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拳銃、麻薬、性犯罪に対して、特別に重い刑で罰するために、刑法以外で特別な法によっての立法は可能なのでしょうか。

確かに、刑法の適用する罰則は改正によって重くはなり、特には重大な交通違反と死者数には効果が認めれられました。

しかし、拳銃と麻薬の使用、と性犯罪には死刑はないのでしょうか? 例えば拳銃の所持は殺人以外には用のないものでしょう。だからそれだけで懲役20年??

刑法では勿論こうしたことはバランスの上から考えたら有り得ないだろうが、だから刑法以外では考えられませんか??

A 回答 (5件)

刑法以外で重罰に・・・とまでは行きませんが個人的には近年導入される「裁判員制度」に期待しています。



《対象》殺人や傷害致死など一定の重大事件
《合議体構成》原則職業裁判官三名と裁判員六名(20歳以上有権者から無作為に選出)
《評決》合議体の過半数で決定。裁判官と裁判員最低一名以上の賛成必要。

この制度が導入されれば、現在より民意が汲まれた判決が出るのではないでしょうか。
厳罰化には批判の声も多く出ると思うので、まずはこの制度に期待してみてはいかがでしょう?


死刑といいますとまた別の問題が出てきますね。
現在世界では死刑自体を廃止しようという考えが尊重されつつあります。
例を挙げますと、

◎全面廃止の国(74ヶ国)・・・イギリス・フランス・ドイツ・スペイン・スイス・オランダ・オーストラリア・カナダ・アメリカ(州により異なる)他

◎通常の犯罪のみ廃止=軍法により犯罪や戦時など例外的に死刑が適用される国(15ヶ国)・・・ブラジル・アルゼンチン・ギリシャ他

◎事実上廃止した国=通常犯罪に存置はされているが過去10年以上執行されていない国(23ヶ国)・・・ロシア・トルコ他

◎存置している国(84ヶ国)・・・日本・中国・韓国・アメリカ(州により異なる)

《2001・3 『死刑存廃国リスト』アムネスティから引用》

先進国の中でも国として存置を認め執行しているのは日本だけです。だからどうというわけではありませんが世界的な流れが廃止に向かっているという事実は否定できません。

1989年に、国連総会において「死刑廃止に向けた国際人権B規約の第二選択議定書」いわゆる「死刑廃止条約」が賛成59ヶ国反対26ヶ国棄権48ヶ国で採択されました。
わが国は時期尚早として未批准です。

「アムネスティ・インターナショナル」という国際組織が1961年に結成され、当初は「良心の囚人」の釈放運動の一環として死刑廃止を訴えていましたが、1977年に「ストックホルム宣言」を出し、全面的に死刑廃止を訴えていく立場を表明しました。
同年にこの組織はノーベル平和賞を受賞され、国際社会における死刑問題の再提起にもなりました。

ただし我が国は死刑継続を支持する声が強く、過去最高裁においても死刑は合憲判決が出ており、さらに条約採択時の1989年の世論調査では「廃止支持が約16% 継続支持が約67%」という結果でした。これも日本が死刑を存置している一つの要因ではないかと思います。

中国などではかなり早期に死刑を執行するらしいですが、いかなる理由であっても、「国家」が永遠に人権を奪うことが軽視されていいわけがありません。
存置する上では慎重な議論が不可欠ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

死刑が犯罪の撲滅にどれほどの有効性を持つのか?
こうした議論がかなり行われている事はとても大事だと思っております。

ヨーロッパを中心に死刑の廃止が前向きに議論がなされているのに、日本においては何故これほどの大きな差が生じてくるのでしょうか。

歴史的に、被害者又は死に対して向かい合う姿勢、そして議論に仕方に何かの問題を見逃しているのでしょうか。

お礼日時:2004/12/31 17:07

お隣の中国なんかみるとけっこう


ぽんぽん死刑にしてるよ。
日本もそうした方がいいよ。
治安も良くなるし、善人は幸せになれる。
悪人には住み難い国にすればいいのだ。
刑法でダメなら別なシステム作ってしまえば良い。
刑法の阻止力が不足しているから
どんどん凶悪犯罪が起きるのだ。

どっかの女の子もかわいそうに、
常習犯に殺された。
もう猶予の時間はないし、
悪人に人権は不要という意見が出てきてもしかり。
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#2さんのおっしゃるとおりだと思います。



法体系として考えれば、他人の生命に危険を及ぼす犯罪については一貫した対応でなければならないでしょう。

個別に何法何法・・・ということを考えていると、そもそも何のための立法だということになるし、ボーダーのところにある犯罪がどの罪になるんだ?ということも出てくる。

刑務所の待遇については分かりませんが、日本で「餓死」する人が何十人もいるようなシャバのほうに問題があるような・・・。
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提案することは可能でしょうが、現実的に国会で本件内容が通過することは現実的に無理でしょう。



そもそも刑法は犯罪防止、抑止等のためにあるもので、拳銃、麻薬、性犯罪だけを別個にとらえることは刑法の体系上、法律の体系上成り立つことはあり得ません。

「拳銃、麻薬、性犯罪」を特別に見ているのはあなたの価値観以外なにものでもありません。罪の重さでは殺人罪を別にと言うのが筋ではないでしょうか。では、ドンキホーテのような放火は?放火は不特定多数の財産も時には生命までも奪う重大な犯罪です。そこに目がいかないのは興味がないからだと思います。

日本の刑務所は居心地がいい(らしい)だから、刑務所に入りたいが為に犯罪を犯すものもいる。二度と入りたくない。こんな環境を作ったり、刑務所不足の解消に山奥の安い土地に刑務所を作ったり。はたまた、求刑の0.8が相場と言われる訳の分からない裁判制度、もちろん刑罰の上限の大幅な見直しは必要だと思います。

参考URL:http://www1.plala.or.jp/kunibou/houritu/keikougi …
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まず、麻薬に関しては


覚せい剤取締法、麻薬及び向精神剤取締法
大麻取締法、あへん取締法
その他諸法律、法令によって取り締まられています。

拳銃に関しても
銃砲刀剣類所持等取締法によって取り締まられています。

性犯罪は現在は刑法典の中にありますね。

上記2つは特別法によってすでに
取り締まられています。
重い刑罰を加えるかどうかは
犯罪ごとによって違うので一概に言うのは
難しいですが、性犯罪だとやはり相手を
その行為によって死なせてしまったくらいじゃないと
極刑にするのは難しいでしょうね。
死刑というのは本当に慎重に判断しなければ
ならないので軽々しく死刑にすればいいというのは
少し行き過ぎなのではないかとも思います。
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この回答へのお礼

NO.1さん;
法体系の中で、複数の法によって成り立っているのは判ります。

しかし、最近ですが例えば外国人女性の売買春にしてもそうなのですが、実態としては人身売買と云う全く次元の異なった事件であるにも関わらず日本では国連から勧告が有って、やっと議論になったばかりですからね。

犯罪先進国の失敗に学んでいないのではないか、日本は既に犯罪大国になってしまった事の認識が全くないような気がしたます。

お礼日時:2004/12/31 12:27

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