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資本金と資本余剰金の意味を教えてください。資本金と資本余剰金を分ける理由はなんですか。

A 回答 (2件)

簡単に言えば・・。


資本金は出資者が企業に拠出した資金。
資本剰余金は出資したお金で資本金にならなかった余りのお金。
出資金すべてが資本金になるわけではありませんので・・。
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まず、資本余剰金ではなく、資本剰余金ですね。



株式会社の資本金とは、その会社が、その会社の債権者に向けて、「うちが存続している限り、純資産額として絶対確保しますよ」と宣言する数額です。
株式を引き受けた人から払い込まれた出資額がそのまま資本金になるのが原則ですが、会社設立時から会社が設立に当たり払った登録免許税などがあるため、いきなり、宣言した資本金額に、純資産額が満たないということも起こります。
例、株主から100万円の出資を受けたが、登録免許税に15万円払ったら、会社の純資産額は、100-15=85万円で、資本金100万円だと、いきなり純資産額が資本金額に満たない事態になります。
そこで、宣言する資本金額を出資額から(半分まで)引き下げてもよいとします。
で、資本金に入れなかった出資額を計上する勘定科目として、「資本準備金」が設定されます。
また、会社ができてから、自社株の売り買いなど(他に、新株予約権などあるが割愛)で、利益が出ることがあり、それは、「その他資本剰余金」という勘定科目に計上します(取引利益とは異質だから、損益計算書に載せず、特別な勘定科目を設定する)。

ということで、「資本準備金」や「その他資本剰余金」という、純資産の部に、資本金と別に、特別な勘定科目を設定する必要があるので、設定し、それは資本金と違うので、資本金と分け、「資本準備金」と「その他資本剰余金」をまとめて「資本剰余金」と呼び、資本金と区分けするわけです。そうして、資本金の意味が、「うちが存続する限り、純資産額として絶対確保しますよ」と宣言する金額であるまま揺るがせないでおこうというわけです。
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