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イージス艦(およびその他の艦船で)利用されているガスタービンエンジンについて質問します。

(1)艦船のどのあたりに搭載されているのか?(例:真ん中あたり?)
(2)出力の取り出し方はいわゆるターボプロップと同じ?
(3)ギアボックスの配置なんかを考えると、エンジン自体は、逆向きに配置されているのでは?
 (エンジン→ギアボックス→スクリュー、として考えると、逆向きの方がいいのでは?)
(4)せっかくジェットエンジンなので、排気を後ろに向けて、少しでも推進力にできないのか?
 (いっそアフターバーナーは使用できない?)
(5)空気の取入れが、飛行機よりも大変そう(抵抗が大きいのでは?)なので、出力は控えめ?

などなど、あまり雑誌等には載っていない、細かい点をお願いします。

A 回答 (1件)

(1) 現用艦の艦内配置は機密となっているが、煙突の下辺りにガスタービンエンジンがあると思っていいです。


昔は、排気が高温であるため、煙突は低くするのが普通だったが、今のガスタービン艦は外観でそれが判らなくなっています。
昔のガスタービン採用の初期の護衛艦では、エンジン交換用の丸穴(もちろん蓋有り)が煙突近辺に開けられていました。

(2) 出力の取り出し方は、ギアをはさんで、変速機、ギア プロペラシャフト となっているが、大型の船舶は、多くが可変ピッチプロペラを採用(このあたりもターボプロップ機と一緒)しています。
COGAG方式はターボプロップと似たような方式(↓で模式図あり)で、ターボプロップの方が単純かな?。

https://oshiete.goo.ne.jp/qa/11830120.html

今のトレンドはCOGLAG方式という、巡航用のエンジンで発電機を回して電気モーターで推進、高速時に別のエンジンも使用するシステムも採用されている。
いくつかのエンジンを複合して鑑を動かすのは昔からあり、巡航用のガスタービンと高速用のガスタービンを使い分けたり、
ガスタービンでもディーゼル併用や、原子力推進でも蒸気タービン併用とか昔はありましたね。

(3) ギアや変速機の配置が複雑なのと、ダメージコントロール上のことも考えないといけないので、設計の仕方が民間船と異なる。模式図のような感じが一般的らしいです。
  近くに機関部の全てが集中していると、非常に拙いです。

(4) エンジンの排気が高温で昔は、設計に苦労していたようです、艦上で排気するのも、やはり煙突のような、人や電子戦用の精密機器から離れた場所が良いです。
  海中への排気は水圧が有ったり、不意のトラブルで浸水の危険があったりするので出来ないです。

(5) 空気の吸入口は今でも苦労しています、艦の上部構造物側面に並んでいる吸気口がガスタービン艦では目に付きますが、今はガスタービンの軍艦が主流となったので、それが目立たたなくなりました。
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