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走れメロスは実は歩いていた?の疑問点。

メロスは「寝る前も惜しんで」の部分。

寝る間も惜しむということは寝てますよね?普段の睡眠時間より短いと寝る間を惜しむと言う。

24時間走り続けるのは無理な話だし、最低メロスは3、4時間は寝てたか休憩していたと考えるのが普通だと思う。

この場合、24時間計算から20時間計算になるとメロスは走っていたことになりませんかね?

A 回答 (11件中1~10件)

元ネタが・・・



懇意にしていた熱海の村上旅館に太宰が入り浸って、いつまでも戻らないので、妻が「きっと良くない生活をしているのでは……」と心配し、太宰の友人である檀一雄に「様子を見て来て欲しい」と依頼した。

往復の交通費と宿代等を持たされ、熱海を訪れた檀を、太宰は大歓迎する。檀を引き止めて連日飲み歩き、とうとう預かってきた金を全て使い切ってしまい、飲み代や宿代も溜まってきたところで太宰は、檀に宿の人質(宿賃のかたに身代わりになって宿にとどまる事)となって待っていてくれと説得し、東京にいる井伏鱒二のところに借金をしに行ってしまう。

数日待ってもいっこうに音沙汰もない太宰にしびれを切らした檀が、宿屋と飲み屋に支払いを待ってもらい、井伏のもとに駆けつけると、二人はのん気に将棋を指していた。太宰は今まで散々面倒をかけてきた井伏に、借金の申し出のタイミングがつかめずにいたのであるが、激怒しかけた檀に太宰は「待つ身が辛いかね。待たせる身が辛いかね。」 と言ったという。

後日、発表された『走れメロス』を読んだ檀は「おそらく私達の熱海行が少なくもその重要な心情の発端になっていはしないかと考えた」と『小説 太宰治』に書き残している。


ということで、本物のメロスは、電車で熱海に行ったのが真相です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

大先生の素晴らしい回答。びっくりです。走れメロスは太宰治自身だったんだw そして実際は電車というwww

お礼日時:2014/02/15 23:02

太宰治の走れメロスには「きょう未明メロスは村を出発し、野を越え山越え、十里はなれたこのシラクスの市にやって来た」とあります。



日本では1里は 4 km、十里は 40 km 往復で 80 km。人の歩く速度は「平地なら」速い人なら 7 km/hr は珍しくもありませんから、片道 6 時間で着くのかもしれません。「走れメロスは実は歩いていた?」のもとになったのはこのような考え方でしょう。

でもこれは自然な発想ではないと思います。シラクサ(シラクーザ)自体は海岸にありますが、メロスの村は「野を越え山越え」とあるように(険しいかどうかは別として)山地にあります。

ご存知のように山地では歩くのに時間がかかります。例えば高尾山の1号路(3.8km)を登るには1時間弱かかりますし、それを長時間続けるのはとても大変です。トレイルランニングレースでは 40 km, 12 hr 以内などのコースがあります。シラクサ近辺ではとくに高い山はないかも知れませんが、島の内部に向かって勾配がありますし、おそらく舗装もなかったでしょう。7 km/hr で歩けるとかマラソンランナーならこれくらいとか考えるのは早計です。メロスは特別のスーパーマンではなかったでしょうし。
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 あほかいな。



 途中は歩いても、気を取り直して「走って」頑張ったんでしょう?

 寝る間も惜しんで・・・・っていうのは寝る時間を少なくして~ではなく、そういう時間をも足して~です。

 まったく、比喩とか揶揄とか、日本純文学をなめたらあかん!

 でも、あのセリフは笑える。「僕を殴れ!」って言われたら「じゃ失礼!」って殴ったほうがすっきりするのに。
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中学生でも、もう少し科学的に検証してくれてますよ。



参考URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140206-00000 …
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メロスは走ってたんだよ



そもそもメロスの村からシラクスの王宮まで
歩いたら絶対1日じゃたどり着けない距離

しかし文中にメロスは山賊をやり過ごした後に暑さで意識を失ってます
で 水のせせらぎの音で目を覚ましますが
その間が果たして何時間だったのか これもまた検証が必要になります


しかしメロスがシラクスの王宮に駆け込んだのは太陽が最後の一片を残して地平線に沈まんとしたまさにそのとき ですから
ギリ間に合ったことは確かです つまり24時間で到着したということです
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 自分が知ってることはみんなも知ってるという前提で話しては趣旨が伝わらないです。

最近話題になった中学生の数学の自由研究「メロスの全力を検証」に関する質問ですか?

・元レポート(手書きPDF)
http://www.rimse.or.jp/project/research/pdf/work …

・解説記事
http://news.infoseek.co.jp/article/20140206jcast …

 さて、そのレポートを確認すると「メロスは24時間休みなく走っていた」などとはどこにもありませんね。村へはトラブルもなく約10時間、帰りはトラブルに遭いつつ約15時間というのがレポート作成者の想定です。もちろん往復の間に睡眠も取っています。

 なお、ここで重要なのは「数学の自由研究」であるということです。文章の記述を元に数学的に仮定して計算し、視覚的にもわかりやすくグラフを使ってまとめ、結果を出したというのが最優秀賞として評価されたポイントでしょう。
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解釈改話はいくらでも出来ます。

安倍が主観で解釈改憲するのと同じです。人それぞれです。
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青空文庫に太宰治の小説ほか多くの作品が公開されていますので確認して下さい。



普通の山道を走る程度だったらもっと簡単に走れた筈ですが、色々な困難に負けそうになりながら王や友との約束を守ったのです。

http://www.aozora.gr.jp/
http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/1567_ …
走れメロス

>>見よ、前方の川を。きのうの豪雨で山の水源地は氾濫(はんらん)し、濁流滔々(とうとう)と下流に集り、猛勢一挙に橋を破壊し、どうどうと響きをあげる激流が、木葉微塵(こっぱみじん)に橋桁(はしげた)を跳ね飛ばしていた。

>>メロスは、ざんぶと流れに飛び込み、百匹の大蛇のようにのた打ち荒れ狂う浪を相手に、必死の闘争を開始した。

>>ぜいぜい荒い呼吸をしながら峠をのぼり、のぼり切って、ほっとした時、突然、目の前に一隊の山賊が躍り出た。

>>「気の毒だが正義のためだ!」と猛然一撃、たちまち、三人を殴り倒し、残る者のひるむ隙(すき)に、さっさと走って峠を下った。
一気に峠を駈け降りたが、流石(さすが)に疲労し、折から午後の灼熱(しゃくねつ)の太陽がまともに、かっと照って来て、メロスは幾度となく眩暈(めまい)を感じ、これではならぬ、と気を取り直しては、よろよろ二、三歩あるいて、ついに、がくりと膝を折った。立ち上る事が出来ぬのだ。
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寝ております。

それもふて寝です。
しかし、それから起き上がって歩き、そして走り出しました。
みんな正直に描かれていますよ。
リアリズムです。

歩いていた?それが何でしょうか?

走り、悩み、歩き、寝た、それが人間なのです。

死ぬべき人間が自らその死地に間に合わせたという故事が重要なのでしょう。

これを涙なくして読めましょうか!?

メロスは偉大でした。

>24時間走り続けるのは無理な話だし、最低メロスは3、4時間は寝てたか休憩していたと考えるのが普通だと思う。

あたりまえのことです。
それより
作者がヌーディストだったらしいことが気がかりです。

ギリシャ人は皆そうだったのでしょうか?
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そもそもメロスの


走ったとされる距離は10里なのです。つまり40キロ。
これを三日間での往復です。といっても一日は村に居ますので、1日かけて40キロ程度です。
歩く速度は時速4キロですから、歩いても10時間ですね。

ただし、道が舗装されておらず山道や川もありますので、時速4キロとはいかないでしょう。
そう思うと、山道は走っても危ないだけなので、道のある部分だけでも走れば十分間に合う距離ですね。
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