
A 回答 (2件)
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No.2
- 回答日時:
>両方とも殺す対象がずれて違う人を殺してしまったんですよね?
客体の錯誤の場合は、対象はずれていません。行為者はXに弾を命中させようとして発砲して、その結果、Xに命中しているのです。でも、行為者は、Xを甲と思っていたけど、実は、Xは乙だったというような場合です。一方、方法の錯誤はXに弾を命中させようとしたが、弾が逸れて、Xとは別のYに弾が当たった場合や、Xに弾は命中したが、そのまま弾はXを貫通してYにも当たったような場合です。
No.1
- 回答日時:
異なる構成要件にまたがる錯誤は、抽象的事実の錯誤といいます。
つまり、甲を殺そうとして、器物を損壊したような場合です。
これに対し。
具体的事実の錯誤、つまり同一構成要件内の事実の錯誤というのは、
客観的事実と認識の食違いが同一の構成要件の範囲内である場合の
錯誤をいいます。
この具体的事実の錯誤には、
・客体の錯誤、
・方法の錯誤、
・因果関係の錯誤
があります。
例えば、甲を殺そうとして殺したところ
それは乙であった、というのが客体の錯誤
です。
方法の錯誤、というのは、甲を殺そうと発砲したが
外れて乙に命中して乙が死んだ、という場合です。
想定した因果関係とは異なった因果関係を
辿った場合が因果関係の錯誤です。
この回答へのお礼
お礼日時:2020/07/29 20:41
抽象的事実の錯誤は理解できました!
でもその他が理解できません
具体的事実の錯誤の2つの具体例は同じに感じてしまいます
両方とも殺す対象がずれて違う人を殺してしまったんですよね?
どう区別したらいいのでしょうか?
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