とっておきの手土産を教えて

アクアスキュータムは、1960年代のイギリスですでに高級ブランドでしたか?
バーバリーやアクアスキュータムが、軍服や極地探検隊のオーバーウェアを作っていた時期があることは、何となく知っています。

市井の人々のブランド認知に、変化はあったでしょうか?
ファッションに詳しい方、教えてください。

1 常に高級ブランド?
2 「軍服メーカー」になって、再び高級ファッションブランドとして返り咲いた。

マーガレット・ドラブルの『碾臼』に、ある作家志望の女性が「汚れたアカスクタムのレインコートを着ていた」という描写があります。
大昔に読んだのですが、昨日ふと気づきました。これ「Aquascutum」のことだったのか!と。それで疑問が沸いてきました。

私は彼女を、貧しい家の出身だとばかり思っていました。
しかし、「アクアスキュータムのレインコート」なら真逆かも。
「奔放な文化人ぶっていても、結局彼女は中産階級の出である」ことを匂わせる表現だったのか。

それとも当時払い下げの軍服を着るのが流行したのでしょうか。それなら、やっぱり彼女は「風変わりだけれど魅力的な女性」として描かれているのかも。

「汚れたアカスクタムのレインコートを着ていた」の意図する表現を知りたいのです。

『碾臼』は1965年イギリス刊行の本です。

質問者からの補足コメント

  • 『碾臼』を読み解くに当たり、1960年代にアクアスキュータムがどのように認知されていたのかを知りたいです。
    トレンチコートやアクアスキュータム自体の蘊蓄は知っています。少なくとも、Wikipediaで読める程度の雑学は……。

    「汚れたアカスクタムのレインコート」が意味するのは以下かもしれないと仮定しています。

    ・かつて金持ちだったが、今は金銭的に零落している。
    ・自由人ぶっているが、中産階級趣味が抜けきらないお嬢さんである。
    ・金に困らない文化人である。汚れているのは彼女ががさつなことの描写。
    ・着るものにこだわらない女性である(軍の払い下げ品が安く出回っていた)
    ・普通の暮らしをしている女性である(当時それほど高額ではなかった)
    ・実用的な服を好む女性である(当時それほど高額ではなかった)

      補足日時:2020/05/01 00:09

A 回答 (4件)

お礼ありがとうございます。


>当時から高額なブランドだったのでしょうか。
はい、そうです。トレンチコート、今20万ぐらいですかね。半世紀も前なら日本円価格では相当だったでしょう。
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再訪。


>現在のブランド認知と変わらないという意味で高級ブランドだったのでしょうか。
そうです。ただ、一生物というか、親父から息子へと受け継いで着る事が出来るほどの耐久性を持っています。
ですので、それを着ていたからお金持ち、という事にはならないかもしれません。
実際、わたしは40年ほど前に叔父からお古のアクアスキュータムのトレンチコートをもらいましたが、
今でも現役ですよ。
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この回答へのお礼

今も昔も「実のある高級ブランド」ということですね。

アクアスキュータムを選ぶ人は、少なからず能書きに惚れてあれを買うのでしょう。その辺のことは知ってます。同等の品質でサンヨーが100年コートを作っても、サンヨーはアクアスキュータムと同等の評価は得ないでしょうけど(つっこまないでください。私はファッション自体には興味ないので)。

当時から高額なブランドだったのでしょうか。
それが鍵という気がしてきました。それがわかればわかりそう。

お礼日時:2020/04/28 19:09

私はバーバリーのトレンチコートを持っていますが、トレンチコートの生みの親はアクアスキュータムです。


アクアスキュータムはイギリス陸軍将校の外套を将校たちの要望でどんどん改良して行った結果、トレンチコートが生まれ、その後にバーバリー社が自社のと食いだったギャバでコートを作ったら軍人たちに「寒いシベリアで豪の中で使うのに良い」と評判になって爆発的に人気になったものです。
だから、アクアスキュータムもバーバリーも高級ブランドとゆうより、実用性が高いと評判になったのです。

終戦して冷戦が終わった後に一般市民にも実用性で人気になって高級化してしまったのです。
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この回答へのお礼

冷戦終了後に高級ブランド化したということは、ソ連解体後ですか。
60年代までは、実用一辺倒、軍御用達という認知があったと。
NO.1の方とは異なる意見だということですね。

お礼日時:2020/04/28 18:32

アクアスキュータムは19世紀に生まれたブランドですが、地位を決定づけたのは


第一次世界大戦の時のトレンチコート(トレンチ=塹壕)の品質の高さだと思います。
防水性、保湿性に優れたトレンチコートを作った事によって現在の知名度となったと考えて良いと思います。
以来、コート(レインコート含む)=アクアスキュータムです。
同じような道をバーバリーも歩んでいます。
なので、1960年代には当然高級(有名)ブランドでした。
1942年発表の有名な映画「カサブランカ」でハンフリー・ボガード(リック)が着ていたのも
アクアスキュータムのトレンチコートです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
現在のブランド認知と変わらないという意味で高級ブランドだったのでしょうか。

お礼日時:2020/04/28 18:29

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