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プラスチックの環境汚染はCO2と同様に国際的に解決を急がれる問題ですが、路上などに多く散らかる包装用のPP(ポリプロピレン)を分解できるバクテリアは土壌中限られたところにしか存在しないのでしょうか。また海水中にはいないのでしょうか。
それに、土壌中にせよ海水中にせよ、PPを分解可能なバクテリアは、もともと何を分解しエネルギー源にしているのでしょうか。

A 回答 (2件)

何を分解しエネルギー源にしているのは現時点では不明です。

PPを分解できるバクテリアについて下記のPDFで述べています。
https://www.nissan-global.com/JP/ENVIRONMENT/A_R …
また、下記のサイトではPETを分解するバクテリアを特定/発見したと述べています。
https://www.kazusa.or.jp/dna/worlds_dna_research …
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2016年、日本人科学者がPETを分解するバクテリア発見を発表したのち、デンマークや他の国がこぞって同様のバクテリア発見とその活用法の研究を進めていますので、どんどん新しい情報があがってきています。



http://www.ijbbb.org/vol7/468-D0010.pdf
2017年の海外の文献ですが、マレーシアのマングローブの堆積物の中に生息する2種類のバクテリア(バチルスセレウスとスポロサルシナグロビスポラ属)が塩の含まれた培養液の中でPPを分解することができたと書かれてあります。
バチルスレレウスは食中毒の原因菌として昔から有名なので生態などについては下記をご参照ください。
土壌のみならず、水中にも生息します。
https://institute.yakult.co.jp/bacteria/4225/
スポロサルシナグロビスポラ属は大きなグループですが、氷河の中でも生息するものがあることがわかっています。
ですから、土壌のみならず海水中にもいるということになりますね。

またもっとも新しい研究として2019年インドの科学者がごみの山の中からもPPを分解する能力をもった別の2種類の菌(ひとつは黄色ブドウ球菌、もうひとつはアスペルギルス・フミガーツスというカビ菌)の発見に成功しています。どちらも人間の体には悪さをする菌として有名ですが、そうした菌が役立つならばうれしいことですね。
この二つの菌は検索すれば、その生態などすぐに出てきます。
https://www.researchgate.net/publication/3429185 …
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