イギリスのエジンバラにあるリースリンクスはなぜゴルフコースが無くなって公園になったのですか？ 経緯と

イギリスのエジンバラにあるリースリンクスはなぜゴルフコースが無くなって公園になったのですか？

経緯というか歴史を教えてください。

No.1 回答者： azmsyr 回答日時： 2018/11/24 12:50

1888年に都市開発のためコースを閉鎖しました。

おっしゃる通り現在は公園になっています。
リースリンクスが存在したという石碑は建っています。
この石碑には「Home of Gol」f というタイトルでそのコースの紹介と
簡単な歴史が書いてあります。
ゴルフコースの本家、元祖という意味なんでしょうねぇ。

ここは「世界最古」のゴルフコース、５ホール（２２２１ヤード）のコースです。
５ホールで２２００ヤードということは１ホールあたり４４０ヤードあったわけですから
当時のクラブでパーをとるのは至難の業だったと思いますよ。
まぁ当時はパーだとかバーディーだとかの概念がなく、いくつで上がるかの話でしたから
長いホールになったんでしょう。
いくつくらいで上がってたんでしょうね？
当時のスコアがわかるといいんですが、どう調べても参考になるものがないんですよ。。。残念ですね。

またここに集まるメンバーたちがラウンド後に近所のパブに集まりひょんな話から
「スコットランド最古」の
ゴルフクラブである「ジェントルメン・ゴルファーズ・オブ・リース」を1744年に立ち上げました。
１３か条のゴルフ規則を作ったそうです。

その後、1768年にオナラブル・カンパニー・オブ・エディンバラ・ゴルファーズと名前を変更。
1836年にはホームコースをマッセルバラリンクスに移しました。
マッセルバラリンクスの混雑に伴い、1891年に自分達専用のコースを持つことになりました。
そのコースがミュアフィールドになります。

ちなみにセントアンドリュースをホームコースにしている
ロイヤル＆エインシェント・ゴルフクラブ・オブ・セントアンドリュース（R＆A）の
前身のソサエティ・オブ・セントアンドリュース・ゴルファーズが結成されたのは
1754年とリースのクラブより10年後になります。


ジェントルメン・ゴルファーズ・オブ・リースはスコットランドでは最古ですが世界では最古ではありません。
ちなみに世界最古のメンバークラブは
スコットランドの国王ジェームス６世（イングランドではジェームス１世）がイングランドの王位を継承するため
ロンドンに移った時にリースリンクスで一緒に遊んでいた仲間も移住してきて
彼らとブラックヒースゴルフクラブを作ったのが世界最古のメンバークラブです。
これが１６０８年のこと。

しかし、なんですんぁ。。。日本では関ヶ原の合戦の直後ですよ！
江戸幕府ができて５年目くらい。

こんな時代に国王がロンドンに移ってくると仲間が一緒に移り住んでゴルフやってるくらいの国ですから
そりゃゴルフの聖地と言われるだけのことはありますね。

私もイギリスに数年住んでおりスコットランドでは３回ほどしかゴルフはしませんでしたが
南の方では（ロンドンやオックスフォード周辺）では佃煮にするほどやりました。
クラブハウスがこじんまりしてて昔の館（やかた）というイメージで静かで重厚感にあふれ
実に温かみのある雰囲気でした。
日本でいうとを小さくしたような感じかな。。。
日本も重厚感のあるところはありますがいかにも無駄にでかくてバブルの申し子という感じがしちゃって重みがないですね。
また冷たーい感じがするところが多いですね。

もちろんコースも良くて一度やったら病みつきになりますね。
日本の安っコースなどこれでゴルフコースなどとよく言ったもんだ！
よく恥ずかしくないなぁ。。。と思いますよ。