dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

相関関係はあるが因果関係はない現象ってたとえばなんですか?

質問者からの補足コメント

  • 身近な出来事で表すのは難しいですか?

      補足日時:2020/06/29 17:11

A 回答 (5件)

80年代頃東京都で


「朝食を食べると成績が上がる」
というキャンペーンがあった。

実際に統計を取った結果、そういう結論が導き出されたのである。

しかし、だからと言って朝食を摂ることがそのまま成績につながったわけではない。
たとえば「朝食が毎日出てくる家庭は、勉強に向かえる環境も整っていることが多い」。
となれば、成績が上がる原因は朝食でなく勉強に向かえる環境ということになる。

この場合、成績と朝食は相関関係にすぎない。
因果関係にあるのは、成績と勉強の環境である。
    • good
    • 2

企業で統計を推進する立場の者です。



「」内に因果関係の怪しい相関の事例を書きました。

講演などでよく引用されるのは、
Messerli, (2012), New England Journal of Medicine
この論文では、コロンビア大の医師が「年間一人当たりのチョコレート消費量(Kg)と人口1千万人あたりのノーベル賞受賞者数」を国別にグラフ化しており、ここから『フラボノイドには認知機能亢進作用がある』と述べています。しかし、今日これは疑似相関の典型例とされています。
当時、カカオ類は認知症予防になるとTVでも紹介され、2012年以降日本ではチョコレート群の売り上げが4倍にもなりました。そのあおりを食って一時期森永のミルクココアが店頭から姿を消しました。原料の調達が困難になったからです。ちょっと古い話ですが記憶にある方も多いはずです。

あと、英ガーディアン紙ですが、
「米英の粗暴犯の収監者を調査したところ、幼少期に(マクドナルドのような)ジャンクフードを多く喫食している」ことが分かり、『ジャンクフードを食べると子供はキレやすくなる』と社説に書きました。たけしのテレビタックルという番組でも取り上げられ、分かったような顔をした医師が良く咀嚼すると脳内にセロトニンという情緒安定物質が分泌されるので、噛まない食品は良くないとか言っていましたが、これも疑似相関でした。
本当かどうか知りませんが、マクドナルド社は新聞の全面広告で反論キャンペーンをやったそうです『私共の顧客には多くの上流階級のご家庭がいらっしゃいますが、そのお子様は粗暴犯にはなっていません』。結局、家庭の貧困という共通背景因子があったのです。
ちなみに、番組に出演されていた大竹まことさんは「親がズボラなだけだろう!」と正論を述べていらっしゃいました。
「ジャンクフード 粗暴犯」でググれば、情報が得られると思います。いまだに肯定的に書いているサイトもあるので要注意です。

早稲田大学の統計の先生である永田先生が使用される事例は、
「小学生の靴のサイズと覚えた漢字数」です。いずれも学年が上がれば数値は上がりますが、靴のサイズと賢さには因果関係はなく、『勉強ができるようになるから、大きめの靴を履きなさい』なんて言う親はどこにもいません。ジャイアンは秀才ではありません。

喫煙と肺がんの因果関係も怪しいとされています。もちろん強い相関はあります。
これを言うと嫌煙者からクレームが付き炎上しそうですが、大阪大学の狩野裕先生のサイトに統計的に議論した話が出ていたと思います。

あと、NHKの「AIに聞いてみた」
一度番組のサイトを見て下さい。マツコ・デラックスがツッコミを入れていた事例が多数見られます。
ディープラーニングは相関関係は見つけ出しますが、何ら因果関係のないようなものまで言ってきます。それが「新発見」のように扱われた番組です。こんなのに受信料払っているんですよ。
    • good
    • 3

テレビの普及率と平均寿命.

    • good
    • 1

同年齢の子供の身長。

年を取ると同程度伸びるが互いには関係無い。
    • good
    • 2

時間が経つと増加する物を2つ持ってくればそうなります。

    • good
    • 3

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!