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酷暑の中で開催される東京五輪2020年大会について五輪関係者の重鎮の元首相の森よしろう氏がこんなこと言ってます。
森氏「サマータイムを導入し、しかも1時間前倒しのサマータイムじゃなくて2時間前倒しのサマータイムにしてよ。そうすれば本来朝7時スタートのマラソンも実際には朝5時スタートになるから都合いいでしょ?」
これに関してはSE屋から
「サマータイムは単純に時計の針を1時間ないし2時間進めればいいというものではない。
あらゆるコンピュータシステムを変更しなければ、医療関係(生命維持装置のタイマーなど)や金融機関(金利の問題)などに莫大な影響がある」
さらに五輪関係者からも
「マラソンのスタート時刻が2時間早まって明け方になって喜んでいるが、それなら夕刻、涼しくなってから行うはずだった競技が、午後2時の最高気温時に行われることになる。その点はどうするのか?」
どうやら結局はサマータイムは行わない方向になりそうなのですが、
五輪の開始時刻の件はさておき、サマータイム導入を
「サマータイム開始日に、突然1時間前倒しになる」
「サマータイム終了日に、突然1時間後ろ倒しになる」
から、問題が大きいと思うのです。

これを解決するために、いい方法を考えました。
サマータイム導入を2ヶ月ほどかけて行えばいいのです。
例:5月1日から6月末までの約60日間で、毎日、時計の針を1分間、進めればいいのです。
(例 23時58分59秒の一秒後を翌日の0時0分0秒にする)
サマータイム終了時も同様に
9月1日から10月末日までの約60日間で、毎日時計の針を1分間、遅くする。
(例 23時59分の後に23時60分を新設する)

こうすれば、人々の生活の中で「急に時刻が変わった」という感覚はなくなり、それこそ
夏季は毎朝、太陽が昇る時刻が早くなる、逆に秋は「秋の日はつるべ落とし」のごとく、
ごく自然に体感できるのではないでしょうか?
そしてまた、コンピュータシステムも、2ヶ月かけて1分間ずつ減らす、1分間ずつ増やす、というのも
そんなに難しくなく出来るのではないでしょうか?
森氏が言うように「2時間のサマータイム」をやりたければ、導入期間を倍にするか、1日1分を1日2分に変えればいいのです。

コンピュータに詳しい方、ご回答お願いします。

A 回答 (5件)

時間をずらすというのは、コンピュータにとってはとてもインパクトの大きい作業です。


どちらかというと、進めるよりも巻き戻す方がインパクトは大きい(順序関係が狂っちゃいますよね)ですが、
「時間」(「時刻」ではない)を重要視するもの(例えば1分いくらで課金する類のもの)にとっては、やはり時刻がずれると困ります。

世の中のコンピュータの時刻合わせの方法ですが、大きく分けて2種類あります。
1. 定期的に「お手本」サーバの時刻に強制的に合わせる
2. 定期的に「お手本」サーバの時刻を問い合わせ、ずれているならゆっくり合わせる

1の方法は、たとえばWindows10等はそういった方法で、1日に1回ぐらい問い合わせ、時刻がずれていたらそれに合わせます。時々腕時計の時刻を合わせるようなものです。これは、時刻をがっつり変えてしまっても大して影響を受けないものが採用する方法です。

2の方法は、サーバ機で多く利用されている方法です。比較的短い周期(数分に1度など)、時刻のお手本にしているサーバに問い合わせに行き、ずれがあるとほんの少しずつ(人間にはまったくわからないぐらいのペースです)お手本サーバの時刻に近づけるような補正を行います。自分の時刻とお手本とのずれが大きいと(1分ぐらいかな)、補正を諦めます。

世の中で時刻が変わると困るコンピュータは大体2の方法で時刻合わせをしていますので、ご提案の方法ですと、そうですね、だいたい半年がかりぐらいで2時間をずらすことができるのではないでしょうか(これが、No.5の方が指摘されていることです)。本末転倒ですね。

まぁ、サマータイムなんて最初から導入するのはナンセンスだと思っていました。なぜ「午前7時」にこだわる必要があるのか意味が分かりません。某アメリカとかいう国の都合に合わせるなら、午前5時にスタートでいいじゃないですか。観客の輸送なんて、鉄道会社にしてみれば「初詣列車」の運行ができるのだから、その日だけ運行開始を早めるとか可能でしょう。会期たった2週間ぐらいのことですから、比較的融通の利く人間の努力で何とかする方が現実的だと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
貴殿のようにきっちりと手法についてまで言及してくれた回答者様は初めてです。
おかげでよく分かりました。

>比較的融通の利く人間の努力で何とかする方が現実的だと思います。

そうですね、人間に出来ないことはないですよね。

お礼日時:2018/10/05 19:54

サマータイムと人間体内時計との対応策としては、貴案は最良でしょう。


しかし、影響はそれだけではなく、コンピューターで解決し得るものではありません。

1秒ずらしはうるう秒の実施で実績があるので、1分ずらしも同じです。
多くのコンピューターは標準時刻に従って時計を修正しているので、
単に標準時刻を24分ごとに1秒ずらしていけば1分/日となるので、
コンピューターシステムも応じてくれるでしょう。

大きな問題は、日本は時刻が固定していない、という世界の対応です。
その他、オリンピック競技の放送時間と米国放送界が要求する時間の関係です。

そもそも、日本がサマータイムを採用しても米国もそれに倣う事はありませんから、
森氏の要求を満足させるだけならば、単に競技時間をずらせばよいだけです。
単に、マスコミから消えつつある「森」を取り上げてもらいだけの提案としか思えません。
「斜陽の女優が突然脱ぐ」「埋もれた議員が突然問題発言」と同じ類としか思えません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>1秒ずらしはうるう秒の実施で実績があるので、1分ずらしも同じです。
多くのコンピューターは標準時刻に従って時計を修正しているので、
単に標準時刻を24分ごとに1秒ずらしていけば1分/日となるので、
コンピューターシステムも応じてくれるでしょう。

回答NO4様と異なるようですが、大丈夫なんですね。
よかったよかった。

>大きな問題は、日本は時刻が固定していない、という世界の対応です。
その他、オリンピック競技の放送時間と米国放送界が要求する時間の関係です。

ああ、確かにそうですね、
従来のサマータイムならぴったり1時間違いですから、時計の短針だけの問題になりますから単純ですが、毎日1分ずつ、ってことだと長針にも影響してきますね。そりゃ盲点でしたわ。

>「斜陽の女優が突然脱ぐ」「埋もれた議員が突然問題発言」と同じ類としか思えません。

森氏発言については仰るとおりですね、まあわれわれ国民があの人に振り回されるのもあと数年でしょう。そう遠くないうちに空の彼方へ・・・・

お礼日時:2018/10/04 19:12

一応システム屋ですが、No2さんの回答どおり、1時間が1分になったところで起きうるリスクは変わりません。


年に2回ならまだ張り付きで対応もできますが、年に120回は勘弁してください。
うるう秒がある年末年始だって待機させられてるっていうのに。

コンピュータ上の話と、人が気づくか気づかないかの話を一緒に語らないでね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>うるう秒がある年末年始だって待機させられてるっていうのに。

え? 待機してんの? そりゃ大変ですね。

>コンピュータ上の話と、人が気づくか気づかないかの話を一緒に語らないでね。

そうですか。でもそこんところをなんとかするのがコンピュータだと思うんですけどね。
自動化するからコンピュータがあるんでしょ? 世の中の何もかものコンピュータシステムに四六時中、バックアップや監視のための人間が張り付いているわけじゃないですよね? ん? もしかして張り付いてんのかな?

お礼日時:2018/10/04 18:09

現在導入している EU各国でも 廃止する方向に検討されている制度を


今更、議論する余地など有りません
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変更時間の大きさではなく


一度の変更で起きる影響の範囲が大きすぎるのです
その大きな影響のある変更を60回も行なうということになるので
もはや普通にやるより大変になります
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>その大きな影響のある変更を60回も行なうということになるので
もはや普通にやるより大変になります

ああ、そうなんですか、毎日ちょこっとずつやれば、人々は変化が起きたことをそれほど意識しないですむかなあ、と思ったんですけどね。

ありがとうございました。

お礼日時:2018/10/04 17:35

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