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あるオークションで「買収前」というMUSICMAN STINGRAYが売られていました。
ロゴも、アーニーボールのSTINGRAYとは違う物でした。

(1)「買収前」というのは、アーニーボールになる前という意味なのでしょうか?

(2)そしてそれは、だいたい何年頃まで製造された物を言うのでしょう?(とても古い物なのでしょうか?)

(3)また、現在一般的に売られているSTINGRAY(アーニーボール)と、作りや音は違うのでしょうか?

ご存知の方、いらっしゃいましたら、教えて下さい♪
宜しくお願いします!

A 回答 (2件)

MUSICMANという会社はフェンダーの創始者であるレオフェンダーらによって1976年ころ、創設されましたが、1983年ころ、アーニーボール社に売却され、現在に至ります。


そしてこの時期を境に、「買収前(プレアーニーといわれてます)」「買収後(アーニー)」と言われています。

さてMUSICMAN 社のSTINGRAYにはベースとギターがありますが、買収前のベースに限定してお話しすると、大きく2つに分かれます。
第1期1976年~1979年
特徴:弦を裏から通すブリッジ、マイクロティルトアジャストつきの3本ねじのネックジョイント
第2期1980年~1983年
特徴:弦は表から通す(弦がボディを貫通しない)、4本ねじのネックジョイント
(第2期の製造は一説にはジャクソン・シャーベル社が下請けで製造していたといわれています。下請けなので、ヘッドロゴはMUSICMAN STINGRAY BASSで同様です)

以上のことから一般的に「買収前の製造」とは83年ころまでのことを言うと思われますが、第1期(通称裏通し)と第2期(通称表通し)ではその構造も多少違うので、多少注意が必要です。

さて現行のものとの大きな違いは、プリアンプ、、ブリッジ、ネック構造(ジョイント方法含む)などでしょう。
プリアンプは回路が全く異なり、プレアーニーはボリューム、トレブル、ベース(ブーストのみ)の3コントロールであるのに対し、現行はボリューム、トレブル(ブースト&カット)、ミドル(ブースト&カット)、ベース(ブースト&カット)の4コントロールです。
ブリッジは、プレアーニー初期が裏通しで、ミュートつきであるのに対し、現行は表通し、ミュートなしです。
ネックはプレアーニーがトラディショナルな構造の3点または4点止めに対して、現行はアーニボール独自のノウハウで作られている6点止めです。

以上のことから、音に関しては私は全く違うと思いますが、良し悪しなどこればかりは個人の判断もありますので、ぜひとも弾き比べて違いを感じていただきたいです。
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この回答へのお礼

非常に解り易く、詳しい事まで答えて頂き、本当にありがとうございます!すごくいい参考、知識になりました。とても感謝しています。

お礼日時:2004/11/20 03:29

買収(経営統合?)は'84年の事のようです。

しりませんでした。10年位前まではMUSICMANのが売ってた気がするんですが…。

ちょっと調べた感じでは、マイナーチェンジはあるでしょうが、そんなに大きな変更は無いように思います。

EpiphoneがGIBSON傘下に入って大幅にモデルチェンジしたのとは違うと思います。

参考URL:http://www.rockinn.co.jp/maniac/musicman_bass.html
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。参考になりました。ありがとうございます!

お礼日時:2004/11/20 03:28

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