

No.2ベストアンサー
- 回答日時:
結構ムツカシイ質問です。
なぜか、「適している」の内容が分かり難いから。一応簡単に。^^
1.酸化力が強い(酸化還元電位が…、やめよう)。例えば同じ酸化剤の過酸化水素を酸化して酸素ガスにしてしまいます。
2.補助試剤が要らない。例えば同じ程度の酸化力を持つ二クロム酸カリウムは酸化に際して酸性にしてやる必要がありますが、過マンガン酸カリウムはそのまま使える。ただし酸性(通常希硫酸を使う)になれば酸化能力は有機化合物の酸化による合成反応に使える程強くなる。
3.紫色が濃い。この色が消えるのもメリット。消えたということは反応したということ。また同時に色が消えれば酸化能力はないので安全。
4.上記2.で比較した同じく有名な二クロム酸が六価クロムとして環境汚染の対象として問題になったのも酸がないと酸化還元反応しない(正確に言えば遅い)から。過マンガン酸は酸化還元反応の条件が緩いので回りのものと反応して直ぐ有名な二酸化マンガンになってしまい、これは水に溶けにくい。
なるほど、こうやってまとめてみると学生実験で過マンガン酸カリを使わされた意味がよく分かる(って白髪になるまで判らなかったのかよ、汗)
googleさんに聞いたら過去問もありました。
「プールの過マンガン酸消費量を減らす方法について」
CODですね。http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1067315
下記引用URLは環境中の化合物の酸化除去の論文です。
参考URL:http://www.nippon-chem.co.jp/creative/cre2002/cr …
No.1
- 回答日時:
過マンガン酸カリウムが酸化剤として「何に」適しているのか書かれていないので、回答に困るのですが、環境カテゴリーなので、CODの測定など酸化還元滴定に適している理由を書きます。
(1)酸化力が非常に強い…酸化力が弱いと、反応が完全に進まないので、測定誤差が大きくなります。
(2)色の変化が大きい…水溶液は濃い赤紫色であり、反応後はほとんど無色になるので、指示薬がなくても反応の終点がよくわかります。
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