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ラジオはどのような仕組みで音声データを送受信しているのでしょうか?
音には周波数が存在しますがラジオ局にも固有の周波数がありますよね。どうやってその二つの周波数を共存させているのか不思議です。

波長の極短い(周波数の大きい)ラジオ局固有の電波にさらに波長の長い(周波数の小さい)振動を与えて高音と低音を出しているということでしょうか?
素人にもわかりやすい説明をお願い致します。

A 回答 (4件)

ラジオ波にはAMとFMがあります。



AMは、分かりやすく言えば、放送局から送り出す固有の周波数の電波(搬送波)の振幅(強さ)を音声データに合わせて大きくしたり小さくしたりしています。受信側では、その固有の周波数の電波だけを受信できるように同調させ、搬送波を取り除く(検波する)と、音声データが出てきます。

FMでは搬送波の振幅は変えず、音声データに合わせて搬送波の周波数を中心周波数から少しだけ高くしたり低くしたりします(周波数をちょっとだけ変化させます)。受信側では、受信できる搬送波の周波数に幅を持たせて同調させ、搬送波を取り除く(復調させる)と、音声データが出てきます。

音波と電波(正確には電磁波)はまったく異なりますから、共存に何の問題もありません。電波は真空中でも伝わります。音波は空気の疎密波(空気が薄くなったり濃くなったりして伝わる波。空気の振動)ですから、空気がないと伝わりません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます
電波と音波の根本的な違いはわかるのですが
どうやって音声データを電波に乗せているのか疑問だったのですがなるほど!変調というのですね。
AM と FMで変調の仕方が違うとは驚きました。
今回は双方の変調方式を詳しく教えてくださったisoworld様にBAを贈らせていただきます。
皆さまありがとうございました。

お礼日時:2018/09/29 12:44

ラジオのAM放送には、他の回答者様の説明通りですが、電波は固有の波長の電波だけ発生させる事が現在でも出来ていません。

そしてその周波数群の中央の偏差値最大の所が、所謂搬送波と呼ばれる周波数となります。そして変調された音声は、搬送波の両側に左右対称に出来た電波(サイドローブと呼ばれる)と共に送られ、受信機で検波され音声となります。この為近くの周波数が使えないので、電波の地域別割り当てが必要となります。多くのサイドローブを伴い伝送されるのです。

ラジオ=無線ととらえれば、他の回答者様が触れていないSSBが有ります。シングSルサイドSバンドBは、両側のサイドローブを片側だけに減らし、周波数の使用範囲を縮小する技術です。サイドローブは左右対称なので、反対側に片方を180°回転すれば、片方が消えると言う原理です。電波が倍使えますが、音声の特徴も半分になるのは不思議です。

可聴周波数は2万ヘルツと言われ、搬送電波は、変調の際これ以上の周波数の電波が必要です。そこで500khz以上を使用します。500khzは、国際緊急電波なので、そのサイドローブの範囲以外が、AM放送に使われます。それが東京NHK第一となりJOAKで、一番遠くへ電波が飛びます。蛇足ですが、AMはFMより遥かに波長が長いため、周波数変調には不利ですが、米国ではAM電波の周波数変調放送が有るそうです。音質が非常に良いとの事ですが、広いアメリカ国土ならではの方式です。
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ご質問から、中波ラジオ(周波数が540kHz - 1600kHz)の場合、放送局では電波に音声信号を乗せて(変調と言います)放送局から送信します。

このとき「変調器」という装置を使っています。

受信するときは、ラジオ受信機で電波を受信し、電波から音声信号を取り出して(復調、検波などと言います)増幅器(アンプ)を通してスピーカーを鳴らすようになっています。

FM放送の場合は、変調方式として「FM変調」という方式を使っています。

ご参考まで。
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