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夏目漱石のこころについて。
向上心のない奴はバカなのだ、という言葉を他人を叱咤激励する言葉で使っている人を見かけました。
あれはKを自殺に追いやる言葉なのに、そんなことで使うなんておかしくないですか?

質問者からの補足コメント

  • 夏目漱石は「向上心のない奴は馬鹿だ」と書いてる、だから向上心を持ってがんばりなさい、ということを言われたのでおかしいと思ったんです。

      補足日時:2018/11/16 15:16

A 回答 (5件)

夏目漱石は向上心を持ちない奴はバカでわ無くていた楽な奴だと言ったよ!!

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え?


その人、「夏目漱石の『こころ』でも書いていたように、精神的向上心のない者は~」みたいに言っていたんですか?
わざわざ「こころ」から引用したとつけていたのなら…その人うざいwそれに「読んでいません」と言ったも同然=向上心がない、んですからすごい矛盾ですね。Kが自己矛盾から自滅していったのを重ねるとなおさらその厚顔無恥っぷりが鬱陶しい。

もしも「こころ」から取りましたと明言していたのなら…
ちょっといじめて遊んでみては?もしまだ言うようなら。

作中で「精神的向上心がないものは馬鹿だ」と言われたのって二人いるじゃないですか。
先に先生がKから言われ、それを根に持った先生がKに言った。そしてその二人とも自殺してますよね、結果的には。

最初は
Kが言った意味でおっしゃったんですか?
それとも「先生」が言った意味でおっしゃったんですか?
ぐらいから始める。

Kのいう「精神的向上心」は、せっかく日蓮の生まれ故郷を尋ねていろいろ学べる機会なのに、上の空の友人に焦れて、いつもの調子で小難しく言ったんだと思いますが…。
Kって、今でいうと「意識高い系」なんですよね。意識低い奴を軽蔑していたために、その意識低い系に痛いところを指摘されて自滅していったわけです。
そのうえ、Kは学問を究めるためにそれ以外のなにもかも一切を投げ捨てる、一切の欲は妨害する邪魔でしかない、という価値観を持っていたんですから、不用意に知ったかぶりするバカを返り討ちしやすいと思います。

だいたい、「こころ」は小説であって、夏目漱石のエッセイじゃないですよね。つまり登場人物の発言なんだから、作家本人の真意とは違うところにあると考えるのが当たり前です。
それに明治~大正の人なので、価値観がかなり違う部分があるのは読めばわかることじゃないですか?

もう少し付け加えると。
夏目漱石は若いころ(といっても30代半ばですけど)にイギリスに留学したことで決定的に人生が変わった人です。
今みたいに軽々しく海外に行くことすらできない時代に国費留学しているんですから、ものすごく優秀だったんです。
それだけ優秀な頭脳を持っていたから、欧州で近代的自我というものに目覚めてしまいました。そしてそのために一生苦しみました。なぜなら、日本人は誰もまだそんなものを獲得していなかったからです。
自分だけが自我を持っていて、周囲の誰も、子供をなした妻ですら持っていない。まあ漱石と奥さんとはあまりなんというか…夫婦円満って感じじゃないですけど。
こどものころから極度の神経衰弱・強迫観念に陥るほど(高知能の人にありがち)考えがぐるぐるめぐる漱石にとって、その葛藤は相当強烈だったんでしょう。
「こころ」作中での「精神的向上心」が何を指しているのか、もしかするとさほど深い意味はなかったりするのか、私はいいきれるほどの知識もありませんが…。
「こころ」は帰国後十年以上たってから書かれています。
「精進」という、日本の古い宗教で使われる言葉を好んで用いたKに使わせた「精神的向上心」は夏目漱石にとって、決して持ち上げ、人に規範とさせるような華々しい意味ではなかったのではないかという気がします。
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言葉なんて状況によって意味が変わるんだから。


原典に固執する意味などほとんどない。

いちおう言っておくと、Kを自殺に追いやることばではない。
Kの恋の行く手を塞ごうとする言葉だった。
本人にはそれ以上の意図はなかった。
最後まで読めば分かることなのだが。
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自殺に追いやる言葉って


発想の方が
おかしいような?

回答は、おかしくないです
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もともとDNAとして死す種なのだよ。

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