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多項式環の元f(x)はxを写像fで写した像f(x)とは異なりますよね?実際、多項式の元f(x)が例えば、f:R→Rのように書かれることはまずありません。

A 回答 (2件)

多項式 f(x) と多項式関数 f : K → K ( a → f(a)) との関係について。



多項式環 K[x] の係数体Kが有限体なら,多項式 f(x) ∈ K[x] と多項式関数 f とは区別されねばなりません。
なぜかというと,Kの0以外の要素の全体をK* とすると,これは乗法に関して可換群になります。K の位数をq とすると,K* の位数は q-1 なのでラグランジュの定理によってa ∈ K*なら,a^(q-1)=1,∴ a^q = a 。これは a = 0 のときも成り立つので,KからKへの写像としては,f(x) = x^q と g(x) = x は同じになってしまいます。だから,多項式と多項式関数を同一視することはできません。
係数体Kの標数が0の場合は,多項式と多項式関数を同一視することは可能です。

多項式はx に何かを代入することを考えていない,あるいは考える以前の文字式です。x への代入を考えるときに写像(多項式関数)になります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2020/08/29 11:54

多項式間の元は関数 (写像) そのものなので「像」とは異なる.

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