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イギリスが覇権国家になれたおもな要因は、世界初の「産業革命」と世界最強の「海軍」ですか?

A 回答 (5件)

ナヴェさんの以前の質問にも回答したとおり、イギリスの覇権の要因は、海軍でもなく、産業革命でもなく、19世紀後半以降、海運業からの収入が大きく増えたことです。

 イギリスが世界中に蒸気船を送り、世界の物流に大きな影響力を及ぼして海運業者が莫大な利益をもたらしたからこそ派遣国家になれたのです。 イギリスが18世紀後半、世界で最初に産業革命に成功し、世界の工場として活躍したというイメージはかなり強いものですが、1710~1910年のあいだ、イギリスの貿易収支が黒字であることは、ほとんどありませんでした。「世界の工場」といわれ、綿織物工業によって世界最初の工業国家になったイギリスでしたが、物の輸出入による貿易収支から見るかぎり、それはイギリス経済に大きなプラスを与えてはいません。 まして、海軍は利益を生まない消耗するだけの組織であり、イギリスが派遣国家になれた経済的利益は何ももたらしていませんが、世界中に展開した貿易船を保護したという意味では間接的な影響があったかもしれませんが。
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確かに産業革命の影響が最大と思いますが、「運」も大きいと思いますよ。



総じて言えば、産業革命も含めてイギリスは、近代国家の発祥の地と言えますが。
フランス,ドイツ,ロシアなど、周辺にはライバル国も多く居た中で、最も平和裏に近代国家への転身を遂げてます。

すなわちイギリスだけが、未だにキングダム(王国)で、それ以外は近代国家になる過程で、血生臭い歴史もあります。
また、イギリスは「島国」と言う地政学的な要素もあり、周辺国のゴタゴタには巻き込まれにくいなどの利点がありました。
ちなみに、これらは日本も共通で、明治維新あたりでは、植民地化されることも危ぶまれた状態から、急速に先進国の仲間入りが出来た理由と類似です。

それと最後は、新興国アメリカにおいて、最終的にはイギリス勢が勝ち組となったことも挙げらるかと思います。
ぶっちゃけ、新大陸発見の頃のアメリカは、短期間に列強の一国に加わって、現在は世界最強国になるなど、当時は誰も予想していなかったと思いますが・・。
実際、アメリカと似た様な境遇のオーストラリアは、現在もやや取り残されてますからね。

アメリカの独立戦争ではイギリスが敗北したものの。
その後はイギリスにとっては運良く、フランス革命が起きて、一方のイギリスは、事態収拾で上手く立ち回り・・。
アメリカが独立国家として安定した時点では、イギリスは「アメリカにとって最重要パートナー国」と言う地位を手に入れたことは、かなり大きいでしょう。

ロイヤルネイビーも、無論、弱くはないし、要所要所では勝っているので「華やか」ではあります。
でも、細かく見れば、圧勝と言うほどではなくて、「一進一退の末」みたいな感じも多いですし。
ちょっと時代は古いですが、スペインの無敵艦隊を退けたアルマダ海戦は、イギリスが世界進出の転機となってますが。
これはイギリス側の防衛戦争で、天候の要素もあり、日本で言えば「元寇」みたいな感じでもあります。

カッコ良く言えば「大英帝国は神に祝福された国」であり、一般論では「運が良い国」と言えるとは思います。
それは「神国日本」も共通点が多く、何かとシンパシーを感じるところは多いです。
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科学革命による尺度変化、産業革命で大量に生産することになった布地、それで近隣をオーダーメードして仕立てて行ったのではないでしょうか。


拡大して行く駅、拡大して行く波止場、ユニオンジャックの威勢は止まらない。
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そうです。



あそこは島国なので、伝統的に
海軍に重点を置いていました。

ところが英蘭戦争で敗北したのを
きっかけに、海軍の更なる強化に
乗り出します。

そういうところに産業革命です。
海軍は一層強化され、植民地支配に
乗りだし、それが更に英国を
強大にさせました。
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加えて、膨大な植民地を世界にもったことでしょう。

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