
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
>50Nのものを2m持ち上げる仕事は100Jですが、
最近の高校では、「物理基礎」のような授業では「重量」を「ニュートン:N」単位で教えるようですね。
正確に言えば、1 kg の質量に働く地表面での重力が 9.8 N なので、これを「おおよその値」として「10 N」として、「1 kg の質量」を「10 N の重さ」のように言うようですね。
(重力加速度 9.8 m/s^2 を、概算値として 10 m/s^2 として扱っています)
その意味が分かっての質問なのでしょうか?
ですから、ここでいう「50Nのもの」とは、正確には「質量 5 kg の物体」ということです。
それに働く重力が「50 N」の「ちから」です。
その「下向きの力:50 N」に逆らって上の方向に 2m 移動すると、そのために加えた「上向きの力」のした仕事は
50 [N] × 2 [m] = 100 [N・m] = 100 [J]
です。「1 ジュール」は、「1 N の力で 1 m 移動するときに加えた仕事」ということです。
>50Nのものを何m持ちあげようとしようと
>必要な力(N)は変わらないんですか?
上の説明のように、「50 N のもの」とは「5 kg の物体に働く重力」という意味ですから、これが「力」そのものです。
その力に逆らって「上の方向」に持ち上げる力が「50 N の上向きの力」であり、この力が「上向きに移動するためにした仕事」が「100 J」です。
このときには、上向きの力は「下向きの重力」とつり合った状態で、一定の速さで上に引き上げることを想定しています。
もし「50 N」より大きな力、例えば「60 N」で上に引っ張れば、「下向きの重力 50 N」との差
60 - 50 = 10 [N]
の力が物体を上向きに加速します。
その場合には、2 m 持ち上げるのに加えた仕事は
60 [N] × 2 [m] = 120 [J]
になり、上で求めた「仕事:100 J」(これが「位置エネルギー」の増加になる)との差
120 - 100 = 20 [J]
が物体の「運動エネルギー」になります。
わかるかな?
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