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イヤホンやスピーカーを選ぶ際に、高音質と重低音がありますがこの違いはなんですか?

私はイヤホンを買う時、取り敢えず高音質で探しています。今のところ特に失敗はしていませんが、重低音がどいうものか分かりません。

重低音の商品のレビューをみてみると、「ズシンと来る感じがいい!」と言ってる人が何人かいましたが、それはつまり音質が良いという意味なのか疑問です。

そういえば1度だけ重低音のイヤホンを買った時があるのですが、その時は音がこもってるような感じがしました。決して音質がいいと思うものではありませんでした。それは安かったのか重低音がそういうものなのか…?

A 回答 (7件)

「高音質」はそのとおり、「原音に忠実な、何も足さない、何も引かない音質」であること。



それに対して「重低音」は、ふつうに考えれば「重低音を盛っています」ということ。言外に「中高音はそれなりで我慢してね」ということです。

「重低音」は、同じ音圧を再現するには大きなエネルギーを要します。物理の「運動エネルギー」で習った通り、質量の大きいものを早く動かせば「エネルギー」は大きくなります。しかし「質量が大きい」と「慣性」も大きいので、高周波(つまり高音)に対しての応答性は低下します。
「重低音を出しやすくする」ということは、「高音が出しにくくなる」ということです。

ものの「特性」は、「あちらを立てればこちらが立たず」という「トレードオフ」の関係にあります。上でいえば「低音と高音」。
宣伝文句はその「良い方」しか言いませんから、そこに隠れた「無視された方、悪い方」が何かを、自分できちんと「忖度」して補わないといけません。
「宣伝文句」は「うそ」は言いません。「都合の悪いこと」を言わないだけです。「都合が悪いことは何か」は、自分で考えないといけません。

さらにひとこと。
イヤホンで「お腹に響く重低音」なんて、あり得ませんよね。
本来の「重低音」は、「空気全体」の振動として、耳だけではなく床や足や体全体に伝わります。その「エネルギー」が重低音です。
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この回答へのお礼

説明も分かりやすかったですし、違いもイメージできました。
ありがとうございました。

なんか…
頭よくなった気がします。

お礼日時:2018/08/10 13:25

本当の重低音は、部屋が震えるレベル。

当然、イヤホンでは、不可能。遮音、地下室の、オーディオルームを持てる、お金持ち以外は不可能な世界。
メーカーが言う、重低音は、全てが、ウソ、まやかしですが、偽物が本物なのが現実です。耳のF特は人によって千差万別、オーディオの世界は、自分が良いと思えば、それで良いのです。
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高音質と重低音は、相反する要素ではありません。


ただ、高音質を謳う製品は出力がフラットに近いものが多いのですが、重低音を謳うものは低音がやや強調されるか、低音と高音が強調されたものになります。要は出力のバランスが少し違うということです。
これだけを見るとフラットのほうが良いように思えるかもしれませんが、人間の耳は等ラウドネス曲線と呼ばれる曲線で示されるような、低音と高音は聞こえづらく中音(人の声など)は聞こえやすいという性質があり、しかもこれが音量によってバランスが変わる(小さい音だと差が大きくなる)という面倒くさい性質があります。
つまり、でかい音で聞くならフラットのほうが良い音に聞こえるが、小さい音ならフラットな出力だと低音と高音が小さくなって良い音ではなくなる、逆に低音と高音を持ち上げたような音のほうが良い音に聞こえる、というのがあります。

ついでにもう1つ付け加えておくと、人間の耳はでかい音のほうが高音質な音に感じるという性質があって、このために音源の音が小さい音と大きい音の差を小さくして小さい音もデカくして、全体的な音もデカくして、デカい音=音質が良い、と勘違いさせるような音源になっていたりします。まぁこちらは、そのうちに分かるかもしれません。

さて最初に、高音質と重低音は相反する要素ではないと書いたにも関わらず、2つの異なる仕様のもののような説明をしているので、やはり相反するものじゃないかと思ったかもしれませんが、しかしながら高音質と重低音は別物なのです。つまり重低音重視で高音質のヘッドフォンもあれば、低音質のヘッドフォンもある。フラットだからと言って高音質と言えるわけではない。そういうことです。間に音質の話も挟んだのは、音質の良い悪いというのは、判断するのがけっこう面倒くさいものなのです。

最期に、ヘッドフォンが低音が苦手というのはオオウソです。スピーカーに比べてはるかに低音が良く出ます。バランスド・アーマチュア型(BA型)と呼ばれる、低音の出力が苦手なものもありますが、それでもスピーカーに比べたら良く出るほうではないかと思います。

ヘッドフォンも方式や形を含めて多種多様な製品があります。本当は10個~くらい聞き比べて、自分の良いと思えるものを選べると良いのですが、そのようなことが出来るお店はあまり多くないですね。
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この回答へのお礼

音質が良いか悪いを感じるのは人それぞれなんですね。
人におすすめを聞くより色んなものを試すべきですね。
耳が大きいと高音質感じるのというのは初めて知りました。おもしろいですね。
となると益々人に聞くより試すべきじゃんって思います。

ありがとうございました。
とてもおもしろくて興味深い説明でした。

お礼日時:2018/08/10 13:04

>高音質と重低音がありますがこの違いはなんですか?


高音質 -- 音質が高い。高音も低音もすべてバランスよく再現する
重低音 -- 低音の出力が得意

究極の高音質であれば、重低音も十分再現できるはずですが、
お値段を考えると、どちらを重視するかで商品を選ぶことになります。

低音から高音まで均一な音楽を聴くなら「高音質」をうたった商品を
低音が多い音楽を聴くならば「重低音」をうたった商品を選べばよいでしょう。
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イヤホンやスピーカーにしても高い音、低い音が出るのは


選ぶ時の入り口なのです、最初は出てるから良いと思うのでしょうが
あなたの言うとおり音質や表現力に不満が出て来ます、
例えばバスドラムにしても生で聞くとすごい迫力でお腹に響いて
近くに居られません、そう言う音はスピーカーでも出せません
限界があるのです、新しいイヤホンを聞くと今まで出なかった音が
聞こえたり貴方にも経験があると思います、だから好みの音を
探すようになるんでしょう、重低音に興味がなければチョット気に
かけといてベースランニングなどに興味をもったら探すのも良いかも
です。
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重低音とは、そのまんま低音がずしんと前に行くという事です。



ただし安物だとそれだけで終わってしまいます。
低音を出す分、他の音を出す余裕がなくなってしまうのです。
また、それは低音自体の響きにも関わります。

例えばドラムの「ドーン!」という音が「ドーン!」だけで終わるか、その余韻まで鳴らせるか…。
そういう部分に中音~高音域や「音場」という「音と音の距離間をどれだけ出せるか」が関わります。
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イヤホンは低音が出にくいので重低音を売りにした物がありますが、低音を重視するあまり高音が出にくい物もあります。


そういうのは音がこもった感じになります。
(高音を削ることで低音が出てる錯覚が起きてるだけなのかも?)

好みの問題ですので、自分の気に入った方を買えばいいのです。
私は重低音苦手で疲れてしまいます。
高音がしっかり出る方がクリアな感じがして好みです。
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この回答へのお礼

「高音質」っで買った方が失敗しなさそうですね。
わかりやすい説明ありがとうございます。

お礼日時:2018/08/10 13:17

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