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筋トレするとテストステロンが増えるとはよく聞きますが、
どういう理屈で増えたままでいるんでしょうか?

というのは、キスニューロンからのキスペプチド→GnRH→FSH,LH→テストステロンの流れでテストステロンは生産されます。筋トレするとテストステロンは増えますが(筋トレでテストステロンが増える理屈もわかりませんが、そこはまあいいです)、増えたらネガティブフィードバックが掛かって、生産を抑えて結局テストステロンが増えないのでは?

おそらくネガティブフィードバックの掛かり方が緩むんでしょうけど、
何がどこにどう作用するかなど、詳しい方わかる範囲でお願いします。

A 回答 (2件)

不自然なまでにテストステロンレベルが上がらないと、ネガティブフィードバックは起こらないと思います。

筋トレ後に分泌されるテストステロンはとてもわずかで、個人差や、日常の振れ幅を大きく超えることはありません。

また、男性更年期障害(中高年でテストステロンレベルが低下する病気)の治療でテストステロン注射した場合に、ネガティブフィードバックが起こらないのか調べたことがありますが、注射するテストステロンは少量なので、そのような副作用は起こらないとのことでした。それだけでなく、逆に定期的に注射で補充していると、ネガティブフィードバックのリミッターが解けて、注射無しでも回復する場合もあるそうです。

NSCAの「ストレングス&コンディショニングI理論編」にも、トレーニングを繰り返すことによってホルモン分泌に慢性的・長期的な変化が現れるという記述があります。

つまり、ネガティブフィードバックというのは恒常性を保つための機能なので、テストステロンレベルが高めになる生活を続けて常態化すれば、しきい値も徐々に上がっていくと考えられます。


ちなみにテストステロンが筋肥大に重要な役割を担うのは確かですが、筋トレでテストステロンレベルを上げても、その量はほんの僅か。筋肥大の効率には全く関連性が見られなかったという報告があります。下記をお読みください。

「テストステロンと成長ホルモンは筋肉を増やすのか?」
https://athletebody.jp/2018/03/01/hypertrophy-ho …

「筋肉を太くするカギを握る「インスリン様成長因子」とは」
https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/column/15/04020 …

また、2番目に挙げたサイトでは、「男性ホルモンは筋肉からも分泌され、そのような筋肉由来の男性ホルモンは、精巣から分泌される循環型の男性ホルモンよりも、筋肥大効果が高い」という記述があります。

この2つを合わせて考えると、血中のテストステロンの量よりも、どこからテストステロンが分泌されたのかのほうが重要だという事になります。また、筋肥大を促すホルモンはテストステロンだけではありませんしね。成長ホルモンの増加に反応して分泌された、インスリン様成長因子(IGF-I)が筋肥大に重要な役割を果たしています。

それと、忘れてはいけないのが受容体の存在です。
ホルモンはそれ単体で働くわけではなく、細胞のレセプター(受容体)と結びついて初めて効果を発揮します。ホルモンとレセプターはカギと鍵穴のような関係です。筋トレすると、ホルモン分泌が盛んになるだけでなく、細胞でレセプターの合成が活性化されて数が増え、ホルモンに対する感受性が上がります。


筋トレではネガティブフィードバックが起こるほどのテストステロンは増えないし、テストステロンが多ければそのぶん筋肥大するというわけではないようですね。

アナボリックステロイドとして注射でかなりの量を注射した場合でないと、テストステロンのネガティブフィードバックも起こらないし、筋肥大を劇的に促進することも無いのでしょう。
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この回答へのお礼

詳細に回答していただきありがとうございます。

テストステロンは筋トレによって大きく増えない、増えても一時的。
しかし、筋トレを繰り返していれば、多いのが普通になり、平常時のテストステロン量が増えるということですね。

ただ、筋肥大のメカニズムというよりかは、ホルモンのネガティブ・フィードバック機構がどうして緩まるのかが知りたいです。

あと、私の知っていることを話すと、
外部からテストステロンを注射すると、自身でテストステロンを作る能力が弱まります。
男性更年期障害の原因が低テストステロンと分かっても、注射に頼るならずっと打ち続けるしかないそうです。
医者が言っていました。
(おそらく、使わないものは衰える理屈でGnRH,FSH,LHが弱まるため)

もし知っていたら教えてください。

お礼日時:2019/01/13 22:41

増えたままでいる>とんでもない、マッスルマン大会の常連の人達は日常軽い筋トレしかしません。

日常乳清を多めに摂るだけです。大会が近付いたらあの不思議な、絶対不要な筋肉まで負荷を掛けるトレーニングモードに移動します。さもないと女性の場合生理は止まり、長くやると子宮も卵巣も萎縮してしまいます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2019/01/13 22:42

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