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年中の娘に年少からピアノを習わせています。
ぴあのドリーム1やよいこのピアノをやっていますが、数週間で一冊弾けるようになります。
一日20分の練習ですが、先生はそんなにやらなくていい、ゆっくり進めたい、と。

一日にそのくらいはやるものではないんですかね?
ゆっくり進みすぎて物足りない感じがしていいのかな、と思ったりします。
娘は今はさらーっと弾いていますので、先に進むのはまずいのかなあとかもんもんとしています。

A 回答 (3件)

音大ピアノ科を卒業して30数年の者です。


毎日のピアノ20分は親御さんからの強制や催促で弾いているのでしょうか?
親御さんからの軽い声掛け、お子さん自らであれば、とても素晴らしいことです。
教える側にすれば、毎日ピアノに触れて欲しいと思っても、それを伝えたとしても、なかなか毎日…は出来ないことです。
そこは褒めてあげてください。
自ら20分、ピアノに向かえることは、好きだからこそできることでもあります。

私がここでよく見かける「弾けている」という文言ですが、実際に弾いているところを見ないとわかりません。
「どの程度弾けているのか」です。
音を間違えながら、途中何度か止まりながらも楽譜を見ながらなんとか曲の最後までたどり着いている、のか、正確なテンポでミスタッチもなく、楽譜に書かれた強弱などをつけ、その曲の「曲想」の部分まで表現されているのか?
発表会などでは「曲の完成度」まで出来るだけ求めていると思いますが、日頃の練習ではそこまで行かなくても「先に進みましょう」はよくあります。
進度が進むほど、1曲のページ数は多くなり、テクニック的な事だけでなく、表現力も少なくとも楽譜に書かれたことは最低限、最終的に100%でなくとも、やはりその曲で習得して欲しいと思っているので、自然と時間はかかります。

ですがお子さんの場合、まだ初歩のレベル。
そんなに丁寧に、時間をかけ「ゆっくり進めたい」というほどの何かがあるとは、私は思えません。
どんどん進むことだけが良いこと、すべてではないですが、音楽、ピアノに関しては才能、適性による部分も大きく、他の人が時間がかかる部分でも、さして苦労することなく進んでいけたりする生徒もいたりします。
親御さんから見て「サラッと弾いている」ように見えるのですよね?
№2の方は「雑に弾いている」のではないか、というようなご指摘ですが、親御さんからみてそういう部分は見受けられないなら、多分1日20分弾いているとはいえ、適性があるのではないでしょうか?
そこは指導者が見極めて、基本的なことが出来ているなら、どんどん進めて問題はないように思います。
そこをあえて足踏みすることは、伸びる才能を足踏みさせる指導ではないでしょうか。
良く解釈すれば№2の方のような解釈もあり得るでしょう。
親御さんから見ていかがですか?
弾いているのを見ていて、特に手や指のカタチ、弾き方に変なクセがあったりしないなら(あれば指導者が毎回指摘しているはず)落ち着いたテンポで最初から最後まで無難に弾いているなら、毎回毎回注意されていることがないなら、そのレベルであえて「ゆっくり進めたい」理由は、指導者側にあるのではないか?と私は思います。
「その曲の何処がどういう風に弾けないから〇にならないんだ」ということがなんとなく子供なりにわかって日頃練習、レッスンして行かないと、なんで〇にならない?これくらいでなんで先に進めない?と思ってしまうこともあり得ます。
曲が〇になってどんどん進んでいくこともお子さんにとっては励みの一つだからです。
ほどほどのところで○にして「では先に進みましょう」にしないと、そのお子さんの今のスキルではその程度しか弾けない…ということもあり(先に進んだときに同じような部分が出てきたときに弾けるようになることもよくあります)いつも100%完璧に弾けないと先へは進めない…はそれなりのレベルやそれなりの年齢ならいいですが、そんなことは多分今のお子さんには適切とは思えません。

長くなりましたが結論です。
2点についいて述べます。
その先生の指導者としての器をもう一度よく見極めて頂きたいと思います。
まず、お子さんが自ら毎日20分、ピアノに向かっていること。
これを「そんなにやらなくていい」は信じられないお言葉です。
むしろ逆で褒めるべきです「1日20分もピアノに向かえるなんて、集中力があるのね。上手になると思うよ」でしょう。
集中力はこの先ピアノに限らず、おそらく他の事(勉強等)でも行かされると思います。
どんなことでも集中力や根気は大事です。

2点目。
私がよくここお見かけしたり回答したりする、いわゆる指導者側の意図…です。
お子さん程のレベルにおいて「ゆっくり進めたい」というなら、その先生がどんどん進んだら困る…という可能性があり得ます。
以前、親御さんからの質問で、先生が同じようなテキストを何冊も与えている、他の教室のお子さんと比べたら進度の進み具合が遅い…というような内容だったかと記憶します。
要するに先生の力量がさほど出ない場合、そのお子さんを生徒として手元に置きたいなら、どんどん進んで、自分の力量を超えたら教えられなくなります。
指導者側は教えられるのは自分が学んできたレベルまでであり、それ以上のレベルの指導はおそらく無理だからです。
そういう時は次のレベル指導者に引き継ぐべきなのです。
スポーツも勉強も同じだと思います。
ふきこぼれ(出来る人)を見て見ぬふりをすること、そのままにしておくこと、気づかないことはもったいないです。
クラス授業なら仕方ない部分もありますが、ピアノは集団でするものではないので、お子さんがどんどん器用に進んでいけるなら、それを伸ばしてくれる指導者を求めた方がいいです。
音楽、ピアノに関しては幼少期の適切な刺激、指導は大事です。
大人になってからの習得はなかなか難しいことが多いです。
たとえ将来音楽の道に進まなくても、得意な事、好きな事、人から認めてもらえることがあることは自信につながったり、心の支えになったりすることもあります。
先生の経歴、音大のレベル、ピアノ卒かどうか等は大事な事だと思っています。
勿論作曲科卒でも、活躍されてピアノが上手な著名人もいますので一概には言えませんが…。
音大当時、声楽家の友人のピアノ伴奏をしていたこともありますが、声楽科の友人知人はおおよそピアノのレベルはソナチネ、ソナタ程度でした。
でも卒後は皆地方に帰ってピアノの先生です。
最初から声楽を学ぶお子さんは合唱部でもない限りいないでしょうから、ピアノを教えることはよくあることです。
私で言えば、小中時代はNコン目指して合唱部でした。
ピアノ伴奏もしていました。
副科として芸大卒の声楽の先生から個人レッスンを受けたこともありますし、保育士免許を取りたいという人に、童謡の弾き語りを指導して、合格させたこともありますが、合唱ならまだしも「声楽」で言えば非常に器は小さいです。
コンコーネ、コールユーブンゲンならいいですが、イタリア歌曲、日本歌曲あたりは少々かじった程度です。
管弦打楽器に関しては音の間違いやバランスは、耳でわかりますが、一つ一つの楽器の特性や演奏の仕方は学んでいないので、指導はできません。
専門があります。

指導者側からすると、普通はどんどん進んでいってくれたらうれしいはずです。
それを足踏みさせるような言葉は、やはり何らかの理由があるのでしょう。
レッスンが復習なのか予習なのか?両方混ざったレッスンなのか?
お子さんが、楽譜を見てすぐ弾ける、レッスンで音や指、弾き方などの間違いを指摘された時、その場で修正し、弾ける…のであれば、何度も言うように変なクセや弾き方をしていないのであれば、お子さんはピアノに適性があると推測します。
親は子供にいろんなことをさせながらも、適性のあることはどんどん伸ばしてあげていいと思いますので、場合によっては別の指導者の方が、お子さんは伸びるかもしれません。
そこは親御さんの判断が大事かと思います。
親御さんが今なんとなく漠然と感じていること、多分正しいのではないかという気がします。

質問疑問などありましたら遠慮なくどうぞ。
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娘さんのペースでよいと思いますよ。

本人のやりたいようにやらせるのが一番です。
少なくとも、好奇心ややる気をそぐようなやり方は避けた方がよいでしょう。

ただ、先生は「やり散らかし、不完全なのに飽きて次に行こうとする、粗製乱造」といった傾向があるのではということを気にしているのだと思います。もう少し、細部に気を配りながら完成度を上げるという進め方もさせたいのだと思います。
娘さんの性格や実際の「出来栄え」を確認しながら、先生と相談しながら進めればよいと思います。
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娘さんのペースが第一です


周りがとやかく言うと、ピアノへの興味が薄れてしまう可能性が上がります
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