ゆるやかでぃべーと すべての高校生はアルバイトをするべきだ。

昔見たことある日本製紙の広告に、「紙を使うと森林が破壊されると考えている方は多いかもしれない。しかし、日本製紙は製紙のために森林を伐採すると、伐採した分以上の植林をしている。
したがって、紙を使うと森林が増加される。」のようなことが書かれていました。
紙を使うことと森林が破壊されることは直結しない、というのは本当ですか?それとも、植林をしている製紙会社は日本製紙だけですか?

A 回答 (3件)

規模の問題もあります、紙の需要が増えれば森林の再生速度を上回る操業になりますから、操業量をコントロールする必要があります。


日本の製紙会社が使っているパルプやチップの生産地は針葉樹がアメリカやオーストラリア、広葉樹がベトナムやオーストラリア、チリ、南アです。この中だとベトナムがまずいですね、熱帯雨林は表土が薄く、伐採して表土が露出すると、雨で流出してはげ山になる可能性が大きいです。温帯の樹林は表土が保たれますから再生が期待できます。

こういう話は割りばしにもあります、元々、割りばしは植林維持のために間引かれた間伐材を使っていましたが、外食産業がが急伸したときに国内の間伐材では足りなくなって、輸入しましたが、配慮無く無秩序に輸入したため、一部で森林破壊を起こしてしまいました。現在は大手の外食産業が割りばしを使っていないのでこういうことはなくなりましたが、こういう話は報道されません。
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同じ論調でいえば、「石油・天然ガス・石炭は、かつて地球上で太陽エネルギーを受けて育った植物に由来するものなので、再生可能エネルギーだ」ということになりますね。



数億年かけて出来上がったものを、2~300年で使い尽くしてしまう「生成・消費の時間密度のアンバランス」が問題なのです。
「太陽光発電」のような「リアルタイムで生成して消費する」なら「再生可能」といえるでしょうが、それだと絶対量が足りません。
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一つ大事なことが抜けている。


時間である。
森林が最低限回復するまで何十年かかるか。
さらにそこにあった生態系がまがりなりにも戻ってくるまで、何十年あるいは何百年かかるか。
その間にどれだけの森林が失われるか。

増えているか減っているかはその関係の中で語られなければならない。
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