元の化粧垂木を全部化粧ケイカル板で覆い隠してしまわないで、化粧垂木がある程度見えるようにするということでしょうか。

(字数制限のため、No.2お礼の続き(その1)へ続きます)

お礼日時:2018/07/19 18:41

NO1&NO2です。


>>軒天ではなく化粧野地になっている場合も鉄板は張らないのでしょうか。
鉄板張るには釘かビス留めしますが薄い野地板は貫通します。
その結果瓦を傷つけたりするのが心配です、従ってやりません。

>>「化粧野地剥ぎからするのでは屋根からやり替えになるので大ごとです。」ということでしょうか。
化粧垂木の上から化粧野地張ってるのでそれ剥がすなら一旦屋根剥がしてからになります。

済みませんがこれ以上ここでやり取りしてもくどくなるだけです。
しかも建築の素人さんに文字だけで指し示すのは困難です。
お知り合いの建築設計事務所や信頼のおける施工店に御相談下さい。
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この回答へのお礼

再度ご回答いただきありがとうございます。

詳しくお教えいただき大変よく分かりました。
やはり専門の方は目の付け所がちがうと思いました。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2018/07/20 12:50

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