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時制の一致について

基本的な仏文法書では、主文の時制に合わせて半過去(または大過去)を用いるといういわゆる「時制の一致」が書かれています。

英語では、主文が過去でも「地球は丸い」や「12時には寝る」では現在形を使いますし、「来月引っ越す、ときのう言ってた」ではwill move を使うと思います。つまり、実際には時制を一致させるのではなく、今の自分との時間的距離を一個ずつ表現すると一致する場合が多いに過ぎない、と考えています。

フランス語の場合は、どうなのでしょうか?上記の英語の例のように考えて良いのでしょうか?それとも形式的な一致が重視されるのでしょうか?

以上、よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

英語でもフランス語でも同じですが、


・基本は時制は一致させるもの
・特に意味が無ければ、時制は一致させなければならない。


時制を一致させない場合には、それなりのニュアンスがでる。
つまり何らかの強調の意味が加わる。



>主文が過去でも「地球は丸い」や「12時には寝る」では現在形を使います

これは、「超時的真実」であること、「いつもそうなんだよ」の強調です。
たとえば、「彼は地球が丸いことを証明した」であれば、
・時制の一致をすれば、彼が過去において証明したことを表す
・「丸い」が現在形なら、不変の真実であることが強調される



>「来月引っ越す、ときのう言ってた」ではwill move を使う

これも、未来形を使えば、未来に確実に起きることだ、という意味の強調。
時制の一致をすれば、特にそういうニュアンスはない。単なる報告。



以上のことは、英語でもフランス語でも同じです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
よく分かりました。

お礼日時:2019/07/02 18:09

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